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妊婦さんや産後のママ、時間を作って身体をととのえることから始めてみたらいいと思うんだけど…

というなんとも自信無さげなタイトルなのは、これから書くことが私の理想論だからである。

話があっちこっちに行って読みづらい文章であることをお詫びする。

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私が所属している日本マタニティフィットネス協会のホームページのトップに、

『妊娠をきっかけにママと赤ちゃんのための健康でキレイなカラダづくり』

という標語がある。

なるほどなぁ、妊娠って自分の生活習慣を見直して改善する良いきっかけだよなと思う。

体重のこと、食事のこと、出産や育児には体力が必要なことなどなど、産婦人科の先生や助産師さんから口酸っぱく言われたり、ネットに色々情報が出ていたりする。

頭では、運動した方がいいことも、栄養バランスの取れた食事がいいことも、心穏やかに過ごした方がいいことも分かっているけど、

仕事がある、上の子の育児がある、ワンオペ育児である、周りに頼れる人がいない…などの理由で、母という生き物はきっと疲れている、

だから自分のために時間を作るなんて出来ない!

んだと思う。

母たちが疲れている状況を考慮せず、

「ストレッチしましょう、身体を動かしましょう」といくら言っても、なかなか響かない。

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そこで私は、「ととのえる」という表現を使いたい。

部屋をととのえる、暮らしをととのえる、といったノリで、身体をととのえる。

料理して散らかった後の台所を片付けるように、料理するための食材を買いに行くように、

母たちには、自分の身体をととのえる時間を、どうかこうにかして作ってほしい。

仰向けになって、1分間集中して腹式呼吸をするだけでも、それを毎日続ければ(ここがハードル高いんだと思うけど)腹圧が高まって動きやすくなったり、不良姿勢が改善傾向になったり、便秘が解消されたり、ちょっと気持ちが落ち着いたり…しないだろうか。

腹式呼吸で腹横筋に刺激を入れれば骨盤底筋にも刺激が入って尿もれや臓器脱の予防にも繋がるんだけどなぁ…。

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自分の身体をととのえる方法を知るために、運動指導者という専門家に時間とお金をかけてほしいという気持ちもあるが、これもなかなかハードルが高い。

ママ向けのクラスは、地域の公民館や保育園などで無料なものが多いし、自分のためにお金をかけることに引け目を感じる方もいると思う。

そして、肩こり腰痛なんて母なら持っていて当たり前、みたいな感じで、そんなに困ってないからそのためにお金と時間をかけるのもなぁ…という方が多い気がする。

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こうなったら、母になる前から、ある程度身体をととのえることに慣れ親しんでもらう作戦しかないのかもしれない。

学校の体育の授業のように、走ったりマットで転がったり球技をしたりするだけではなく、自分の身体の使い方の癖や身体の機能を知ることも大事なんじゃないかなと思う。

小学校高学年くらいの時期から、自分の身体を知る・身体について考える機会や経験があれば、大人になってからもそれが活きるのではないか。

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なんでこんなことを考えるのかというと、自分が子育てをしてみて、一生付き合っていく身体をもっと大事にしないと、歳を重ねていったときに私の身体はボロボロになってるんじゃないかなと思ったからだ。

何歳になってからでも身体は変われる。

しかし、丁寧にお手入れをした物の方が長持ちしやすいのと同じで、身体も毎日お手入れ、すなわちととのえることが大事だと思うのだ。

世の中のママたちが、もっと自分の身体に興味を持ってもらうにはどうしたらいいんだろう。

私に出来ることはなんだろう。

色々なことを考えながら、今日も私は自分のトレーニングメニューを行うのである。








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