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#21 隗=イシュー【書評】イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」

◾️要約


本質的で、深い洞察があり、答えの出せるイシューを初期段階で見極めることが生産性の鍵になる。見極めたイシューに対してストーリーラインを組み立て,仮説を検証していく。そしてメッセージ、つまり主張が正しいイシューに深い洞察があり、答えが出せているかを改めて振り返り、まとめる。これがイシューから始めよという意味。



◾️感想


またマッキンゼーの人の本。すごすぎ。主張のど真ん中さが。彼らにしたらやっていることを可視化しているだけなのだろうけど。
いかにタスクなり、仕事がふられたときにそのままタスクとして実施していることの多いことか。
そのイシューは何か、それをどうするとどうなるのか(仮説)、そこから導き出されるものは何か(洞察)を組み立て、動かすことを回していくことこそ真の仕事なのかも。

◾️オススメ

生産性上げたい方

◾️要約(詳細)

< 序章 この本の考え方 脱 犬の道 >
生産性とは投下した労力・時間に対する成果の割合である。正しい問い(イシュー)に対して適切な解を出すことがプロフェッショナルとして求められる。
労働力・時間/根性ベースの犬の道にならないようにすべき。

※問題は答え、ではない。なんの問いであるか、だ。答えは誰でも持っている(出せる)と考えた方がいい。ちょっと調べれば答えはネットに転がっているので。(もちろんそれをちゃんと探し出す、理解すること能力も必要っちゃ必要だけど)

 < 第1章 イシュードリブン 解く前に見極める >
本質的で、深い洞察があり、答えの出せるイシューを初期段階で見極めることが生産性の鍵になる。様々な方法を駆使し見極めることが大切。

※その問い(イシュー)の答えで、あなた自身が、何を言いたいか。それを考えよう。✖️「いや、だってあなたがこれやれ(これに答えろ)って言いましたよね?」

< 第2章 仮説ドリブン1 イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる >
見極めたイシューに対し、サブイシューに分解し、説明の流れ、ストーリーラインを組み立てる。それぞれの仮説を検証していくことで言いたいことを伝える。

※やっぱり大切なのはストーリー。この子(課題)はこういう子(特性があってこう動いていく)。あの子(課題)はこういう子。ここで二人が合流してこうなっていく、みたいな。

< 第3章 仮説ドリブン2 ストーリーを絵コンテにする >
絵コンテとして必要な分析イメージを明確にする。分析とは比較すること、それにより違いを明確にすること。

※違いを明確に。下の位置を同じにして、横に並べれば高さは測れるよね。

< 第4章 アウトプットドリブン 実際の分析を進める
限られた時間で価値のあるアウトプットを効率的に生み出すことのため、ゴールにたどり着くことを重視する

※ゲームのステージでステージはクリアしているがそのステージでのミッションは最低限でも良い(次のステージに進めます)。っていうことかな。やり出したら(完璧を求めたら)キリがない。

< 第5章 メッセージドリブン 伝えるものをまとめる >
メッセージ、つまり主張が、正しいイシューに深い洞察があり、答えが出せているかを改めて振り返る。構造的で、ストーリーがしっかりしているかを確認し、伝えたいことをまとめる。

※これ、相手に伝える前に振り返るんすよ、やった後に振り返るがPDCAだと思いますが、自分のストーリーラインや仮設、組み立て方が最初に考えたときとずれてないかの確認ですから。

◾️アクション

自分のパワポ作るとき、ストーリーラインはどんなもので、何を穴埋めして完成するか、考えてから取り組む。

◾️読みやすさ

★★

◾️ハッシュタグ

#マッキンゼー


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