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身の回りに存在する街のインドカレー屋が潰れない理由

皆さんの住んでいる地域にインドカレー屋はありますでしょうか。
住んでいる地域によって差はあると思いますが、私の場合半径1km圏内に最低でも3店舗ほど存在します。

ここで皆さんに考えてもらいたいのが、身の回りのインドカレー屋さんで潰れた店はあるでしょうか。おそらくほとんどの場合、名前を変えて再びインドカレー屋さんとしてオープンしているお店が大半だと思います。

飲食店の競争率が激しい中、なぜインドカレー屋は潰れないのでしょうか。
今回はその理由について紹介します。

なぜインドカレー屋が増えたのか


2000年代初頭は、全国で300店舗しか存在しなかったが、ここ10年の間で2000店舗以上のお店が新たに誕生しました。なんとそのは数4倍ほどです。インドカレー屋が急激に増えた理由はいくつかあります。例えば2000年問題も関係します。

2000年問題とは、西暦2000年以前に開発・運用されていたコンピュータシステムの一部が日付データの年号部分を西暦の下二桁で管理しており、1999年から2000年になると同時に一斉に異常が生じ社会を混乱させるとされた問題。

2000年問題とは-コトバンクhttps://kotobank.jp›word›2000年問題-6911

その際、多くのインドIT技術者が来日した事により、インド料理屋が増えていったそうです。

第二次エスニック料理ブーム

女性は男性よりも嗅覚が優れているという医学的にも証明されており、香りの強いエスニック料理などを好む傾向が分かりました。そしてそこにオーガニックブームが重なり、健康志向の女性たちの間で爆発的な人気を集めたのも店舗数が増えた要因の1つである。

それに伴い、全国で2000店舗以上にまで拡大する巨大マーケットを築き上げたのです。

次にお店の経営面にフォーカスして、インドカレー屋が潰れない理由を解説していきます。

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