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ピエール・エテックス

『幸福な結婚記念日』+『大恋愛』
『絶好調』+『健康でさえあれば』
『ヨーヨー』
の短編2本、長編3本を観てきた。
5時間半、あっという間だった。

シアター・イメージフォーラムにノベンバーを見に行ったとき、ピエールエテックス特集のチラシを見てビビビと来て手に取った。その時は全く彼の存在も作品も知らなかった。アトロクで特集されてたのを聞いたり、SNSでフォローしてる方のレビューを見たりして絶対自分楽しめるやつじゃん!と自信があったから一気に3枚分チケットを買った。

読みは見事に的中、5作品全部面白かった。大好き。やっぱりコメディはいいなぁ。今年最後の映画がずっと笑顔で観れる作品で嬉しい。『破局』『恋する男』は今日上映していなかったから観れなかったけど、この機会を逃したら一生エテックス作品を観れないかもしれないから絶対行きたい。

以下、パンフより引用

ピエール・エテックス(1928-2016)
映画監督・俳優・道化師・手品師・イラストレーター・作家・音楽家
1928年11月23日、フランス生まれ。幼いころからチャップリンやキートンなどの喜映画や
サーカスに夢中で、サーカスやキャバレーの芸人、グラフィック・デザイナーといった職を転々とする。ジャック・タチの『ぼくの伯父さんの休暇』を観て熱狂し、タチに芸の助言を求めたのがきっかけで『ぽくの伯父さん』の製図家、アシスタントを務めることに。さらに、ポスターのイラストやノベライズ版の挿絵を描き、ユロ氏の象徴的なシルエットを生み出す。その後、ジャン=クロード・カリエールと共に映画制作を開始。短編二作目『幸福な結婚記念日』でアカデミー賞最優秀短編実写映画賞を受賞し、満を持して長編作品に取りかかる。一方で映画俳優としても活躍。主な出演作に、ロベール・ブレッソン『スリ』、ルイ・マル『パリの大泥棒』フェデリコ・フェリーニ『フェリーニの道化師』、大島渚『マックス、モン・アムール』、アキ・カウリスマキ『ル・アーヴルの靴みがき』、オタール・イオセリアーニ『皆さま、ごきげんよう』など。
権利問題が理由で長く劇場で上映されず、またソフト化もされていなかったが、多くの映画人
と映画ファンが行った署名活動により、2010年に裁判で勝訴し、すべての権利を取り戻すことができた。その結果、ほとんどの作品のデジタル・リマスター化が進み、多くの国でも上映
が実現。しかし、そんな中、惜しくもエテックスは、2016年10月14日に87年の生涯を閉じた。
エテックス作品の権利復活のための署名活動に協力した映画人たち(一部)
ウディ・アレン/クレール・ドゥニ/ジャック・リヴェット/シャーロット・ランプリング/ジャン=ポール・ラプノー/ジャン=リュック・ゴダール/
ジュリー·ドパルデュー/デヴィッド・リンチ/テリー・ギリアム/テリー・ジョーンズノバスカル・フェラン/ベルトラン・タヴェルニエ/ポール·トーマス・アンダーソン/ミシェル・ゴンドリー/ミシェル・·ピコリ/ヨランド·モロー/レオス・カラックス※敬称・五十音

珍しくパンフ買ったからこれからじっくり読もうと思う。

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