心にハグを。
恋人と別れた時に、綴っていた言葉を
どこかで消化しておかないとなと思って、
ここにその時のメモを残そうと思います。
いつものnoteと違う、整理してない自分の言葉。
変な文章だけど、そんな気持ちの時もあったなって、自分がいつか振り返れるように。
つらい時期だったけど、そこから学んだことが、知れたことがたくさんあったよね、って言って、ちゃんとハグしてあげたい。
これは、一年とちょっと前の、私の言葉たち。
お別れしてきた。
私から、言った。泣きながら、言った。
ずっとずっとわかってて、
もうその手が伸びないことも、
抱きしめてくれることも、
きっとないだろうなって、わかってて
一緒にいた。
ただ楽しかった。
一緒に過ごす時間が、楽しかった。
こんな私を受け入れてくれて、
一緒にいたいと思ってくれて、
気持ちが薄れてきても、
離れていく選択肢を、私も彼も取らなかった。
私はそのことに甘えていたんだ。
いつか、いつかまた、好きを返してくれるんじゃないかって。
抱きしめてくれるんじゃないかって。
次会う日を決める度に、期待せずにはいられなかったんだと思う。
その思考が空回りしていることに、
視界が狭まっていることに、
気付くのにすごく時間がかかって。
離れる決意をするのにすごく迷って。
離れるのが惜しくて。
悩んで、悩んで。
でも、心の中ではずっとわかってた。
楽しい時間と同じくらい、私はずっといつも、苦しかった。
泣きそうだった。
伸びない手に触れる度に、
楽しそうなカップルを見る度に、
私って彼女でいいのかなって不安になる度に、
なんでこんなしんどいんだろうって、
愛されてるとは言えないよなって自分でわかってた。
終わりたくない、けど、
終わりにしてくれたらいいのにって
どこかで願ってた。
喧嘩したわけでも、嫌いになったわけでもない。
ただ今が、私たちの終わりのタイミングだったんだと思う。
手を離したら、もう二度と手に入らないとわかってて、それでも、もう迷いの中にいるのがしんどくて。
前に進みたいと、この場所から飛び立ちたかった。
帰ってきて、涙が止まらなくなって。
別れたことの寂しさや、つらさより、
私は本当に彼を大切に思ってたんだなと、なぜかひどく安心して、実感して、涙が溢れた。
私の人生にたくさんのものをくれた人。
たくさんの知らない世界を見せてくれた人。
初めての幸せを、たくさんもらった。
恋愛の切なさも、たくさん学んだ。
出会えて、よかった。そう思える。
4年間。
好きだった。
一緒にいたかった。
別れたくなかった。
でも、お別れできて、よかった。
つらい時期もあったけど、楽しい記憶もたくさんある。
笑っていた時間、たくさんたくさんあった。
心に残るものがちゃんとあるなら、大丈夫。
私は、愛を知っているから大丈夫。
よい影響と、幸せな時間を、
お互いがお互いに与えられたこと。
そんな出会い、関わりこそ、
短い人生の尊い幸福だと思えれば、
その人と向き合った時間に、
無駄なものなんて、きっとひとつもなかった。
なにも残らなくても。
そう思えれば、これから先、
私は大丈夫だって思える。
結局人が人にできることって、
その人の幸せを願うこと。
ただそれだけなんだなと思う。
幸せであってほしい。
私も彼も、行く道がどうか、
優しい光に包まれていますように。
ps.過去の私、大丈夫だよ。
今は元気に過ごしてるよ。
ちゃんと思い出を抱きしめて、進めてるからね。