私のお味噌汁が美味しい。
私は お味噌汁が嫌いだった。 実家で 毎朝 朝食に出るお味噌汁はいつも残していたし 外で定食を食べる際ついてくるお味噌汁も ほとんど口にしなかった。
私が初めてお味噌汁を飲んで美味しいと思ったのは
当時職場の同僚のご実家に行った際(同僚のお母さんが
お家でお茶を教えていて 私もやってみたかったので
参加させてもらった)お昼ご飯に同僚のお母さんが出してくれたお味噌汁。
「な なんだこれは!!!」
と感動した。
「今まで食べたお味噌汁で ダントツにおいしくて感動したので 作り方を教えてください!」
と言ったのだけど
「フツーに作ってるだけ」
とのこと。
フツーとは?!
この出来事は 30代前半の頃。
で 35歳で実家を出て 今のパートナーと一緒に同棲を始め
それをキッカケに 少しずつ料理をするようになった。
あのお味噌汁が作りたいと思った。
あごだしを使っていると聞いたので
粉末のあごだしを使い 白味噌だったので 白味噌を使用。
全然 あの味にならない。
相変わらず 味噌汁を好きになれなかったのだが
2年くらい前だったか テレビで 簡単なダシのとり方みたいなのをテレビで見た。
ほんだしと
えびせん(かっぱえびせんじゃなくて 丸いやつ。
わかるかな?)を煮出してダシをとるってやつなんだけど
試しに それでお味噌汁を作ったら 美味しいお味噌汁ができた。
そこからお味噌汁が好きになった。←単純。
しばらくの間 そのやり方でお味噌汁を作っていたが
お味噌汁作りに目覚めた私は
ある日 昆布でダシをとってみようと 完全に見よう見まね的に なんとなくでやってみた。
水に昆布を浸し しばらくしたら 火にかけて
出たんじゃね?って思ったら昆布を出して
ほんだしを入れる(結局ほんだし(笑))。
これもまた美味しいお味噌汁ができて しばらく
この作り方になった。
昆布がなくなったタイミングで ダシではなく
入れる野菜を工夫してみようと思い 例えば
キャベツを炒めてからお味噌汁に入れてみたり
きのこをバターで醤油炒めしてから
お味噌汁に入れてみたりした。
あるときは ウインナーを入れて ほんだしではなく
コンソメキューブを入れてみたり
かぼちゃや 大根やにんじんなどの煮物で美味しい野菜の場合は ほんだしとお湯で煮る時間を長くしてみたり
どれもこれも間違いなく美味しい味噌汁ができる。
好きこそ物の上手なれとは よく言ったものだなと思う。どんどん私のお味噌汁が美味しくなるし
作るのが楽しくなった。
そのうち 本格的にダシとか丁寧にとって作ってみたいけど
ほんだしで十分かもとも思う。
だって 十二分に美味しいし。
ちなみに今年の 味噌汁始めは 今日作った
大根とにんじんと白菜とお豆腐とネキの味噌汁。
(写真撮り忘れた)
大根と白菜は 去年 知り合いの畑をやってる方からの差し入れで 無農薬のこだわりの野菜。
ほんだしと醤油と酒も入れて野菜を十分煮てお味噌をIN。
美味しくて 満足。
自分で作ったものが 美味しいって なんだか幸せ。
嬉しい!嬉しい!!嬉しい!!! ありがとうございます♡