どれもこれも愛してたよ

金曜日は大好きなコナンの再放送があったので、しんどいのも合間って定時帰宅。
コナン見ながらご飯。
コナンヲタクなわたしは、内容も覚えていた。

昨日は朝から久しぶりにお見合いのアポイント。1か月ほど前から決まっていたし、仮交際との彼ともどうなっていくのか、相手の気持ちも見えないから不安が不安を呼ぶので、ネタを増やす意味でも明るく元気にこなした。
相手はいい印象を持ってくれたみたいで、仮交際となった。

ただ、わたしはどうしたいんだろう。ずっとずっと気持ちが迷子だ。
一番好き、大事な人、大切な人はこれからもずっと「忘れられない彼」だ。けれど、それはそばに置いておいて、進めている。そうでないとわたしの人生はどうなるのか怖くなる。

就活を思い出す。リーマンショックで本当に就職できるか不安で100通ほどエントリーシートを応募し、面接に行った。あのとき、「内定がゴールではありません」と言っていたお兄さんの言葉なんて信じてなかった。内定をもらえなかったら、その先は望めなくて、あの時のわたしには内定がゴールだった。
でも、働いてみてわかる。内定はゴールじゃないの。紆余曲折、たくさんの気持ちを感じながら10年働いてきてやっとそれが心底理解できる。結婚もそうだと思う。結婚がゴールではない。スタートなんだろうね。

今日は学生からの友達兼同期の友達と個室ランチ。仕事については、絶対的に彼女と話すことが一番安心できる。彼女がいたから、ここまで来れたと言っても過言ではなくて、彼女がいてくれて良かった、本当に。

昨日帰り際に一目惚れして買ったレースのタイトスカートにヒールのパンプスで出かけた。久しぶりに女性らしい格好をして歩く自分が、いいな、と思った。友達にも、そのスカートかわいいねって言ってもらえた。
コロナ禍になって、服もほとんど買わなくなり、昨日久しぶりに自分にご褒美をした気分になった。

彼ならきっと、かわいいねと惜しみなく褒めたと思う。そんなことを、大きな交差点を歩いているときにふと思った。その交差点ははじめてあなたがわたしに好き、チューしたいと言ってきた交差点だった。

もう7か月以上会っていない。
去年の今頃のメンタルは今にも死ぬんじゃないかくらい落ちていたけど、少しずつちゃんと思い出になっている。ふと思い出すことは仕方ないし、話したいなって思うことも仕方ないと思う。だって、わたしが生きてきて心から一番大好きだと思った人だから。

でも違う人生を歩むしか方法がなくて、それだけはどうしようもないことで、心の中でそっとずっと好きでいることだけは許してね。わたしもあなたのどれもこれも愛してたよ。