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京都の神社巡り~吉田神社

前回の記事と同じ日の話。

1月25日

コインパーキングに車を停め歩いてやってきたのが京都市左京区にある吉田神社です。

普通はあまり使われていない北参道から行ってみます。

なぜ雪がちらつく日に、こんな道を歩いているのだろうかと思いましたけど歩いていると次第に寒さが緩和されて助かりました。

見えてきました!

菓祖かそ神社。果物の祖とも言われる橘を持ち帰ったとされているたぢ道間守まもりの命と、日本で初めて饅頭を作ったとされる林浄因じょういんの命を菓子の祖神として祀っています。

狛犬さん。

ここに来た時はいつも屋台に沿って歩いていたから…と道案内のおっさんと少しだけ迷いましたが、迷うのは私達ぐらいなものだと思う。

山蔭神社。
御祭神の藤原山蔭は日本で初めてあらゆる食物を調理調味づけたと伝えられており、包丁の神・料理飲食の祖神として信仰を集めています。

斎場所 大元宮。室町時代の文明16年(1484年)元々左京室町にあった社を吉田兼ともが現在の地に造営し遷座されました。

この日は中門からしか参拝できなかったのですが、正月3日間と節分祭、毎月1日には中に入れるらしいです。中門から中の様子を見て、確かに昔おっさんに連れられて節分祭に来た時に歩いたなと思い出しました。

近くには竹中稲荷社の鳥居がありました。以前行ったことがあるので、この日は行きませんでした。

おっさんに
「ここは来た事があるから今回はパスでいいですか?」と言われました。

「来た事ありましたっけ…?」
「ありますよ、鳥居が沢山あった神社です。」
「……!岡崎神社に行った日に行った?」
「そうです。」
「近くの公園に岩の遊具がある?」
「そうです、そうです。」

あの稲荷神社にここから行けると思っていなくて、最初分からなかったのです。

ちなみに岩の遊具とはこれです。笑

末社の三社社。

近くの石灯籠、八…?

さて本宮近くに戻ってきました。
末社の神龍社。

吉田神社仕様の自動販売機。

吉田神社の御祭神は、健御賀豆知たけみかづちの命・伊波比主いはいぬしの命、天之子八根命・比売神。

平安時代の貞観元年4月(859年)に藤原山蔭やまかげが平安京の鎮守神として奈良春日の四神を吉田山に勧請し創建されました。室町時代、神官の吉田(卜部)兼倶が吉田神道を創設してから特に隆盛を極めました。

また神楽岡と呼ばれる吉田山のこの地は神々が集まる場所として聖地になっています。


摂社の神楽岡社。

摂社の若宮社。

鹿さん。

さざれ石。

階段を降りてみました。

末社の今宮社。四神石と呼ばれる四方を守護する石が置かれています。朱雀石だけ内陣にあるみたいです。

狛犬さん。

青獅子像と雲形。

青龍石

白虎石

玄武石

最後に祖霊社。

狛犬さん。

社号碑。

コインパーキングに戻る途中に見た子安観世音。この観音様は時折勝手に動く事があり、 これを聞きつけた豊臣秀吉が珍しい!と面白がりこの観音像を自らの聚楽城の庭に移すことに決めました。

それから庭に移されてからというもの、 観音様が夜な夜な声を発し「元の場所に返せ。」と動くので、元々置かれていた白河道の傍に戻されたという伝承が残されています。

晩御飯は、カレー。

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