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ほぼ独学で身に付けた中国語

Hello,大家好!我叫小冰。
皆さんこんにちは、シャオビンです。

私は中国語学習を始めて今年で早6、7年…?になります。最早もう何年目かちゃんとカウントしていない。


高校を卒業と同時に独学で始めた中国語。動機は中国人である推しの言葉を理解できるようになりかった、ただそれだけです。今も昔も、推しへの愛は激重です(笑)

大学の専攻は医療系で中国語とは無縁だったので、3年間は完全に独学でした。今回はその学習方法をご紹介します!

高校生の時の落書き(2014年)

完全独学の3年間

その頃使用していたのHSK公認テキスト

今はアプリや講座などの更に学習しやすいコンテンツが増えているみたいですね。(当時私が気付いていなかっただけかも)

3年間で1級から5級まで地道に。

超最初のページで声調の練習として
【妈妈骑马,马慢,妈妈骂马】
が出てきて初っ端から詰んだのが懐かしい。

聞き分けられるようになるまでに何週間もかかった気がします。


単語帳はキクタン!

長かった通学時間を利用して毎日聞いていました。
私は書くよりも音読の方が頭に入るタイプなので、電車の中では口パクで、家や人通りの少ない場所では小声でシャドーイング。



そして、独学で一番伸び悩むスピーキング


だって自分の発音を聞いて訂正してくれる人がいないんですもの。どうすればいいのか悩みました。そんな時に出会ったのはユーキャンのピンズラー標準中国語

幸い小さい頃から耳が良いと褒められることが多い私。耳の良さを生かして只管真似をし、自分の声を録音して、聞き直して修正して…の繰り返し。
喋れなければ、いつか推しのサイン会に行けたとしても推しと会話できないじゃないか、というのが私のモチベーションになっていました。


3年次編入学後

編入学後、私はてっきり中国語の授業をたくさん受けられると思い込んでいたのですが、実際は既に中国語の授業は認定単位として取得したことになっていて、ほぼ受けられませんでした。1学期1コマくらい。しかも自分のレベルよりも少し低いレベルのものばかりで、話せる場所ができたこと、質問できる先生ができたことは良かったのですが、授業そのものがレベルアップに繋がったかと聞かれると、うーん( ^ω^)・・・

自分と同じように中国語を勉強している学生や、日中ハーフでペラペラの学生、中国人留学生と知り合えたのは良い刺激になりましたね。

ゼミで日本人が私一人だけで、中国人留学生の会話に全くついていけず苦しい思いをしたのがきっかけとなり、語学学習アプリ【HelloTalk】を使ってリスニング力、スピーキング力強化に励んだ2018年。

HelloTalkで出会い、仲良くなった中国人は数人。
元彼となってしまった彼は毎日私の会話の練習に付き合ってくれたし、院試の準備でもお世話になった翻訳家の友人は作文系の添削は毎回快く引き受けてくれるし、他にも音楽関係の仕事をしている友人は中国料理をよく教えてくれる。

このアプリは恋愛目的の変人も多いが探せば良い人もいる(笑)
長文&真面目な投稿ばかりしていたら本当に勉強したい人が集まって来てくれる気が......しないこともないです。私は訂正の細かさとかを見て、仲良くなるべき人なのかどうか判別しています。

変な人に絡まれたら「滚」で対処しましょ。
そして举报/拉黑!サヨナラ!!

リスニング力、スピーキング力強化に励んだその間も、HSK公認テキストを使った独学は継続。


交換留学中、帰国後

交換留学中・帰国後の学習方法の前に、良い機会なので自分のHSK取得歴を振り返ってみました。

2015年1月 【妈妈骑马马慢妈妈骂马】に苦戦
2015年9月 HSK2級 合格
      197点(听力97/阅读100)
2017年6月 HSK4級 合格
      226点(听力80/阅读68/写作78)
2017年12月 HSK5級 合格
      201点(听力67/阅读67/写作67)
2018年4月 大学3年次編入学
2019年1月 HSK6級 不合格
      151点(听力54/阅读40/写作57)
2019年2月
  |   
交換留学@南開大学
2020年1月

2020年6月 HSK6級 合格
      (在宅オンライン試験)
      228点(听力92/阅读70/写作66)
      HSKK高級 合格 61点
      (在宅オンライン試験)
   6月 HSK6級 合格
      242点(听力90/阅读82/写作70)

見てお分かりの通り、HSKK高級はギリギリ合格ですwwww
在宅オンライン試験の為、メモを取る事が禁止になってしまったので、審査員が哀れに思って数点くれたんじゃないかと思っています......まぁ合格は合格なので!!

中国語を始めた頃の目標であった【HSK6級&HSKK高級合格】は5年の月日を経て、やっと達成しました!!おめでとう自分!!


