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「歴史は苦手」「電子書籍は苦手」というセリフに思うこと

「歴史小説を書いてます」
「電子書籍出版してます」

そうやって言うと、「歴史は苦手」「電子書籍は苦手」と言われることが多いです。

学校の勉強で苦手意識が染み付いてしまってそのまま歴史小説が苦手になってしまう気持ちはわからなくもないです。

紙の本が好きと言う人の気持ちも分からなくもないです。

でも、私は読者に勉強させたくて歴史小説を書いているわけではありません。

だから私は「項羽と劉邦」を始めとした歴史物を書くときには、たくさんルビを振ったり必要ない固有名詞を省いて分かりやすくなるような工夫をしています。

そして私が作っているのは「スマホで読める暇つぶしの読み物」です。

作品作りのときには「暇つぶしになる作品を作ろう」ということを一番に意識しています。

今の私は自分の作品が紙の本になり、書店に並ぶことをそこまで強く目指してはいません。

むしろ紙の本になってしまうと、私の作品の良さがなくなってしまうかもしれないとすら思います。

「勉強ではなく楽しめる歴史小説を書こう」
「暇つぶしになる読み物を作ろう」

そうやって考えて作った作品を「歴史苦手」「電子書籍苦手」と言って中味を見ることなく拒絶されるのはやっぱり辛いものです。

というよりも「苦手」と言ってる時点で私がどういう思いを込めてものを作ってるか理解していないと思います。

もちろん個人の趣味嗜好はあるので、「苦手」と言われれば私も引き下がるしかありません。

ただ、どんなに思いを込めて、工夫して作品を作っても、「苦手」の一言で見向きもされないというのは悲しくなります。

無理に私の趣味に付き合う必要はありませんし、私もそれを望んではいません。

でも、私はいろんな思いを込めて歴史小説を書き、電子書籍出版をしていること。

「苦手」と言って拒絶する前に、そのことをちょっと頭に思い浮かべて欲しいなと思います。








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