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東京五輪は「失敗学」の最高の教材になるかもね

こんばんは、ひらっちです。今日は、早朝から大量の原稿と戦っておりました。3000文字ぐらいの原稿を昼までに3本書き上げ、午後からは吹奏楽部で頑張る娘の発表会をYouTubeのライブ配信で鑑賞。コロナ禍の感染対策の一環のようですが、妻は「わざわざ行かなくていいし、めっちゃ楽チン!」と喜んでおりました。同じ「無観客」でもプラスに考えるか、マイナスに考えるかは「その人次第」ということかもしれませんね(^^♪

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■東京オリンピック、なんだかんだで盛り上がっていますね!

あらためまして、ひらっちです。今日は「東京五輪」をテーマに書いてみたいと思います。

以前に宣言した通り、最近は「つぶやき」での更新がほとんどになっておりますが、その間に東京オリンピックが開幕し、空前のメダルラッシュに沸いていますね!

開幕前からゴタゴタが続いておりましたが、個人的には先日も「つぶやき」で書いた通り、せっかく開催されるのであれば、テレビでいろんなスポーツを観戦したいと思っています。特にパラリンピックの選手のなかにはライターの仕事でインタビューをさせていただいた方もいて、これまでの苦労を直接聞いているので、なんとか無事試合が行われることを願っております!

ただ、今のところ、事前に政府が主張していた「万全な感染対策」は、「ほころびだらけ」といった状況ですね。まあ、ウイルスだって必死?に生存戦略を駆使しているわけで「自然の驚異」をそんなに侮っちゃいけません。

どうも都会に住んでいると「自然への畏怖」が希薄になりがちなのがいけませんね。科学的知見を活かして「上手にいなす」ことぐらいはできるかもしれないけれど、「完全に制圧できる」という思い込みは、壮大な失敗を招く可能性がある。「人間が制御できることなんて、所詮、宇宙の大きな営みの中のごく表層だけ」と考える謙虚な姿勢が大切だと個人的には思います。

農業を通じて自然を相手にしていると、このあたりの感覚が身に染みてわかる気がします。これも、農的な暮らしを実践するメリットの一つかもしれませんね。

■「どっちか」ではなく「どっちも」と発想した方が、きっと幸せに近づける

トラブル続きの東京五輪は、いろいろな面で「失敗」が多い大会になるだろうと見ています。

ただ、なんだかんだでトラブルの元凶は「メディアの姿勢」にある気もしていて、ネガティブな報道が「選手の大活躍」でかき消された結果、「あれ?終わってみれば開幕前の状況がうそだったみたいにみんな大盛り上がりじゃん!」なんてことにもなりそうですけど。いや、すでにそうなっていますか(笑)

気になるのは、東京都を中心とした首都圏で、新型コロナの感染者が急激に増加している点でしょうか。でも、これはしょうがないですよね。うちみたいな田舎ではお祭りレベルの混雑が、日常的に繰り返されているわけですから。そりゃあ、感染が増えないとおかしいですよ。

今回の感染拡大が「過去の感染拡大」と大きく違うのは、高齢者のワクチン接種がかなり進んでいることです。個人的にはこんなに早くワクチン接種が進むなんて想定もしていませんでしたが、やっぱり日本の現場力はすごいなと思います。

諸外国の状況を鑑みると、今後は日本もどこかのタイミングで「感染者」ではなく「重症者数」「死者数」にフォーカスした対策へと転換を図ることになると思います。それがどのように進んでいくのか、意見が対立するなかでどこに着地点を見出すのかが、一番の注目点だと思っています。

それにしても、なんで日本には「感染リスクとうまく付き合いつつ、東京五輪もちゃんと開催する」という発想に至らない人が多いんでしょう…。「二項対立の構図が分かりやすい」というのは僕も分かりますけど、「仕事or家庭」というケースが典型例であるように、何事においても「どっちか」ではなく「どっちも」という発想をした方が、より幸せになれると個人的には思います。

僕がライターと農業を両立させようと取り組み始めた時にも、「どちらか1本にしないと成功しない」という否定論者がいましたが、そんな「アンチ両立派」の方は、ぜひ大谷選手の活躍を見てみてください。…まあ、彼はスーパーマン過ぎますけどね(笑)

■まとめ

僕はこのnoteでも散々書いている通り、成功よりもむしろ「失敗」の方が学びが多いと思っています。毎年のように「積極的に失敗すること」を年間目標に掲げているくらいです。

東京五輪を遠巻きで眺めながら「ほら見たことか!やっぱり失敗したじゃん!」としたり顔で語るだけでは、何も得るものがありません。せっかくだから「失敗学の教材」にしてみるというのはいかがでしょうか? そもそも何を持って「成功・失敗」を判断するのか、という問題もありますけどね。

結局、今年の夏もなんだかんだで外出自粛が続きそうです。クーラーが効いた快適な部屋で、下記の名著などを参照しながら、現状の日本の姿を改めて見つめてみるというのも、なかなか味わい深くていいかもしれませんよ(^^♪



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