こっそり返歌
お題の短歌にお返事の短歌(返歌)を
コメント欄に書いていただく企画です。
十六夜杯の投稿一覧から
人を想う歌をお題として選びました。
根強いファンのいる企画ですが
初参加の方、短歌歴浅いよ
という方も全然大丈夫😊
2首お題がありますけど
1首だけでもオッケー。
随時記事に反映します。
皆さまの投稿から
私が独断と偏見で
来週のお題を選びます。
(追記)
さらにあずきさんのご好意で
返歌の中からいくつか
ピックアップして歌にしてくださいます✨
元歌に選ばれるだけでなく
歌詞に選ばれる楽しみもできました💖
12月25日の白熊杯まで
毎週日曜日
4回連続企画。
あなたの想い人に向けて
返歌(短歌)をどうぞ💖
お題
返歌
お題①
DMの返信さえも待ちきれず
文したためる小夜時雨かな
沙々良まど夏
文よりも電話で声を交わしたい
声を聞くより君に逢いたい
みゆ
宵の頃あなたが編んだ詩をほどき
編み目編み目のトリックに酔う
雪ん子⛄️
待ちわびて 眠れぬ夜の窓 冬北斗
君待つ今宵 凍てる闇なり
十六夜
文にする相応とまでならず声
囁きかけるうなじの先で
つきのあさと
すすき梅雨ひとつひとつが文字となり
彼女をそっと濡らしておくれ
てまり
しっとりとあなたの文を読みたれば
乾いた肌もばっちり保湿
友音
会えない夜あなたの投げた文字を抱く
言葉の隙間に愛を探して
大橋ちよ
息づかい あなたの書いた その文字を
ゆっくりなぞって 感じていたい
しろくまきりん
元気かい?しとしと降りて
慰むる雨はきみかい?慈雨のようだね
moe
したたむる文に宿ればすすき梅雨
いづれ晴るるを単に願ひぬ
つる
つらつらと書き連ねてるその文に
隠す暗号読み解けたかな
のんちゃ
むにゃむにゃぁ君の寝言へ幸せを
祈れば満足げな眠り顔
おはようよねちゃん
可惜夜に孤独の表裏感じつつ
あなたの心読み解いてゆく
ゆず
もじのクセ貴女らしさにもえる文
交わす言葉の熱にとけゆく
これでも母
しとしとと降り続く雨文を読む
君を想い我も文読む
春〜と共に🌸
とうとうとあなたの声が浮遊する
ポツリポツリと私を染めた字
夕凪遙
雨粒が君に哀しみ呼ぶのなら
ぼくの手紙よ君の傘となれ
rira
蕭々と降ってゐる雨
あなたからの手紙をみてゐる泣いてゐる
とのむらのりこ
五分毎あなたの文をなぞりては
笑みを隠せず毛布に隠れ
ふぅ。
ひとしきり文読むあなたに恋すれば
雨露濡れて心潤い
吉田みゆ
すすき梅雨震える心抱きしめて
あなたの夢を盗みに行くわ
西野圭果♡
始まりも終わりもあいまいすすき梅雨
教えてくれた君の心も
リコット
雨の夜あなたの文の甘味から
スキを握って走るススキ梅雨
行間に編み込まれてる愛してる
雨の止み間にスキが駆け出す
傘をさすあなたの文の正解を
この長雨が流さぬうちに
MITEI NARICO🔰
すすき梅雨心地よき音聴きながら
君への文は必然でしょう
chiyo
窓の外ふと見てみれば積もる雪
文眺めては積もる愛情
あずき
All of me, 秋梅雨過ぎし今宵さえ
満たぬ心をJazzに重ねて
見据茶
秋雨が上がり燕も南へと
行くから僕も飛ぶよ君まで
秋月 めぐみ
ありありとまぶたの裏に映るキミ
みたび目を閉じ しばし想わむ
詠み人いろは
お題②
寄り添ってboulevardを歩く日の
夢を見ながら指を折る日々
沙々良まど夏
ベランダで風に吹かれて空見上げ
おでん片手に逢いに行こうか
みゆ
とめどなく夕闇迫るトンカラリン
私もあなたに会いたくなった
十六夜
北風のカラカラと鳴る葉の上を
飛行機雲が名前とつぶやく
つきのあさと
うろこ雲空を翔ぶ絨毯となり
運べよ我を君住む街へ
てまり
一艘の船浮かべたるうろこ雲
ドキドキの波早く会いたし
友音
気まぐれな空の岸辺に寄せる波
あの雲に託す君への想い
大橋ちよ
その雲の行き先あなた 直行便
いつでもそばにいられますように
しろくまきりん
同じ空見ているんだね秋の空
きみに似ているほわほわ温き
moe
波の音聞く心地してうろこ雲
ひとつ手に取り会いに行きます
つる
会いたいと君が好きだと伝言を
ひつじの雲に頼んだからね
のんちゃ
見下ろせばあなたに似てるミルク渦
一口いかがカフェインレスよ
おはようよねちゃん
うろこ雲見つけた夕は会いに行く
そんな約束したことにして
ゆず
同じ雲見える気がして踵あげ
逢いたい想い君まで届け
これでも母
うろこ雲波に似ているその雲は
あなたを乗せてわたしのもとへ
春〜と共に🌸
浮き沈み駆け引きのよな片想い
今なら背中貸してと言える
夕凪遙
青空に君への想い伝えたら
真っ赤に染まり隠れる夕日
rira
ただいまとおかえりの詩すぐ傍に
子午線上は135度
とのむらのりこ
会いたくて雨降る前に君の街
向かうかどうか雲にゆだねて
ふぅ。
雲渡る空を仰いで声を聞く
心に残りし面影追って
吉田みゆ
月満ちて銀の波うつ鱗雲
汝が名ひびけど迷ひて深夜
ヒスイ
夢の中あの日と同じうろこ雲
波のりこえてあなたのもとへ
西野圭果♡
うろこ雲君の背中をおもいだす
近くて遠い触れぬ背中
リコット
ひつじ雲見上げて君と電話する
ここにも同じ雲があるよと
SF
なみなみと溢れるほどの会いたいが
銀の鱗になって輝く
鱗雲散り散りになるその前に
気持ちの答えを抱えて走る
アナタへの気持ちを波にさらわれて
銀の鱗を持って溺れる
MITEI NARICO🔰
波のよう私の空も鱗雲
逢いたい想ひ同じやうだね
chiyo
うろこ雲冷たき氷の粒なれど
会いたい気持ち芯に抱えて
見据茶
心地良い風が彩雲運び来た
虹色をみにここにおいでよ
秋月 めぐみ
空渡る 飛行機雲と連れ立って
いますぐキミに会いにゆこうか
詠み人いろは
今回お題に使わせていただいたのは
こちらのお二方です✨
白熊杯は12月25日から✨
ヘッダーは
はやしっぷ先生✨
に書いていただきました。
気ぜわしい師走にぴったりの企画を
開催中です。
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