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フリーランスの人こそ「守りの知識」が大事だね

おはようございます、ひらっちです。今日は朝から結構のんびりしています。いつものように早朝から仕事をスタートしようと思っていたんですが、なかなか気分が乗らず。昨日夜遅くまで映画を見ていたのが影響しているのかな? ずっと前から見たいと思っていた『グリーンブック』という映画ですが、なかなか面白かったです。まだご覧になっていない方はぜひ!

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■独立志向の人は「攻め」が得意な印象ですが、ちゃんと「守り」も固めようね!

あらためまして、ひらっちです。今日は「フリーランスのお金の話」をテーマに書いてみたいと思います。

昨日の日経新聞、土曜日恒例の「マネーのなまび」のコーナーに、こんな記事が掲載されていました。

今、新型コロナの感染拡大の影響で在宅勤務が普及したことなどを背景に、働き方の多様化が進んだ結果、フリーランスとして働いたり、将来的に独立を考えている人が増えているようです。

そんな中、サラリーマンと違ってフリーランスは保障が薄いので、きちんと自分自身で守りを固めましょうね、というのが上記の記事のざっくりとした内容です。

「会社員とフリーランスの社会保障の違い」や、「同じ年収でもフリーランスは手取りが少なくなること」などを、両者を比較した表などで分かりやすくまとめてくれているので、フリーランスを考えている方、始めたばかりの方には、参考になることが多い記事だと思います。よろしければぜひご覧になってみてくださいね。

■フリーランスの一番のリスクは、やっぱり「老後」ですかねぇ…。

記事の中では、フリーランスの備えとして第一に考えるべきは「貯蓄」だと書いています。これには僕も同意見です。

ただ、登場するファイナンシャル・プランナーの方は、生活費について「少なくとも1年分をメドにしたい」と答えていますが、僕はもう少し保守的なので、2年間分ぐらいは確保しておきたいかなと思っています。

すぐに引き出せるような流動性の高いお金が1000万円ぐらいあると、何かの理由で仕事を長期に休まないといけなくなっても慌てることはないと思います。

ちなみにこの記事、どちらかと言えば、現役の間のけがや病気による休業への備えが中心に書かれているのですが、フリーランスの最大のリスクはやはり「老後」だと個人的には考えています。

以前話題になった老後2000万円問題は、あくまで厚生年金受給者を想定した試算です。フリーランスを考慮したものではありません。

厚生年金に加入していた会社員時代の長さによって事情は異なりますが、ほぼ国民年金分の支給のみという方の場合、引退時期を迎えるまでに5000万円ぐらいの金融資産を確保できないと、結構厳しい老後を迎えることになるんじゃないかなと見ています。

引退時期までに、どのようなマネープランを立てるのか。フリーランスとして独立してまともな老後を迎えるためには、目の前の事業をうまく回すのはもちろん、これまで会社任せで良かった部分を自分できちんと引き受ける覚悟が必要、というわけですね。

■まとめ

フリーランスの老後は、当たり前ですが、会社員をずっと続けてきた人よりも厳しい可能性が高いです。なんだかんだ言って、厚生年金はかなりの金額が支給されますからね。

僕は「みんな独立して個人事業主になればいいのに。そうすれば人生もっと自由で楽しくなるよ!」といつも推奨していますが、そのためにはまず、ちゃんとお金の勉強をすることが大切だと思います。どちらかといえば、株式投資なんかよりも、税金や社会保険の仕組みをきちんと頭に入れておくことの方が数倍大事です。

フリーランスの老後対策については、過去にも何度か記事にしています。

「これまであんまり考えてこなかったな…」という人は、上記の過去記事なども参考にしながら、ぜひこの機会に勉強してみることを強くお勧めします。サラリーマンであっても、フリーランスであっても、役立つ情報がたくさんありますからね。

「まだまだコロナの影響で仕事量が少ない」なんて人こそ、その空き時間を利用して、守備力を精一杯高めておくのがいいと思います。「あのコロナの時の勉強が今に役立っている」と言える時がきっと来るはずですから(^^♪


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