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家庭菜園を始めた人の3割は「コロナきっかけ」みたいです

おはようございます、ひらっちです。今日も早朝から仕事です。隔月で担当している科学分野の連載ページの編集作業が大詰め。デザイナーさんに修正依頼を掛けるため、赤字(修正箇所のことね)をまとめております。それにしても、花粉がヤバイ! 昨日午後に息抜きで畑の見回りをしてきたんですが、昨夜から目の周辺がかゆすぎる。。。大変な季節がやってきましたね。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■どうやら新型コロナの影響で、家庭菜園を始める人が激増中みたいです

あらためまして、ひらっちです。今日は「家庭菜園」をテーマに書いてみたいと思います。

最近、特に引用元にすることが多い日経新聞ですが、昨日もちょっと面白い記事を見つけたので、それをネタにしてみたいと思います。

どうやらシニア層の読者を意識したページのようですが、新型コロナの感染拡大をきっかけに、農業を新たな趣味として始める高齢者が増えているようです。

このnoteでも再三書いてきていますが、家庭菜園は「三密」を避けて屋外で楽しめるレジャーであり、かつ「収穫物」という副収入を得られるお得な趣味です。

個人的には、外食や観光の自粛が求められるなか、人気が高まるというのも当然の流れのような気がします。もともとお年寄りの趣味の定番ですしね。

それにしても、新聞記事によれば、現時点で家庭菜園をしている人の約3割が、新型コロナウイルスをきっかけに始めた人なんだとか。農業に関心を持つ人がさらに増え、日本の耕作放棄地が徐々に解消・・・なんてことになれば、なかなかうれしい変化です。

東京一極集中の今は絶対に不可能だと思いますが、地方移住の流れがさらに加速していけば、新たなスタイルの兼業農家が、地方の荒れ地を開墾していく未来がやってくるかも?なんて期待しています。

■家庭菜園を始める人が、陥りやすいポイントとは?

今ではがっつり農家の僕ですが、そもそものきっかけは家庭菜園でした。名古屋市に住んでいた頃、市が運営する市民農園を借りて、サツマイモなどを栽培して楽しんでいました。

元々スポーツは可もなく不可もなくという感じで、決して得意な方ではありません。そんな人が無理なく体を動かし、健康増進に繋がる趣味って、意外と少なかったりするんですよね。

野球、サッカー、ゴルフ、テニス、フットサル・・・。どれもそれなりに運動ができないと難しい。ジムでのトレーニングやジョギングが流行るのは、運動神経に関係なく一人で気軽に始められる運動だからだと思います。そういう点では、家庭菜園も手軽にスタートできる「運動」といえるかもしれませんね。

ちなみに僕が考える「家庭菜園が挫折するポイント」は主に2つ。「やっぱり手間がかかる」「意外にお金がかかる」だと思います。

●やっぱり手間がかかる

野菜たちも生き物です。それなりに手を掛けてやらないとうまく育ちません。ただ、作物によってはあんまり手を掛けなくて済むものも多いです。例えば、今の時期がちょうど植え頃のジャガイモ。6月に収獲するまで、それほど手を掛けずに育てることができます。

サツマイモ、タマネギなんかも楽ですね。一方、夏野菜のキュウリなんかは、すぐに収獲してやらないと実がものすごくデカくなるので要注意です!

●意外にお金がかかる

初心者が陥りがちなのは、むしろこちらかもしれませんね。タネや苗、肥料、支柱、道具もちゃんと揃えて、なんなら作業着までこだわり・・・とやっていると、どんどんとお金を使うことになります。もちろん趣味ですから、どれだけお金を投入しても個人の自由ですが、「野菜という副収入を得る」という観点からすると、あんまりお勧めしないです。

僕の場合、自給用の野菜は、地元の種苗会社さんの直営店で、良い苗と種を購入し、肥料は一番安くて手頃な鶏糞(20kgで150円くらい?)のみで育てることが多いですね。

トマトやキュウリ、ナスなどの果菜類(実を食べるタイプの野菜ね)を育てる時には、植え付けのタイミングでちょっと深めに穴を掘り、そこに握り拳分ぐらいの鶏糞を投入します。その後、鶏糞に蓋をするように数㎝程度の土を入れ、適度に固めた後、その上に苗を植えます。すると、苗が成長して根を張るタイミングでうまく鶏糞の養分が効き始め、すくすくと育っていきます。これならほとんどお金が掛からず、多くのケースで元が取れると思います。

■まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、この1年ぐらいはいろんな変化に直面することが多かったですよね。在宅勤務を始めたり、なかには地方移住を決めたりしたもいるかもしれません。僕自身、オンラインでの取材が半分くらいになりました。移動をしなくていいので効率的ですが、現地に足を運ぶ(そして飲み食いする)楽しみは減りました(笑)

大変な部分もいろいろとあるかもしれませんが、「家庭菜園を始める人が激増中」というのは、個人的にも、世の中的にも、良い変化じゃないかなと思います。家庭菜園が健康増進に繋がるという調査結果は、いろんなところで出ていますしね。

3密を避けながら、自然に触れ、運動にもなり、さらにおいしい野菜までゲットできちゃう。はっきり言って「いいことずくめ」なので、みなさんもぜひこの春から始めてみてください! 


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