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患者安全推進者養成講座に参加してきました②

地域を明るくするリハビリテーション専門職の会 大和の岡原です。
当会は、市民活動団体として地域を明るくすることを目的に活動しています。

今回の内容は、職場に関するものです。

患者安全推進者養成講座

私は普段は病院で理学療法士として働いています。
その中で私は昨年から、安全対策小委員会に所属しています。
9月から患者安全推進者養成講座というものに参加させて頂いています。

2023年10月7日(土)に2回目の講座を受けてきました。

5S活動

「5S活動」とは様々な職場で行われている改善活動で、モノの整理・整頓から始まり、職場の様々な問題を解決していく活動です。

業務効率化、安全対策、チームワークの向上など、どの職場にでも効果があるため、今では世界の病院・医療機関で取り組まれ始めています。

5Sは整理、整頓、清掃、清潔、しつけの略で、ローマ字で書いたときにすべて頭にSがつくので「5S」と呼びます。

整理

整理とは「要るモノの要らないモノ、急がないモノに分けて、要らないモノを徹底的に処分すること」です。
捨てることをしていかないとモノはどんどん溜まって有効スペースが狭くなり、働きにくい環境になっていきます。
職場を「必要なモノのみ」の状態にすることが重要です。

整頓

整頓は「必要なモノをいつでも誰でもすぐに取り出せる状態にすること」です。
医療現場では共有で使うモノがたくさんあります。
それら共有のモノが使用後に元の場所に戻されていないと、その都度「探す時間」というムダが生まれ仕事が遅れてしまいます。

清掃

三番目の清掃は、「誰がやっても同じきれいな状態を維持すること」です。きれいと感じる基準は人によって違います。
医療現場では衛生管理が重要課題になるので、この「きれいの基準」をみんなで統一して、常に一定の綺麗な状態をしっかり維持していくことが大切です。

清潔

清潔は「整理、整頓、清掃の3Sが標準化されて維持されている状態」を言います。
整理整頓や清掃を不定期に単発で行っても、すぐにまた元の状態に戻ってしまいます。
大事なのは整った使いやすい綺麗な環境を維持していくこと。
そのため、すべてにルールを決めて標準化し、それをみんなが守れる仕組みを作っていくのが清潔です。

しつけ

しつけとは「清潔な状態が習慣化し、当たり前になっている状態」を言います。
上記の清潔な状態が習慣化されて、みんなが当たり前に無意識にできている状態のことです。
このレベルまで来ると、みんなが些細なことに気がつくようになり、異常をいち早く発見して早期に改善していくことができます。


5S活動の目的には「安全」「効率的」「快適」のがあります。
復習しつつまた来週に研修があるので学んでいきたいと思います💪


https://smilehousekeeping.com/blog/archives/7233


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