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【化粧品メーカー向け】開催予定の美容リアルイベントの特徴を徹底解説


1. リアルイベントについて

2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により開催が難しい状況が続いていたリアルイベントですが、今年は徐々にコロナ禍が収束するに伴い、その開催も増加してきています。
化粧品メーカーがリアルイベントに参加するメリットとしては、

  • 触り心地や香りなど、五感で商品を感じてもらうことができる

  • 顧客に直接、開発者の声を届けることができる

  • 臨場感や一体感が強く、盛り上がりやすい

ことなどが挙げられます。
そこで今回は、美容専門誌と美容系メディアが開催しているリアルイベントについて、各々の特徴とおすすめの活用場面をご紹介します。

2. リアルイベント紹介

MAQUIA

[イベント名] マキアサロン
[来場者数] 200名[MAQUIAインフルエンサー75名程度+読者抽選125名]
[年齢層] 20〜40代まで幅広い
[次回開催日程 / 場所] 2024年3月23日(土)/ WITH HARAJUKU HALL

【イベント概要】
雑誌の中のコスメをリアルに試せるイベント。ここでしか聞けない話が聞けるステージや、実際に商品を試せるブランドブースなどのコンテンツがあり、イベントの最後にはコスメのお土産も。

【特徴】来場者1人1人の美容意識が高い
イベントに招待されるMAQUIAインフルエンサーは美容意識の高さ、美容ブログとしての文章の充実度などを評価されたメンバーが揃っています。そのため、イベント後のブログ・SNSでは、商品の単純な感想だけでなく、成分や効果といったより深い内容に触れた充実度の高い発信を期待することができるでしょう。来場者の数は他のイベントと比べて少ないものの、マキアインフルエンサーは組織管理がしっかりしており1人1人の質が高いため、過去のイベント開催時にも来場したメンバーの多くが自身のSNSに投稿を行なっていました。

【おすすめの活用場面】美容に詳しい方々に製品をアピールしたい
前述したように、1人1人の質の高さが特徴である「マキアサロン」では、イベント後のブログ・SNSでも成分や効果といった深い内容の発信を期待することができるでしょう。また、美容意識の高い方同士がコミュニティを形成しているため、美容に関心の高い層に商品の魅力を拡散したいという場合におすすめです。

美的

[イベント名] 試せる!会える!買える!あいたい美的2023
[来場者数] 1000人(500人×2日)[美的読者、事前登録制]
[年齢層] 20〜40代まで幅広い
[次回開催日程 / 場所] 未定(前回は2023年9月16日(土)〜17 日(日)/ NEWoMan新宿内 Lumine Zero)

【イベント概要】
新しい素敵なアイテムを試せる、憧れのあの人に会える、最新コスメを買えるという3つの要素をシームレスに楽しめる空間&時間を提供。具体的には、協賛ブースやステージ、物販、ライブコマースなどのコンテンツを実施。

【特徴】多くの人にオフラインで商品を体験してもらうことができる
美容専門誌の開催するイベントの中では来場者数が1番多いため、より多くの人にオフラインで商品を体験してもらうことが出来ます。また、ステージ配信だけでなくブース回遊ライブ配信やライブコマースも用意されているため、オンラインでも商品の魅力を伝えることができます。

【おすすめの活用場面】多くの人に直接商品を体験してもらいたい
来場者の多さが特徴の「試せる!会える!買える!あいたい美的2023」は、とにかく多くの人に直接商品を体験してもらいたいという場合におすすめです。特に、普段顧客とコミュニケーションを取る機会の少ないドラコスメーカーにとっては、顧客に直接声を届けることができるという点で大きなメリットがあります。

美ST

[イベント名] Spark Beauty Fes
[来場者数] 計600人(各回100組200名×3回)[事前抽選の美ST部会員]
[年齢層] 40~50代
[次回開催日程 / 場所] 2023年12月5日(火)/ WITH HARAJUKU HALL

