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ダメ人間と目的論

こんにちは
先日、ぎっくり腰を発症し、動けないのをいい事に「推しの子」を一気見して腰の痛みを悪化させたダメ人間です。
今回はアドラー心理学の目的論についてつらつら書いて行きます。
まずは目的論ですが、人間のあらゆる行動には必ずその人自身の考えや思いを伴った「目的」があるという考え方です。
例えば整骨院に行くという行動は、辛い腰痛を治して、PCの前に座って好きなアニメを一気に観て感動したいみたいな「目的」があるのかもしれません。
それ以外にも腰痛が改善されれば日常生活全体が楽になるというメリットもあります。
こんな感じの未来志向な考え方、それが目的論です。
逆に心理学者フロイトが提唱した「原因論」というものもありますが、これは原因を探って消去もしくは上書きをすれば結果が変わるという考え方です。
実際、日本人はこの原因論が幅を占める割合が多い気がします。
仕事でも何かミスがあった時に原因を詰めたり、犯人探しに時間を掛ける事もしばしば。
もちろん原因を探る事も大切ですが、そこに時間をかけ過ぎるよりはどうしたら同じミスが起こらないか?を考える方に時間を使う方が有意義です。
実際「ぎっくり腰なのに「推しの子」を何時間も観た原因」を探られても「先が気になったから」ぐらいしか言えませんし、「ぎっくり腰になっても「推しの子」を観ないようにするにはどうしたらいいのか?」を他者がいくら考え、議論してもたいした答えは出ないと思います。
なのでここは目的論で「ぎっくり腰なのに「推しの子」を一気見して悪化した腰の痛みをどう改善させ、今後「推しの子」を一気に観ても大丈夫な身体を作るにはどうしたらいいか?」を考えた方が健全です。
結果、ダメ人間は「推しの子」一気見で痛めた腰の治療の為、週2で整骨院に通い、腰や背中のツボにちっちゃい針を刺されまくる日々を送っています。

単純な事ですが、この考え方が出来ている職場は働きやすいと思います。
未来思考なので原因云々で人を責めたりする事もなく、チームとしてフォローし合いながら働く事が出来ている事でしょう。
転職が当たり前で人材確保が難しくなった今の時代、最も求められる思考なのかもしれないですね。

最後に整体師の方に聞いた話を共有して終わりたいと思います。
アニメやゲームでモニターを長時間観る時の注意点。
・適度に姿勢を変える。
・適度に立ち歩く。
・机に座っている場合、椅子の高さとモニターの高さを調整して下を向き過ぎないようにする。

そして冷静になって考えた時にふと思った……こちらから聞いておいてなんだけど、そもそもそういう問題なのだろうか?

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