ウィッカーマン
アリ・アスター監督のお気に入り作品だそうで、ミッドサマーの制作に影響を与えたと言われている。後から調べたら、米津玄師のMVにも影響を与えたとか。
ミッドサマーは大好きな作品。この1作品観ただけでアリ・アスターの虜となり、ヘレディタリー/継承もホラーが苦手だけど勢いで鑑賞した。(久々のホラーだった事もあり、なかなか怖くて暫く引きずってしまったが…)
好きな人の好きな作品、観ないわけにいかないでしょうと言う事で。
昔のディズニー映画のようなミュージカルシーンにまず驚いた。酒場でのシーンは美女と野獣に出てくるあのガストンの酒場のシーンを彷彿とさせる。ウィキペディアにもこう記載されている。
宗教、カルト、儀式、バイオレンス、スリラー、などの文字を見ると、とりあえず観たい作品リストに入れている。昔からこれらのジャンルがどうも好きらしい。これまで読んだ数少ない小説も、宗教を題材にしたものが多い気がする。
私は何処にも属する気はない。
仕事中、患者さんにしょっちゅう勧誘のチラシやハガキを手渡される。それにはQRコードが載っていて、私はそれを読み込みたい気持ちMAXなんだけれど(このジャンルの映画が観たい欲求と同じ)、先生から止められ速攻で捨てられてしまうもんだから願い叶わず…。その団体というより、その団体に興味を持った人に私は興味があって。この人はどんなタイミングでどんな団体に属し、そこから何を得てどんな人生を送っているのだろうという興味。知りたいというただの純粋な欲求。怖いもの見たさもあるのだろうけど。そんな欲求をこのジャンルの映画は満たしてくれる。
異端の宗教ホラー色が強いけれど、サスペンス要素も結構しっかりしていて。予想もしてなかった展開に最後は驚いた。約50年前の作品なのに…いつの時代も凄いことを考える人がいるものだ。面白かったな〜
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