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2022年度からの新規就農支援制度、なかなか手厚くなりそうです!

おはようございます、ひらっちです。すっかり年末ですが、皆さんはいかがお過ごしですか? 僕はちゃんと生きております、というか、ちょっと死にかけましたが(笑) あまりに忙しすぎて連日朝3時起きという猛烈な日々がここ1カ月ほど続いておりましたが、なんとか年内のピークは通り越したようです。またぼちぼちnoteの更新でもしていこうかなと思います(^^)/

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中! 農業にご興味のある方はぜひこちらもご覧ください! 最近はこちらの記事がアップされました。よかったらぜひ読んでみてね(^^♪

■やっぱり皆さん、新規就農者向けの補助金が気になるようで。

あらためまして、ひらっちです。今日は「農業」「新規就農」をテーマに書いてみたいと思います。

激動の2021年も、残りわずかとなってきましたが、皆さんにとってはどんな1年でしたか?

このnoteに関しては、6月で開設1周年を迎えて以降、更新ペースをぐっと落とし、ボリュームの多い記事は月数本程度、そのほかに畑の今を伝えるつぶやきを数回、といった感じになっています。

一時はほぼ毎日のように更新を続けてきて、noteのポテンシャルをある程度測ることができたのと、そろそろお金の話題は語りつくした感があるのが、更新頻度を減らしている主な理由です。

さて、そんな今年の記事で、最近ぐぐっとPVを伸ばしているものがあります。それがこちらです。

「いいね」の数自体はそこまで多くはありませんが、じわじわとランキングを上げてきて、開設以来のトータルのPV数でトップ5に入っています。

ちなみに1つ上の4位には、こちらの記事がランクインしています。

やっぱり新規就農向けの給付金・補助金は、みなさん関心が高いんでしょうかね? そもそもこの情報を取り扱っているメディア自体が少ないので、色々と検索をしてたどり着く人が多いのかな~なんて個人的には思っています。

■月12万5000円を最長3年間交付する事業も盛り込まれるようです!

さて、ちょっと前置きが長くなりましたが、そろそろ本題です。先日、日本農業新聞の1面にこんな記事が掲載されました。

 農水省が検討している2022年度からの新規就農支援事業見直しの概要が15日、判明した。新規就農者による機械や施設などの導入を補助する事業を新設。補助対象事業費は最大1000万円で、県が補助した分の2倍を国が補助する仕組みとする方向だ。一方、これとは別に、全額国費で、新規就農者に月12万5000円を最長3年間交付する事業なども用意する方針。詳細は年末の22年度予算概算決定で固まる。

出典:日本農業新聞 2021年12月16日

2022年度から、これまで新規就農者向けに用意されていた「農業次世代人材投資事業(経営開始型)」に変わり、新たな制度が設けられることになっていたのですが、いよいよ見直しの概要が固まってきたようですね。

新制度が検討される段階では、従来の制度よりも金額的に手厚くなり、機械や施設などの導入を支援する目的で最大1000万円の補助が受けられる、といった内容がすでに報じられていました。

先日の農業新聞の記事によれば、機械や施設などの導入のため最大1000万円の補助が受けられるというは既報の通りですが、これに加えて、全額国費による資金交付事業も用意する方向のようです。

これは、新規参入者のほかにも、親元就農から5年以内に経営を継承し、新規作物の導入などに取り組む者も対象になりそうです。要するに、実家が農業を営んでいる人が、それを継いで、新たな作物にチャレンジするケースということですね。(あらためて親元就農はめっちゃ有利だなぁ~w)

この資金は、月12万5000円を最長3年間交付することになるため、交付額は最大450万円となる予定です。ただ、この交付を受ける場合には、機械や施設などの導入を支援する補助対象事業費の上限は500万円となるとのこと。要するにトータルで950万円に下がる、ということですかね?

この新制度を見た感想は、率直に「手厚いなぁ~」という印象です。特に親元就農の場合、新たな機械や施設の導入費があんまりいらないケースが多いでしょうから、そういう人は「機械や施設で最大1000万円」と言われても、使いづらくて仕方がないですもんね。

このあたりは、既存の農家さんを忖度した結果かな?という感じがします。さすが岸田さん。人の話をよく聞く方ですから(笑)

単純に金額を比較すると「施設補助1000万円」の方が魅力的に映りますが、個人的には「施設補助500万円+資金交付450万円」の一択かなと。だって、少し金額が下がっても、自由度の高いお金が手元にあった方がいいに決まってるじゃん!

農業の世界に足を踏み入れたことがない人は知らないかもしれませんが、農業関連の機械や設備って、おそらく一般人が想像する1.5~2倍くらい高いと思います。

それをすべて新品で導入するくらいなら、僕は少し金額が下がってもいいから自由度の高いお金を選択し、中古で導入するようにします。その方がトータルのコストをだいぶ下げられるし、新品より中古の方が減価償却による経費計上を早めにできるのでキャッシュフローの面でも有利に働くはずです。

■まとめ

いかがでしたでしょうか? 今回はどっぷり農業話でした。農業に全く興味がない方にとっては、あんまり意味のない回で申し訳ないですが、新規就農を考えている方にとっては、この支援制度の活用はおそらく外せない選択肢の一つになると思うので、ちょっと詳しく解説してみました。

新制度の内容が正式に固まるのは、年末のようです。気になる方は、農水省のホームページなどをこまめにチェックしてみてくださいね。この手の制度は、自分からアクションを起こさないないとゲットできないのが普通です。受け身にならず主体的に。これが制度活用の一番のポイントかもしれませんね(^^♪

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