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#2 デュエルとは違います 【書評】ヤフーの1on1 部下を成長させるコミュニケーションの技法


■要約(サマリー)

 ヤフーの1on1とは部下に具体的経験(なにをしたのか)、内省(どうだったか)、持論化 教訓(どうすればよかったか)、そして新しい状況への応用(どこでそれを使うか)を話をさせ、受け止める上司は自身の役割が部下が活躍する舞台作りであることを認識させ、双方の成長をはかるツールである。

■感想

 組織を強くするための1on1とは何か、興味があり読んだ。実際に使っていこうと思った本。実践する上では、技法や進め方はもとより、お互いの信頼関係、聞く側としてアクティブリスニングすることが大切だと思っている。

■オススメ

 部下を持つ人は1on1をやってみていいと思う。部下の人数にもよるが定期的にやるには結構大変なので、やる前に本書で目的ややり方、効果を自分なりにイメージすると続けることに寄与する、かも。

■要約(詳細)

◆1章 マンガで学ぶ1on1ミーティングの基本
1on1は部下に話をさせることが基本である。上司が指示をしてはいけない。部下が率先して考える、話す場をつくることが大事。

※なかなか難しいんだ、これが

◆2章 1on1とは何か
社員の経験学習を促進し、才能と情熱を解き放つことで成長させることが目的のツールである。具体的経験⇨内省⇨持論化 教訓 ⇨新しい状況への応用と進める。
コミュニケーションとは意図が伝わって意図に沿って動いてくれることを指す。

※動かす、ではなく動いてくれる、がポイント

◆3章 1on1における働きかけ
信頼関係がベースであり、そこから始める必要がある。上司はアクティブリスニングし、しっかりレコグニションし、コーチング、ティーチング、フィードバックを使い分ける。

※やたらカタカナ多いな

◆4章 1on1導入ガイド
人事が伝えたいこと(上から降りてくる指示内容)ではなく、(部下である)社員の疑問に答えることが大切。部下が活躍する舞台をつくるのが上司の仕事。

※スポーツで言う監督と選手の関係っすね。けど上司側の自分はある意味選手でもあるんだよな(やること多い)。。。

◆5章 ヤフーが人財開発企業を目指す理由
会社は会社への貢献をお金で評価し、対価として報酬を払っていればよい時代ではなくなり、働く側も会社にキャリアを決めてもらう時代ではなく、自律して自ら選択していく時代になった。その中で会社として、人財の才能と情熱に着目し、それを解き放つ人財開発企業になることが経営計画の達成方法の1つになる。

※ここにいれば伸びる、と思われることは企業価値としては大きいからね。

■読みやすさ

 一章はマンガだし、そんなに難しい言葉もないのでさくっと読めるのではないでしょうか。

■ハッシュタグ

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