窪田順生

ノンフィクションライター窪田順生のnoteです。主に企業危機管理、広報やPR戦略のほか…

窪田順生

ノンフィクションライター窪田順生のnoteです。主に企業危機管理、広報やPR戦略のほか、メディアの偏向報道や情報操作(スピンコントロール)をテーマに執筆活動をしています。

マガジン

  • 陰謀と希望のコロナワクチン

    新型コロナウィルスのワクチン接種が原因とされる死者数の多さが注目を集める中で、このワクチンをめぐってさまざまな「陰謀」が唱えられています。影の政府による人減らし、権力者に夜人体実験・・・なぜそのような話が盛り上がるのか、背景には何があるのかを探っていきます。

  • ブラック危機管理/なぜあの企業は「悪手」を選ぶのか

    「危機管理」としておこなった記者会見や情報発信が批判を浴びてかえって事態を悪化させてしまうということがよくあります。なぜ組織は世間の感覚とズレた「ブラック危機管理」にのめり込むのでしょうか。 報道対策アドバイザーとして実際に多くの企業危機管理を経験してきた筆者が日本型組織が陥りやすい「失敗の本質」を解説していきます。更新頻度は週1回程度を目指しています。

  • 情報戦の裏側アップデート

    ノンフィクションライター窪田順生が2016年9月から毎週記事を書かせていただいているダイヤモンドオンライン内のコラム「情報戦の裏側」(木曜日配信)の過去記事について執筆者自身でレビューしていきます。当時は書ききれなかったことや新たに把握した事実などもアップデートしていきたいと思います。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

ノンフィクションライターの窪田順生と申します。 主に企業危機管理や広報・PR戦略、メディアの偏向報道や情報操作(スピンコントロール)をテーマに活動をしています。ただ、節操がないので興味があればなんでも取材をします。 取材したことはたまに週刊誌や月刊誌に寄稿して、たまに本にまとめたりしています。また、出版のプロデュースやライティング協力も多数やっておりまして、これまで経営者、大学教授、医師、政治家、スポーツ選手などの著書を50冊以上関わってきました。 かれこれ30年弱ほど

    • 「ワクチン忌避排除」というWHOの世界戦略が「異論を許さぬ不寛容社会」をつくっている

      「当たり前の話」が許されない不寛容なムードコロナワクチンを接種した直後、あるいは数日以内に亡くなった人が2193人も存在している。接種後の副反応報告も3万7000件を超えており、中には重い後遺症に苦しんでいる人もいるーー。 こういう「現実」を突きつけられれば、「コロナワクチンの安全性はどうだったのか」「接種をしたくない」という感情が芽生えるのは、人として自然な心の動きではないでしょうか。 しかも、死亡事例を国が調査した結果は「評価不能」。つまり、亡くなった2193人につい

      • mRNAワクチンを疑ってはいけない、異論を唱えてもいけない・・・日本を覆う「ワクチン全体主義」のルーツを探る

        古典的陰謀論「闇の政府」にワクチンが加わると 新型コロナウィルスのワクチンをめぐってさまざまな「陰謀」が囁かれています。 中でも有名なのが、ディープステート(deep state)黒幕説です。 ディープステートとはアメリカでは1950年代から囁かれている「陰謀論」のひとつです。アメリカ政府の要人は、選挙で選ばれた大統領によって組織されていますが、その背後に「選挙結果に左右されずにずっと権力を握り続けている人々」がいて、実は彼らが裏で、政府を操っているというものです。 近

        • ブラック対応の企業は「危機管理」という言葉に縛られすぎている

          「ブラック危機管理」の原因と対策「これさえやっておけば危機管理的には正解だろ」と自分たちとしてはベストな危機管理をしているつもりなのだが、なぜかやればやるほど社会からの批判が盛り上がって気がつけば大炎上・・・・。  そんな「不祥事企業あるある」ともいうべき「組織の病」を仕事柄、組織内部から目にする機会が多くある私は「ブラック危機管理」と命名しました。このマガジンではこの現象の原因と対策をまとめていきたいと思います。  そこで「目次」というほどではないですが、これからこんな

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        • 「ワクチン忌避排除」というWHOの世界戦略が「異論を許さぬ不寛容社会」をつくっている

        • mRNAワクチンを疑ってはいけない、異論を唱えてもいけない・・・日本を覆う「ワクチン全体主義」のルーツを探る

        • ブラック対応の企業は「危機管理」という言葉に縛られすぎている

        マガジン

        • 陰謀と希望のコロナワクチン
          1本
        • ブラック危機管理/なぜあの企業は「悪手」を選ぶのか
          2本
        • 情報戦の裏側アップデート
          2本

        記事

          「ブラック危機管理」とは何か?

          自分たちは「正しい」と信じる”独りよがりな危機管理” このマガジンのタイトルは「ブラック危機管理」です。 と言われたところで「なんのこっちゃ」と首を傾げる人も多いことでしょう。 「ブラック危機管理」というのは、報道対策アドバイザーとしてこれまで多くの企業不祥事などの対応にあたってきた私が提唱をしている「日本企業の構造的な問題」を指しています。では、どのような「組織の病」なのかというと、ざっくりと説明するとこうなります。 経営幹部らが議論を重ねて「これがベストな選択だろう

          「ブラック危機管理」とは何か?

          「小池百合子首相」はそこまで荒唐無稽な話ではない/情報戦の裏側アップデート

          「小池さんが動くらしいですよ」  小池百合子都知事の「国政復帰」の噂が絶えません。  裏金疑惑が長引いていることと、岸田政権への厳しい風当たりからこのピンチを脱するには、「日本初の女性首相」で国民の目をそっちに向けて、問題の収束をはかるしかないと考える人が多いからでしょう。  私自身も政治家や永田町周辺の人と話をしていると、そんなシナリオをよく聞くのですが、そこで上川さんや高市さんのというよく聞く名前に混じって、「小池さんが動くらしいですよ」なんて出所不明の情報を耳にする

          「小池百合子首相」はそこまで荒唐無稽な話ではない/情報戦の裏側アップデート

          小池都知事「世論誘導テクニック」を考察する/情報戦の裏側アップデート

          「情報戦の裏側」最多登場のスター小池百合子 このページはノンフィクションライター窪田順生が、ダイヤモンドオンラインで連載している「情報戦の裏側」の過去記事を自分自身でレビューしながら、内容をアップデートしこうというものです。 と言っても、記事数がかなり多いので、ひとつずつやっていくのもなかなか大変ということで、毎回テーマを決めて複数の記事をまとめてふりかっていきます。 最初のテーマは「小池百合子東京都知事」です。2016年9月に「情報戦の裏側」がスタートした際の最初の記事

          小池都知事「世論誘導テクニック」を考察する/情報戦の裏側アップデート