【イベント概要】
「大人の美容フェス」として、著名人を招いたトークショーやベスコス発表、美魔女コンテスト、商品を実施に体験できるブランドブースなどのコンテンツをご用意。美魔女コンテストとクライアントステージは生配信も行う。

【特徴】高めの年齢層に絞って商品をアピールできる
来場者である美ST部会員の年齢層は40~50代と、前述した2誌よりも高め&年齢層が絞られているため、高年齢層をターゲットとした商品の場合、商品を効果的にアピールすることが可能です。また、イベントの来場者数が多い&クライアントステージはSHOWROOMを通じて生配信されるため、人数的にも多くの人にリーチすることが可能です。

【おすすめの活用場面】エイジングケア系や高価な商品をアピールしたい
来場者の年齢層が高い「Spark Beauty Fes」では、エイジングケア系の商品や若い方は手の出しにくい比較的高価格な商品に興味を持ってもらいやすいです。また、事前抽選に当選した美ST部会員が来場者であるため、美意識が高い層も多く、プチプラよりも高価格高品質な商品に関心を持つ方が多いと想定されます。

MimiTV

[イベント名] Beauty Meets
[来場者数]  1000~1500名想定[mimistメンバー+美容好きの一般応募者]
[年齢層] 10~20代
[次回開催日程 / 場所]2024年2月23日(金・祝)~24日(土)/ ベルサール渋谷ファースト

【イベント概要】
商品の展示やタッチアップを行うブランド出展ブースに加えて、ゲストトークショーなどを行うステージやユーザーが出展商品を使えるメイクスペースなどを展開。ステージはオンライン配信も行う(3000視聴程度を想定)。

【特徴】若い世代に商品をアピールできる
MimiTVのユーザー層は10~20代の若い世代が多いため、若い方をターゲットにした商品の場合、商品を効果的にアピールすることが可能です。また、来場者数が多い&mimist(MimiTVユーザー)以外にも一般の方が来場されるため、イベントでの交流やサンプリングを通して新たなファンを獲得できる可能性も高いです。

【おすすめの活用場面】若い世代に商品をアピールしたい
来場者の年齢層が低い「Beauty Meets」は、若い世代をターゲットとした比較的低価格な商品を扱うブランドや、新たなターゲットとして若い世代を取り込みたいブランドにおすすめです。来場者数も多いため、普段顧客とコミュニケーションを取る機会の少ないドラコスメーカーにとっては、顧客に直接声を届けることができるという点でもメリットがあります。

C Channel

[イベント名] NICE to ME by Lemon Square
[来場者数] 1,330名(2日間合計)[インフルエンサー招待制]
[年齢層] 20~30代
[次回開催日程 / 場所] 未定(前回は2023年 2⽉18⽇(⼟)〜19⽇(⽇)/
EAT PLAY WORKS)

【イベント概要】
インフルエンサーが来場し、イベント参加企業のブースを巡りながら最先端の美容情報に触れ、体感し、SNSでその感想や発見を自身のフォロワーたちにレポートする。会場では、ブランドブースやインフルエンサー・タレントによるステージなどを開催。

【特徴】SNS拡散力が高い
来場者がインフルエンサーに限られているため、SNSでの発信が活発&1人1人のSNS拡散力が高いことが特徴です。また、トークセッションではYouTube登録者数が80~250万を超える影響力の高いインフルエンサーが登壇するという点でも、SNS拡散力に特化したイベントであると考えられます。

【おすすめの活用場面】商品・ブランドの認知度を向上させたい
前述したように、SNS拡散力に特化したイベントである「NICE to ME by Lemon Square」は、商品・ブランドの認知度を向上させたい場合におすすめです。他媒体と異なる点として、美容好きの方のみが集まるイベントではないため、幅広い層に対して商品・ブランドを認知してもらえる可能性もあります。

本noteは以上となります。
今回ご紹介した5つのイベント以外にも、たくさんの美容イベントが開催されていますので、興味のある方は是非リアルイベントへの出展も視野に入れてみてください。


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