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わたしと取り扱う商品について

【 わたしについて 】

・東京の大学を卒業後、100社以上の就活を経て都内のインフラ系事務職として就職

・就職後5年間、昼間は事務員として営業事務をこなす

・主任合格後、ふと見えた会社の闇・仲の良い同僚が辞めモチベーション低下。そんなときに聞いた乃木坂46の「日常」。山手線に揺られながら、転職を決意。

・地元に戻るため、公務員試験を受けるが不合格

・自営業での社長(父親)が始めた自社ブランドについて興味を持つ

【 会社について 】

・プラスチック製造業

・超地元零細企業

・2017年よりスパッタリング装置を導入(補助金あり)後、スパッタリングを使った新たな商品を独自に開発

・独自開発した商品は全く売れず、サンプルだけが有り余る状況(当時)


上記を踏まえながら、私のブログは読んでいただければ幸いです。

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私が入社する前に、当社は2017年から「ART MIRROR」というプラスチックでできた鏡を売りに出していました。

ART MIRRORの特徴

・167mm×129mmのフォトフレームサイズ

・厚さ4cmのビス付き、結構大きい

・素材はアクリル板、重さは136g

 インテリア商材として、お土産店での販売を目標に掲げていました。

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父の売り文句

・割れない鏡→プラスチック素材でできているため、ガラス製の鏡に比べ耐久性に優れているため。

・美しい反射する絵柄→ホワイト加工をしないプリントをして、光沢感を楽しめ、絵柄が浮き出たように見えるため。

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 当初、父としては絶対的な自信があったようでしたが、私を含め3姉妹(うちは3人娘)から大批判の嵐。



 どうしてだと思いますか?



 絵画だったからです。外国人からの受けはいいかもしれないが、女子の可愛いとは一切結びつかず、「絶対売れない」と言い切っていました。そもそも性別が違うから仕方がないのかもしれませんが、当時の社長は自信に満ち溢れていて、そんなこんなで大批判を食らっても父(社長)は市内を中心に営業に回っていました。

しかし、製造ラインの面倒だけでも大変。営業活動は長くは続きませんでした。結果、



「絶対に売れない」



娘たちの意見は現実となりました。売り上げは親戚が買ったもののみ。2017年から2019年まで、この「ART MIRROR」は実店舗で一個も売れず、営業にいっても「大きいから」という理由で取り扱ってくれる店舗はありませんでした。

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 そんな父を2017年から見てきて、【詳細に言うと2017年当初はもっと大きい商材で値段も高かった】手伝ってあげたい気持ちが大きくなったのは親孝行というべきか…。はた、自分も売れると思っていたのか。同情か。


 まぁ、そんなことは置いておいて、とりあえず全く売れない商品を売る任務を自分から担いました。それが昨年2019年9月のこと。


もともと自営業家庭であり、父の仕事は手伝いたいなぁ。実家に帰って親の面倒を見てあげたい。

そんな気持ちも相まってか、当時勤めいた会社に不満を持っていた私は転職を決意しました。結構強気で結婚を機に移住し、全く新しいジャンルで再出発を果たすことになりました。


昨年9月より、東京の半公務員及び自営業の娘の二足の草鞋を履いて活動しておりました。10月より本格的に転職しました。

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