📚インプット大全[樺沢紫苑] -中編-
この記事では、精神科医である「樺沢紫苑」著の本、 「インプット大全」をご紹介しています。
↑前編・後編
本書について、以下のパートに分けています。
今回は中編として「3-4」のパートになります。
-前編-
✔︎_1.インプットは「量」より「質」を重視する
✔︎_2.「アウトプット前提」のインプット術
-中編-
✔︎_3「重要な部分」に絞ってメモをする、それ以外はインプットに集中する
✔︎_4.「運動」や「音楽」を用いて、「リラックス」した状態でインプットする
-後編-
✔︎_5.「見る」「読む」から 脳を解放し、インプットの効率を上げる
✔︎_6.「情報と知識のバランス」を意識する
また、以下のリンクから是非チェックしてみて下さい↓
✅_3「重要な部分」に絞ってメモをする、それ以外はインプットに集中する
「セミナーやYoutubeなどの動画」を用いてインプットする場合、つい「過剰にメモやノート」を取ってしまったりしていませんか?
実際「メモやノートを詳しくとれば学びは大きい!」と思われがちですが、それは「義務教育」の場では正解です。なぜなら、そのメモした内容がそのまま試験として出題されるから。
しかし「自ら学びを得る」能動的なインプットでは、返って効率が悪くなってしまいます。セミナーや動画で勉強する際は、相手の「表情」「身振り・手振り」など、視覚的に得られる「非言語情報」が重要となります。
☑️全てをメモするのではなく「重要な情報」をキャッチする
相手の「表情や身振り手振り」は、私たちの「感情」を刺激する為、より記憶に残る形でインプットされると言われています。
↑感情と記憶について
そこでインプットは「本当に重要な情報」にだけ絞り、それ以外はしっかり相手を見ることが重要です。
本書では、「相手を見る時間:メモをする時間=8:2 or 7:3」のバランスが丁度良いと述べられてます。どちらにせよ、「メモの量とインプットの量は相関関係にない」ことがわかります。
「後で是非試してみたい!」「この言葉素敵!」「こんな考え方あったのか!」など、「自分にとって重要な情報」にフォーカスしてメモしましょう。
✅_4.「運動」や「音楽」を用いて、「リラックス」した状態でインプットする
インプット中に聞く音楽は、学習効率が低下するので本書では薦められていません。
一方で、「音楽があったほうが仕事が捗る!」「音楽が無いと逆に集中できない!」という方もいます。本書では、結局のところ「どんな仕事・作業するか?」で音楽の適性が異なると主張しています↓
🎵音楽が「プラス」に働く活動
・運動
・単純作業
🎼音楽が「マイナス」に働く活動
・暗記系のインプット
・読書
☑️活動によって音楽を正しく使い分けよう
要するに「手順や段取りが決まっている作業」「あまり頭を使わない単純作業」に関しては、音楽はポジティブに働くのです。
🗒私の場合...
1.勉強を始めた「最初の10分」は、やる気を出す為「好きな音楽」を聞く。
2.10分後は「音楽を消すor環境音(波の音etc..)を聞く」、どちらかを選択。
3.気分転換に「Cafe Music」や「Lofi Hiphop」も聞いたりする
「歌詞のある音楽」はインプット効率を下げてしまうので避けましょう。
さて、一方で「運動」はインプットにどのような影響を及ぼすのでしょうか。
結論からお話しすると、「運動中のインプットは有効である」とされています。特に「記憶力・集中力・創造性」を高める効果があり、これらは運動後ではなく「運動中」に最も現れるとされています。
💬参考研究...
・歩きながら単語を記憶してもらう実験では、座って記憶したグループよりも「10%」良い結果が出ている。
🗒私たちができることは...?
・メンタリストDaigoのように「スタンディングデスク」で作業し、足でステッパーを踏み続ける。
・スポーツジムでランニングする時、音楽だけでなく「英会話の音声」を聞くようにする。
・森の中を散歩、もしくは移動中に「勉強になる講義・動画」を聞く。
など「運動×インプット」を自分でアレンジしてみましょう。
また運動中の脳機能に対するポジティブな影響は、「運動後から徐々に減少」する為、「運動中」が1番効果が高いとされているのです。
もしNoteの記事になるアイデアを見つけたら、「音声入力🎙」でメモしておくと良いかもしれません。
🌟オススメ文献
以上、お読み頂きありがとうございました。
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