お散歩カメラで捉えた鎌倉の春: 花々が語る季節の移ろい
冬がすぎ行き春が少しずつ流れ込んできているのを画に写し出したくてシャッターをきる。
マニュアルフォーカスでピント合わせする作業は、ヨガで視点を定めてエネルギーを注いでいく感じと似ているとつくづく思う。そしてシャッターを切るのは、自分の意思のようで意思ではなく、その瞬間、私は自然の風景の一部になる。
サーフィンで波をキャッチするあの感覚。
ダンスで私がビートそのものになるあの感覚。
そんなファインダー越しの私の世界。
ファインダー越しに捉えたこの世界は、単なる風景を超え、春の息吹として私の心のファインダーに刻まれていった。それぞれの花が持つ美しさと、移りゆくその刹那を捉える喜びは、シャッターを切るあの感覚を通じて永遠に記憶されていく。
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