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善も悪も無い。あるのは表と裏だけ。

ここ最近の所感。

人間というものは、何事にも善悪のラベルを付けたがる。
そうやってハッキリさせる事で安心したいから。余計な事を考えたくないから(認知負荷を減らすため?)。
勧善懲悪の物語にカタルシスを得るのもその延長なのかもしれない。

でも物事はそういった数直線的なものではなくて、コインのような裏表があるだけだ。

何事にも良い面と悪い面がある。
誰かにとっての正義は誰かにとっての悪。
人生というものは、“自分にとっての”良い面をどれだけ拾えるか、悪い面をどれだけ最小限に抑えられるかのゲームなのではないかと思う。

例えば今の私はフリーター生活をすることで、好きな時間に好きな事が出来ているし、煩わしい人間関係からは解放され、ストレスも軽減しているが、正社員の頃に比べたら給与も低いし、仕事から得られるスキル・成長というのも減っているだろう。正直に言うと、将来の不安もある。

でも今の私にとっては、余計なストレスを排除して自分の世界・時間を守ることが最重要であるので、デメリットに関しては、節約を心掛けたり、スキルは副業を通して磨いていこうという事で自分なりに納得している。
それでも不安が全く無くなったとは言えないのだが、また無理して働いて身体を壊してしまうより何倍も良い。

そこに正解はない。
だけどもそれは怠惰と妥協の延長ではなく、熟考の末の選択であるべきだと思う。
そのためには、自分という人間の性質を理解する事や、孤独に内省する充分な時間が必要だ。

だから他人の意見に左右されたり、比較する事は無駄なのだ。
そもそも、自分と全く同じ考えの人なんて存在しないのだから。


梨女(@xxnashimexx)




ありがとうございます。 ちょっといいご飯を食べたいと思います。