◆気がついたらスキをつけていた「逆噴射小説大賞2024」作品まとめ03◆
おれだ。溜まったのでやる。開始から20日ほどで、すでに200発を超える銃弾が発射されている。おれも2発目を撃ち、ライナーノーツも書いた。おまえもやれ。書いていないなら締切探偵ザザが来る前にちゃっちゃと書け。実際相当な数の新手のパルプスリンガーが異次元の彼方から集まってきている。最終日10/31には現世とオヒガンのゲートが開いてオバケが地上を練り歩き、無数のパルプの銃弾が降り注ぐだろう。備えよう。
◆炎◆
一発目。七日間の炎の華
SFだ。火が二つ合わされば革命の炎となり、蟹工船めいて労働を搾取するクソどもを焼き尽くす。これは誇りの問題だ。先日火炎瓶テロをやらかした活動家が捕まったが、REALでやれば犯罪でも創作の中なら問題ない。やれ。
◆落◆
二発目。落花〈ラッカ〉
二人は天から地球へ落ちる。落伍者たちのスーサイドではなく、記録を塗り替える人類の偉業として。しかし、この二人にはただならぬ因縁がある。相思相愛、極限環境での二人っきりの殺し愛。きれいな華を咲かせよう!
◆遊◆
三発目。ザ・プレイ
男の体に刻まれたのは、ド派手なタトゥーだけじゃない。胸にあるのはマス目と数字。登場人物が全員狂っているのか、それともこれが真実なのか。数千年前から続く運命のゲームが再び幕を開ける。プレイボール!
◆札◆
四発目。切り札は遅延だけ
どこかで見たような闇の遊戯。賭けているのは互いの命。問題はこちらが記憶喪失で、ルールを全部忘れていること。思い出すまでなんとか粘り、時間を稼がなければならない。手に汗握るゲームは始まるのか?
◆噺◆
五発目。令和幻想 落語引導(れいわえいあぁる らくごいんどう)
近未来には落語もテックと融合しつつあり、「見立て」の技術さえもテックに取って代わられようとしている。嘆かわしいようだが、もし真の名人が最新技術を本気で使いこなせば、果たしてどうなる? 見たくはないか?
◆rise◆
◆or fall◆
今は以上だ。また溜まったらやる。
【以上です】