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休職する?

現在、私は適応障害と診断され、心療内科に通っている。

薬を処方してもらい、服用しながら生活しているが、まだ働いている。

適応障害という結果が出た際、医師からは「会社はどうする?休む?」と聞かれ、咄嗟に答えられなかった。

すると、「休んだり辞めたりするのはいつでもできるから、今は考えるのを止めとこう」と言われた。

そして、さらに「どうしても辛くなったら連絡して。そうしたらすぐに診断書を出すから」とも言っていただいた。

この言葉に支えられながら、今も何とか仕事を続けている感じ。

「本当に休みたくなったら病院に電話しよう」
そう思うと、かなり気が楽になる。

でも、最近感覚がさらにおかしくなっていることに気づいた。

街を歩いている時に、公園で鳩が座っているのが見えた。

歩いている鳩や飛んでいる鳩はよく見るが、その鳩は足を折り曲げて羽の下に隠すようにして座っていた。

その瞬間、私がこう思った。

「いいなぁ、鳩は休めて…」

我ながら変な感想だと思う。

私だっていつでも座って休めるはずなのだ。

でも、行動として公園のベンチに「座る」ということはできても、心はいつも休まっていないように思う。

そのことにこんな形で気づかされた。

鳩のように何も考えずに休みたい…

そんな気持ちがすごく強まっており、「休職」という未来が現実味を帯びてきたように思う。

ただ、

その先を考えると、何も思いつかない。

休職して、本当に心から休めるだろうか?
時間だけが経過して、ずっと何も変わらないままだったらどうしよう。
休職後、復職はするのか?
転職なんてできるだろうか…

などなど、不安だけが頭をよぎる。

休職後のことはさておき、今何をしたいのか、ということを書き出してみた。

  • 思い切り寝たい

  • 朝、コーヒーを淹れて朝食を作って食べたい

  • 時間を気にせず公園でぼーっとしたい

  • 散歩したい

  • 時間を気にせずカフェで読書がしたい

  • 泳ぎに行きたい

  • 河川敷で食べられる野草を探してみたい

  • 綺麗な海を見たい

…全部、特別なことではなく、普通に休日にできることだなと気づいた。

今も土日祝はきちんと休日なのに、なぜ私はできないのだろうか。

理由はよく分からないが、何かに追われ、焦っていて、休日でさえ何もかも忘れて休む、ということが全くできていない。

休日なのに、やり残したこと、やらなければいけない仕事が頭から離れない。

仕事をしっかり続けながら、心穏やかに過ごすには、オン・オフの切り替えが必要不可欠なのに、それができていないからこんなに疲れてしまうのだと思う。

休職したら、この切り替えは上手にできるようになるだろうか。

また、長い休みを取った後に、今のように、もしくは今まで以上にちゃんと働けるようになるんだろうか。

全然自信がない。


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