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伝えるのに効果的な3つの文章の型。その2 「同格」

この記事は、「対比」の記事でご紹介した文章の型の、

・対比
・同格
・因果

のうち、

「同格」について説明する記事になります。

「対比」の記事の無料部分をお読みになった後の方が、わかりやすいと思いますので、是非下記リンクから一読ください。

さて、

この記事では、文章の「型」の中でも「同格」について解説していこうと思います。

日本人なら知ってて当たり前という感じの、簡単な表現ばかりです。しかし、文章を書く際に、その効果や使うべき場面を、意識的に使っている人はほとんどいないのではないでしょうか?

要は、「なんとなく文章を書く時に表現として使用している」という人がほとんどだと思います。それは、学校教育では読み手に与える効果や使うべき場面は教えていないため皆知らないからです。

私も以前は、なんとなく文章を書く時に使っている程度の認識しかなかったので、文章の「型」の効果や使うべき場面を学んでからは、それを意識して文章を書くようになったのですが、

では、なんとなく文章の「型」を使用するのと、意識的に文章の「型」を選ぶのでは、どのような違いがあるのでしょうか?

その答えは、

「読者に対して明確な目的を持って、狙って「型」を選択することができるということです。」

つまり、なんとなく使用するのでは、読者にうまくその「型」がはまっても、それはラッキーパンチが当たったようなもので、次に書いた文章で、うまくいくとは限りません。

しかし、意識的に「型」を選択し、意識的に使えるということは、狙った効果を読者に与える確率が、何も考えなしで使うよりも格段に高いということです。

そのため、文章の「型」の効果や使うべき場面を知って、適切に使用できるようになれば、あなたの言いたい主張がより読者に伝わりやすいということになるわけですね。

それでは、早速「同格」について解説することにしましょう。

この記事を読めば、「同格」表現をいつ、どこで、誰に対して使えば効果的かわかるようになることでしょう。

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