そこにもうある幸せを拾い集める方法
3 good thingsというメソッドを知っていますか?
寝る前に、今日一日のよかった出来事を3つ、手帳やノートに書いていくというジャーナリングのひとつです。
なんでも、幸福度が上がるという研究結果がでているんだとか。
(詳しく知りたい方はググってみてください)
最近では専用のアプリがあったりするんですね。へー知らなかった。
わたしは、たびたび登場しているpure life diaryに毎日記入しています。
ちょっと抜粋してみると。
なんてことない、本当にちょっとした幸せです。
他の人から見たら「え、そんなこと?」って思われることでも、自分の手帳に書くだけですからね。誰かに見せるわけでもないし、採点やジャッジされるわけでもない。
書き始めてから、劇的に幸せになった!という感じでは残念ながらないです、でも一日なんにもできなかった日も書き出してみるとなんにもじゃなかったな、ということに気付けたりして落ち込むことが減りました。
書くときのコツをいくつか考えてみます。
頭の中で、一日をなぞってみる
思い出そうとしても、よかったことを探そうとなるとなかなか浮かびにくかったりします。
まずは、その日がどんな日だったのかを思い出してみてください。
朝起きて、まず何をした?
食べたものは?
仕事で誰に会った?
通勤途中はどんな経路?……
よかったかどうかはいったん置いておいて、誰に出会ってどこを歩いて何をしたのかを頭の中で再現してみます。
朝起きてからスタートする方がやりやすいと思いますが、難しければ今現在から遡ってみましょう。
時間で区切るのもありかな。朝9時頃してたことはなんだろう、11時にはどこにいた?って感じです。
そのなかにきっと、ヒントが眠っています。
レベルを下げる
それでも浮かばないときは、幸福のレベルを下げましょう。
正確には、幸福を感じる行動のレベルです。
さっき例に挙げた中にも、
みたいなものも入ってます。
とにかく、ハードルを上げない。そんなこと人類全員やってるわ、と思えることでもいいんです。だってこれは、わたしがよかったと思ったかどうかだから。
自分がよかったと思ったらそれでいいんです。誰かに胸張って言えなくても、そんなもんと思ってもいいんです。
それでも迷ったら、生まれたての赤ちゃんや小さな子どもだったら、と考えてみてください。
小さい子どもだったら、ごはんを食べるだけでえらい。おトイレに行けるのもえらい。こぼさないでお茶をコップに入れられてえらい。
もっと小さい子だと、歩けてえらい。お茶こぼしたの教えられてえらい。使ったおもちゃをひとつ箱にしまえてえらい。
赤ちゃんだったら、一生懸命腕や足動かしていてえらい。おなかが空いたら泣いてえらい。ねんねできてえらい。毎日生きててえらい。
そんなレベルでいいんです。
どうしても書くことに困ったら、ぜひ今日も息しててえらいって書いてください。
これはマジです。だって、息しててえらいもん。
文章の間違いを気にしない
何かを書こうとすると、どうしても正しく書こうとする意識が生まれてしまうと思います。わたしみたいに完璧主義だと特に。
それ、捨てましょう。
だって、誰も見ない手帳やノートです。自分だけにわかればいい。なんなら未来の自分が見て「?」となってもいい。
この3 good thingsは、ジャーナリングのかたちをしていますが、一番大切なのは「自分の生活に幸せがあると気がつくこと」なんだと思います。
だから、何をよかったと思ったかは全く重要じゃない。それを表現する文章がどれだけ正確か、興味深いか、きれいか、みたいなところは本質じゃないです。
こんないいことがあった。それを見つけられた自分がいること自体がもういいことですよね。
だから、表現方法はなんでもいいんです。川平慈英さんが乗り移った勢いでいいんです言ってますけど、いいんですよ。いいんです。どうでも。なんでも。
寝る前の5分で、一緒に一日の幸せを再発見してみましょ。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
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