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美しい人

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4度のコンテストにファイナリストとして出場し、さらに現在ミセスコンに出場予定の私が考える、美しく生きるための思考(時々ノウハウ)を毎週月曜日に配信します。
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#美しい人

美しさの秘訣は肩甲骨

顔立ちなど大した要素ではない先日ミスコン世界大会出場経験のある友人と話す機会があった。つまり私と一緒にミスコンに出場した女性だ。 「詩織ちゃん、本当に美人になったね」 そう言いながら、また同時に彼女は、 「あの時の詩織ちゃん本当に暗かった」 とも言った。 「私、(数年前に)初めて詩織ちゃんを見た時『きれいな顔をした子だな』って思ってたの。でも詩織ちゃん周りから見ても不思議なくらい暗いオーラをまとってて」 あの時の私を振り返った上で、彼女の世界大会での経験を語ってく

美しい女は何でできているのか

ミスコン世界大会出場者の意見先日、2016ミスグランドに出ていた時のチャンピオン、佐藤彩花ちゃんのオンラインメイクレッスンを受けた。 彼女のブログはこちら メイクレッスンを受ける中で、彼女から「魅力的な女性とは」「美しい女性とは」という話を聞いた。 「ミスコンの世界大会に出てくる人って、本当にいろんな経験をしてる。私に想像できないような苦しい環境の中を生き抜いてきた人がたくさん出ていた」 そして、 「たくさん悩んで苦しんできた経験が、彼女たちを美しくするのだと思う」

結果としてのパラレルワーク

私は現在作家・モデル・ライターの仕事をしている。 こうやって複数の仕事をしていると、時々聞かれることがある。 「本業はどれなんですか?どれがメインの仕事なんですか?」 正直こうやって聞かれると答えに困ってしまう。私にとってはどれも大切で大好きな仕事なのだ。もちろん収入に偏りはあるが、「どれか一つ」を選ぶことなどできない。 昔はこの質問に答えられないことに罪悪感を感じていた。実際こうやって答えると、 「自分の軸がない人」 「なんの考えもない薄っぺらい人」 「どれも

ステージ上の光と、ステージ下の闇

ミスコンのステージ上で確信した「自分の可能性」2014年、私は初めてミスコンのステージに立った。ランウェイをウォーキングし、先端でスポットライトを浴びながらポーズをとる。大勢の人が私に注目している。 昨日までは会社のデスクに向かって何の変哲も無い生活をしていたのだ。その人間が「ステージ上でライトを浴びて注目される」ことを経験をすると、舞い上がってしまうのも当然と言えば当然かもしれない。 「私にはもっといろんな可能性があるのではないか」 ステージ上だけでなく、オーディショ

歴史的美女の定義

楊貴妃とクレオパトラ唐の皇帝の楊貴妃に対する寵愛ぶりは盲目的なものであり、結果国政が乱れて安史の乱を引き起こすこととなった。一時、唐王朝は楊貴妃によって存亡の危機にさらされたのだから、楊貴妃はまさに「傾国の美女」と言える。 ローマ皇帝たちを魅了し、権勢を振るったエジプトの女王クレオパトラ。彼女の「美貌」もまた、国政を操り、時に戦争の流れを変えることもあった。彼女もまた「一国を動かす美女」だった。 ……などなど、歴史的美女に関するエピソードは世界中にある。 彼女たちの共通

29歳のミニスカート

大学生と社会人の壁今でこそ個人事業主として働いているが、過去に2年だけ会社勤めをしたことがある。2014年の新卒採用で入社した会社。私が24歳の頃だった。 その会社は結構お硬いイメージがつきまとう業界だった。実際にはいろいろと問題のある会社でもあったが、一応表向きには「社会の規範となることを目指す」ようなところはあったと思う。実際には社会の規範となるどころか問題だらけの会社ではあったが。 そういう会社に大学を卒業した後すぐに入った。会社の問題には本当に腹を立てたが、会社が

