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文章が書けないのは準備不足が原因かも?

noteを書き始めて4ヶ月ほど経って、文章を書くスピードが以前より速くなったことを実感する。

どれくらい変わったかというと、最初は1時間で500〜800文字がやっとだったし、酷いときは「ネタがない」と思って記事が書けないときもあった。

ところが最近は、ネタに関係なく時間あたり1,800文字以上は書ける。

プロのライターさんと比べれば大したことはないが、自分の中では筆が走るというのを体感している。

「継続は力なり」とは言うが、本当に習慣が能力を開発していくのだ。

ところで、書くスピード以外にも”変化”した部分がある。
それは、記事を書く際の「準備」だ。

もしかしたら、これが書くスピードの向上や”書ける”ようになった要因かも知れない。

ここで言う準備とは、具体的に次のようなことである。

・記事にする素材がある
・一気に書き出す時間をとる
・カッコよく書こうと思わない心構え

記事にする素材がある

おそらく、これが一番大事なのだが、書きたい内容とその素材が揃っていないことには文章は書けない。

以前の僕は、「何か書きたい」という気持ちが先行して、書く内容も素材も準備不足のまま作業に向かっていた。
だから筆が進むわけがなかったのだ。

どんな文章でもアウトプットするには、『経験』や『知識』、『思考』などの素材をあらかじめ集めて整理しておく必要がある。

もちろん、書きながら素材を集める方法もあるのだが、それよりも素材が揃っている状況で書き始めた方が『主張』や『要点』がハッキリしているから効率良く書きやすいし、伝わりやすい文章になるのだ。

なかには、『書きながら考える』という人もいるが、おそらくそれは無意識下で素材を整理しているから、そのような表現になるのだろう。

そういった能力は、書く習慣があれば後天的に身につけることが出来るから、まずは素材を集めて整理することから始めてみると良いだろう。


一気に書き出す時間がある

文章に限ったことではないが、途中で作業を中断するよりも、一気にやり遂げる方が効率がいい。

だから書く素材が揃ったら、“まとまった時間”を確保して一気に書いてしまおう。
その方が文章を書くスピードも質も向上させることが出来る。

途中で素材が足りなくなって、調べたいことが出てくる場合もあるが、結論や要点が変わるような根本的な要因以外なら一旦は無視して、後で手直しすると作業効率を維持することが出来る。

ブログやnoteに投稿するなら、どのみち推敲すると思うので、そのときに調整するのでも良いと思う。

まずは、自分の主張を書き出さないことには文章の体をなさないので、流れに乗るイメージで文章の大枠を作ってしまうと良いだろう。


カッコよく書こうと思わない心構え

文章の上手い人が書いた記事を読んで、自分も「カッコよく書きたい」と思ってしまってはいないだろうか?

もしそう思っていたのなら、その考えは捨てた方が圧倒的に書きやすくなる。

カッコいい文章というのは、論理的かつ簡潔で、豊富な語彙から適切な言葉を紡いで作られているように感じる。
或いは、小説のような豊かな表現に富んだ文章をイメージする方もいるだろう。

でも、それだって、書き手に語彙や感性が備わっていなければアウトプット出来ないのだから、誰かの真似をしたからといって上手く書ける保証はないのだ。

文章なんてのは読み手に伝われば形は何だって良い

カッコいいけど何が言いたいのかわからない文よりも、拙いけど理解できる分の方が『文章の目的』を成していると思うのだ。

どうしても文章が浮かばないときは、書きたい内容を箇条書きにして寝かせると良い。

寝かせている間に素材がまとまれば、箇条書きを肉付けして文章化することが出来るからだ。

とにかく、まずは書き出すこと。
リライトしながら体裁を整えていけば、文章力は着実に磨かれると思う。


まとめ

今回は文章が書けない原因について考えを述べてみた。
要約すると、文章を書く前に下記の準備が必要ということになる。

  • 書く前に素材(内容)を整理する

  • 一気に書き上げる時間を作る

  • カッコよく書こうと思わない

僕自身、文章を書くことは勉強中なので、また気付きがあれば、発信してつもりである。
また、もっと良い方法があるという方がいれば、ぜひ教えていただきたいと思う。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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