しかし、私は独学の頃からずっと文法と作文が苦手です。特に书面语

ぶっちゃけ、HSK5級までは細かい文法はできなくても合格できちゃうんですよね。HSK5級に合格した頃、いけるやろ~と軽いノリで中検3級だったか4級だったかを受けたんですがボロボロで......不合格の通知書はビリビリ破いて捨てました(笑)

中検は日本人の間違えやすいところを上手くついてくるので、中検は中検でちゃんと勉強しないと合格できません。完全にナメてました。ごめんなさい。


交換留学中、独学では手が行き届いていなかった文法を必死で勉強しました。それでもまだ苦手意識はありますね。学べば学ぶほど深みに入っていって難しい。

留学中の授業でも使っていたテキスト【对外汉语教学使用语法】は詳しい解説があり、かなり重宝しました。練習問題もついていて良きです。

留学中は中国人の彼氏(今は元彼)と毎日1時間の電話をしていたので、喋る力は彼のおかげでかなり向上しました。授業中にガンガン手を上げて喋るタイプではなかったので、自分の話を相槌を打ちながら聞いてくれる相手がいるっていいな…と思いましたね。母語であってもそういう相手、一人くらい欲しいですよね(白目)


そして留学中にした事。
それは中国人学生が受けている授業を聴講。
留学前半は日本語学科の翻訳・通訳の授業を、後半は文学部のメディア系の授業を3つほど聴講しに行っていました。

最初はあまりの速さに聞き取れなかったものの、段々慣れて最後にはほぼ聞き取れるように。ただ先生が黒板に書く字は未だに解読不能。こればっかりはどうしようもないかも……

他には、授業で使ったリスニングの長文聞き取りを、宿題ではないですが全て文字起こししたり、阅读の文章は暗記したりして、テキストを使い倒しました。

そんなこんなで留学中は(本当に)朝から晩まで図書館か教室で勉強していました。全然遊んでません…振り返ると余りにも遊んだ思い出が少ないのでちょっとは遊べば良かったかなとほんの少しだけ思ったり思わなかったり……。でも、私は勉強しに中国へ来たんだから遊びは要らないと当時思っていました。偉かったな自分。(遊ぶ金銭的余裕がなかっただけ)


あと作文、これは今後論文やらレポート課題、資料作りで一番必要になってくるものなので逃げれません!!今も必死で中検のテキストを使って勉強してます!!

めーーーっちゃ為になります。まじで。
私の今求めてるレベルのテキスト。これをやっていれば単語量も自然に増えます。HSK6級7,8割取れるくらいの方で、もっとレベルを上げたい方にオススメです。

帰国後、HSK6級取得後は上記のように中検のテキストを使って勉強したり、耳を衰えさせないように毎日中国語のラジオ(中国之声)を聞いたり、気分転換でも中国のテレビ番組や映画を見たり……たまに中国人の友人と電話したり。

中国語を話す機会は本当に減ってしまったので、意識して独り言は中国語で言うようにしたり、あとは“配音秀”というアフレコアプリがあるんですが、それを使って遊んだりしています。最近は忙しくてそんな余裕もないですが……ゼミの会議で喋らされるのでオッケーです………



私にとって中国語学習は趣味

中国語を独学し始めてから現在まで、なぜ私がここまでモチベーションを保ち続けていられているのか、それは言うまでもなく中国人である推しの存在があるからです。

中国語が一切分からない時から推しの出演する番組は全てチェックし、推しの曲は全て翻訳して意味を理解し、推しが口ずさんだ歌も全て検索しどういう曲なのか調べ上げ、推しの出した自伝も、インタビューや雑誌も時間をかけて翻訳しながら読了。

もう推しの活動を追うのに辞書はほぼ不要になった今は、推しの出演する番組に日本語字幕を付けたり、weiboの投稿を翻訳したりするのが趣味となっています。

海外ファンとともに多言語でEXOの“Promise”を歌うファン企画に参加した時の写真(2015年6月)


昔はきっと間違えた解釈をしていることもあったと思います。
でも、単語一つ一つ辞書を引きながら推しの言葉を理解していくのが楽しかった。推しの言葉はいつの前向きで、キラキラしていて、そんなのもっと好きになるに決まってる。

字幕付きのものを楽しめるレベルに達したら、次はライブ中継も楽しめる中国語レベルが欲しくなったし、ライブ中継も楽しめるようになった今は推しの使う古典の言い回しや音楽の専門用語も全て理解したいと思う。あと、推しの曲のめっちゃ速いラップ部分も全部歌えるようになりたい。

私はとことん推しに溺れていて、そして、その為の中国語学習を苦だと思わない愛が重いオタクなのです。

そして、中国語への思いも間違いなく年々増している......気がします!!

中国語学習、楽しいです。
そう思えるのは、きっと推しも中国語もどちらも大好きだから。

交換留学中、推しの初の単独コンサートでトークが全て聞き取れた時は本当に感動した。あの感動はきっと一生忘れないと思う。

翻訳家になるつもりでもないのに、なぜそこまで必死に中国語を勉強するのかと聞かれたことがありますが、私にも分かりません。

多分理由は一つ。

中国語の魅力に取りつかれたから??


これから中国語を勉強する方、もっとレベルアップしたい方の参考になれば幸いです。
ご質問はコメント欄にて受け付けております。


では、また来週!

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