成功はわからないが、生き方の正解はあるとおもう
成功者の正解なんて、海外に住もうが、東京に住もうが、どこに住もうがわかるはずない。
ただ、ぬくもりがある繋がりをもてる環境に身を置くこと。
これだけは、ボクの人生にとって、きっと生き方としての、正解回答なんだろう。
成功は、仕事、金、地位で形成されている。
主にこの3つは、世によく出回る、社会的強者のバリバリビジネスマンが書かれた書籍に必ずといっていいほど触れられている要素だとおもいます。
この5つを効率的に手に入れることこそ、人生の成功の方程式にとって必要なことだと。
かく言う、ボクも東京在住時は、この3つが自分の頭の中の7割でした。
一方で、メンタルヘルス系の本。ボクもメンタルを病んでるときは、かじりつくように読みました。
ここでは、この3つは人生の幸せの方程式には、重要な要素ではないとよく書かれていました。
それで、結局何が正解なんだ?笑
現実問題、お金がないと生きていけないし、社会的地位がないと部屋さえ借りれないし、もっというと国際的地位がないとパスポートも手に入らない。
成功の基準は人それぞれあるとおもうが、TEDトークに招待されたり、
あるビジネスフォーラムのスピーカーに招待されたり、いわゆる職業人としての成功者の姿に憧れを全くもたないのは火星人ぐらいだろう。
でも、確かにこの3つだけを追い求める人生は、個人的には殺伐としすぎて、人間的な幸せな人生の形か、社会にコミュニティに成長を強いられ続けるのはしんどい。
結論、いわゆる社会的地位を手にするとかの、世間一般的にみて成功者なのかという問いにたいしての正解はボクには一生わからないんだろう。
ただ、生き方についての個人的正解は見つけられる。
生きるということは、自由だ。
親であったり、国が決めることではない、ましてや、上司が決めることでもない。成功は、結局人がきめるものだが、死ぬ間際まで生きるという主導権は誰のものでもなく自分のものだ。
ボクは、ありがたいことに20代の間に、中国、ベトナム、インドなど比較的長期で駐在員としてではなく、ほとんど一現地人として暮らしに溶け込み。その後、イベント参加で六本木ヒルズに飛び込み営業や、世界的企業の本社に乗り込みプレゼンテーションをしたり。そして、今は、田舎の企業にUターンして、地酒メーカーさんや、こだわり酒屋さんと古風な商売をしている。
成功者の定義はわからないが、心地いい生き方のために、「ぬくもりのある繋がりが少しでも多く感じれる場所に住む」これだけは、間違えない。
誰かが損得なしで、暖かく自分を見守ってくれている中で過ごし、祖母が作った無農薬野菜を食べたり、週末は2時間車で走れば、世の人が嫉妬する絶景が見れる。
自分の、25年間世界中で、未熟ですが培ってきたスキルや経験を、お金の代わりに、支払いに当ててモノを恵んでもらえる。
『人生を良く生きる』という点おいては、東京で生活するよりも、遥かに
地方の方が質のいい生活はボクの場合はできている。
それは、ボクが温もりを感じれる生き方を、25年間培ってきた経験を通して、意識的に選んでいるからだ。
生きるとは、人生という無地の紙に、自分の手で正解回答を、ひとつひとつ定義つけていくことではないだろうか。
少なくとも、心の死に際を体験したボク。
そんなボクが勝ち得た、生き方の正解回答は、ボクの人生なんかをいつだって最高で、美しいと感じさせてくれている。
ポエミーな感じになりましたが、支えてくれている皆さまに感謝しながら、
自己中心に今日も生きていこうとおもいます。
今日はこのあたりで筆をおきます。
ここまで、ご覧になっていただきありがとうございました。