「才能」とは天からふってくるものではない

意図的につくってきた「才色兼備キャラ」ミスコンに出て、モデルをやりながら文章を書いている私。 「天は二物を与えずなんて嘘だと、鈴木さんを見てて思う」 「鈴木さんは才色兼備だ」 このように褒めてもらえることは多い。 こうして褒められることに感謝しながらも、それでも私は自分のことをこの褒め言葉にふさわしい人間だと思っている。 かれこれ5年ほど、私は意図的に「才色兼備キャラ」を作ってきたのだ。それにたいして「才色兼備ですね」と褒めてくるのは、私の策略にまんまとはまったと

山口百恵と山本リンダ

小・中学生の頃は山口百恵が好きだった父の影響からか、小・中学生の頃の私は山口百恵が好きだった。当時はモーニング娘。などが流行っている中で、私は自宅で山口百恵の歌を口ずさんでいた。 ♪あなたに女の子の一番大切なものをあげるわ(一夏の経験/山口百恵) 当時は歌詞の意味も分からないまま親の前でこの歌を歌っていた。 その割に高校生になっても私に彼氏ができることはなく、「初カレ」なるものができたのは19歳の3月31日だった。ちなみに私の誕生日は4月9日だ。しかもその彼氏がついに人

「私、頑張ってる」という実感

ミスコン中毒ミスコンに出たことがある人が、結構な頻度で口にする言葉。 「ミスコンは中毒性がある」 これには私もうなずける。 ステージ上で全身にライトを浴びて自分をアピールできる機会なんてそうそうない。たくさんの人に見られているという感覚は快感でもある。だからそこに酔ってしまう人も少なくない。 でも、それ以上にミスコンには中毒性のある快感がある。それは「私、頑張ってる」という感覚。 ミスユニバースで言えば「ビューティーキャンプ」など、ミスコンにはステージ本番までにたく

カップルの下着事情※ちょっとエロネタ

※18禁にするほどでもないけれど、エロい内容です。 デート時の下着に悩んでいた学生時代夫とは大学時代からの付き合いだ。そして私にとって夫は初めての彼氏でもあった。 私だって健全な女子大生だった。それなりに男と女のうんたらに興味はあったし欲望もある。夫も健全な男子大学生だったのだから、学生時代にはセックスもした。 小説やら映画やらで、私もそれなりに「セックスの時の下着の役割」についても考えることはあった。だから夫とのデートの時には下着選びにこだわっていたし、泊まりで旅行に

女だから、年下だから、容姿でアピールしているからというだけで

2014年から自分の顔をネットに出しながら文章を書いてきた。 私が過去にミスコンに出ていたり、今モデルをやっているのは確か。 そういうことをしているのを「容姿で注目を集めようとしている」と言われても腹は立たない。 そうだ、私は自分の容姿を使って注目を浴びようとしてきた。 容姿で注目を浴びるために、意図的にミスコンに出たりモデルの仕事をしてきた。 でも、こんなことをしながらも同時に「人間は容姿だけではない」ということも痛いくらい感じていた。 例え注目を浴びていたとし

私の場合「結婚あっての自立」だった

仕事の孤独を紛らわせるために結婚した3年前に今の「作家・モデル・ライター」の仕事を始めた。なぜこの仕事を選んだかというと、叶えたい夢があったからだ。 転職する前にミスコンに出ていた私は、「やっぱり自分の好きな文章執筆を仕事にしたい。それで社会とつながりたい」と思い、同時に「どうせなるのなら『ただのきれいな人』でもなく、『ただの文章が書ける人』でもなく、『文章が書ける美女』になろう」と思った。 私の家はサラリーマン至上主義の家庭だ。私が「この仕事を始める」と言った時も「お前

「家内」という立場を都合よく使わせてもらう

「鈴木さんは結婚してるから」モデルの仕事の現場で、同じ事務所に所属している人と出くわすことはある。同じ事務所の人とはSNSで相互フォローをしていたり、なんだかんだいって噂は流れるものなので私が既婚者であることもみんな知っている。 「最近仕事どう?」 「まあぼちぼちかな」 なんて会話はモデル同士ではよくあること。それでも時々言われる。 「鈴木さんは結婚してるから気楽ですよね」 言われて嫌な気持ちになるわけではない。事実私のモデル業は結婚しているからこそ成り立っている面も