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フリーランサーの生命線は、技術力よりも「営業力」

おはようございます、ひらっちです。最近はなんだか変な天気が続いていますね。初夏の陽気になったと思ったら、また冬に逆戻りしたような寒さが襲ってきたり。今日は晴、明日は雨…といった感じで、天気の変化も目まぐるしいです。おかげで農作業がなかなか捗りませんが、天候ばかりはどうしようもないので、今日はぼびぼちマイペースでお仕事をしようと思います。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

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■フリーのイラストレーターさんにお話をお聞きしました

あらためまして、ひらっちです。今日は「フリーランス」「独立」をテーマに書いてみたいと思います。

先日、とあるフリーランスの方を取材する機会に恵まれました。

地元に根付いてイラストレーターとして活躍されている方で、原画を販売したり、企業からイラストの案件をもらったり、イラストレーターの団体を立ち上げて個展を開催したりと、精力的に活動されている様子。年下ながら「すごい人がいるもんだ!」と感心しきりでした。

実は、取材の本題は全く別のところにあったんですが、インタビューが少し横道に逸れて「フリーのイラストレーターを目指したいという親子さんにアドバイスを求められることも結構あるんです」といったお話になりました。

僕もフリーのライターとして20年くらい活動しています。そこで「どんな風にアドバイスするんだろう?」と気になり、「イラストレーターとして活動するには、何が必要だと答えるんですか?」と質問したところ、こんな答えが返ってきました。

「営業力ですね。あとは、お客さんが何を求めているのかを聞き取る力です。イラストレーターになりたい人のなかには、『人と話すのが苦手で、ずっと絵を描いていたい』という動機の人がいますけど、それでは『特にフリーのイラストレーターにはなれないよ』と言っています」

僕も「フリーのライターとして食べていきたい。どうしたらいいですか?」と聞かれたら、ほとんど同じ返答をすると思います。それくらい、フリーとして活躍するために必要なのは「営業力」だと思っています。

■フリーランスの成否を分けるのは、営業力

フリーランスは、資格が必須の職業以外は、誰でもすぐになれます。特にフリーライターの場合、「文章を書く」というスキルはほとんどの人が持っているため、「誰でもなれるフリーランスの筆頭」ともいうべき職業です。

ただ、「文章が書けること」と「文章で食えること」は、全く別次元の話です。職業としてのライターで飯を食っていくためには、自身の文章にお金を支払ってくれるお客様を獲得すること、すなわち「営業」が必須です。

会社勤めのライターであれば、わざわざ自分で仕事を獲得しなくても、文章で飯が食えるかもしれません。ただ、フリーランスの場合、当たり前ですが、ただぼーっと待っていても、全く実績がない人に「お金を払うから文章を書いてください」という依頼が舞い込むことはないでしょう。

要するに、フリーライターとして成功するかどうかの分かれ目は「営業力があるかどうか」にかかっているというわけですね。

これからフリーランスとして独立したいというお考えの方、あなたは「営業
力」に自信がありますか? もし営業に自信があるのであれば、おそらくあなたは「フリーランスとしての適性が高い」と言えると思います。

■まとめ

いかがでしょうか? あなたは「営業力」に自信がありますか? おそらく自信があると胸を張って言える人は、それほど多くはないですよね? 

特にクリエイティブ系の職種の場合、「営業職は向いていない」「できるだけ人と接する仕事は避けたい」という理由でその仕事を選んでいる人も少なからずいると思うので「営業に自信がある人」は少数派だと思います。

では、そんな人がフリーとして成功するためには、どうすればいいのか? それにはおそらく、以下の2つの方法があると思っています。

①とにかく営業力を鍛える

もしチャンスがあるのなら、営業職を経験してみるといいと思います。僕もこの①のパターンですね。決して営業向きのタイプではなかったですが、飛び込み訪問のブラック企業で鍛えられたことで、少しだけ営業力が磨かれ、結果的に「ライターとしてはそこそこ営業力がある人」になれました。

何も「猛者が集う営業の世界でトップを目指す」という話ではありません。「営業が苦手な人が多いクリエイティブ系の世界で、そこそこうまくいく営業力」を身に付けるだけで大丈夫。実はそれほど大変なことではありません。

②商品力を磨いて売れる仕組みを作る

どうしても営業がしたくないのであれば「自動的に売れる仕組みを作る」というのも一つの方法です。

ホームページやブログ、SNSを活用して、自分の存在をきちんとアピールし、問い合わせフォームなどを通じてネットから受注できる仕組みを作り上げる。そうすれば、リアルな営業をしなくても案件を獲得できるようになるはずです。

どちらにせよ大切なのは「仕事が獲得できる動線をちゃんと設計すること」です。うまい絵を描いたり、文章を書けたりするのは当たり前。そのうえで、ある程度のレベルに達しているのに売上が伸び悩んでいるのであれば、「案件獲得までの流れに致命的な欠陥があること」「案件を受注するための仕組みがうまく構築されていないこと」を疑ってみるのがいいと思いますよ^^♪



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