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「女性らしさ」に関する一考察(とかカッコよく書いてみる)

女性らしさとは、なんだろう。

前回のしあんの日記を読んでいて、ふと考えた。
化粧をすることが女性らしさなのだろうか。
スカートを履くことが、リボンのついたアイテムをつけることが、髪を伸ばして綺麗にスタイリングすることが、「女性らしさ」なのだろうか?
私たちが抵抗したいのは、果たしてそれらの行為自体なのだろうか?

私は現在、化粧をしている。
マスクを毎日つけるというのに、口紅まで綺麗に塗って、毎日出勤している。
また、私は最近までショートカットが多かったが、伸ばしてみるのも悪くないかも(というより単純に飽きてきた)と思い、現在伸ばしている。
スカートも履く。ただしIラインのタイトなシルエットのものばかりだが。

だけど、私はシス女性ではないと思っている。
化粧をしているのは自分の顔が彩られるのが面白いからだし、変身願望があって、それを若干なりとも叶えられるから。髪を伸ばしているのは長髪のメンズモデルの中性的な雰囲気を再現したいからだし、スカートを履くのは単に気分がそういう気分だから。
これらの理由だけを聞いて、「女性らしい」と感じるだろうか?

化粧やスキンケア、ヘアケア、ファッションといった行為が「女性らしさ」に結びついているのは、単に変身願望を叶えられる手段が、「女」とされている性別の側に多いだけの話ではないだろうか?と思ったりもする。
そうやって変貌しなければ生きていけない存在が多かったことの証でもあると思う。

また、そういう行為をもって人を「女性らしい」とか評するのは、人を大人しくて上品で言うことを聞いてくれて自分の性的願望を満たしてくれる存在として見なしていることの証でもあるのではないだろうか?
そうやって人をナメてかかる雰囲気に抗したくて、私は「女性」という性から抜け出そうとしているのかもしれない。
そういう扱いが「女性」に対してない世界だったら、私は「女性」であってもよい、そう感じるかもしれない。

私なりに「女性らしさ」を解体してみたが、どうだったろうか?

珍しく1,000字を切る短さなのは、直前に推しアイドルのコンテンツを見てしまい思考が著しく乱されたからである。
今までは刺激が強すぎると思い控えていた(というかYoutubeは最近見ていて疲れる)のだが、あと1週間と少しでライブ参戦するため、しっかりチェックしておかねばと思って見たらこのザマである。やれやれ。

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