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地方移住先は「特典」で決める時代に突入?

おはようございます。ひらっちです。昨日は、とある大学病院で、先生たちのインタビューでした。大学病院の先生といえば「白い巨塔」を連想する世代ですが、そんなことは全然なく、気さくな先生方ばかりで終始楽しい取材でした。

ちなみに今日は、午後から採用関係のお仕事で名古屋市の企業さんを訪問する予定。さて、どんなお話が聞けるのでしょうか? しっかり準備をしてインタビューに臨みたいと思います!

<いつもの簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■地方移住が過熱気味な今、いろんな自治体がサービス合戦の様相を呈しているようで…

あらためまして、ひらっちです。今日は「地方移住」をテーマに書いてみたいと思います。

このnoteでも何度も書いていますが、今、地方移住が熱いみたいです。きっかけは当然ながら「コロナ禍」。リモートワークに移行し、食事などで人が集まることもできず、エンタメも遠隔でしか開催が難しい…となったら、都会に住む価値が薄れてしまうわけで、まぁ当然の流れなのかなと思います。

というわけで、地方では都会の人たちに来てもらう千載一遇のチャンスとばかりに、呼び込み合戦がヒートアップしてきているようで、今日3月30日の日本農業新聞の1面には、こんな記事が掲載されていました。

どうやら最近、さまざまな自治体で移住希望者向けの会員制度が立ち上がり、好評を博しているそうです。

■引っ越し費用の補助は最大20万円。コロナを機にUターンを考えているなら利用しない手はない?

記事では、鹿児島市の「かごしま市IJU倶楽部」について、その内容が詳しく紹介されていました。

鹿児島市の移住促進ポータルサイト「かごしま移住ライフ」を見てみましたが、どうやらこの会員制度、「Iターン」ではなく「Uターン」の移住者でも対象になるようですね。移住者のメッセージを見てみると、子育て世代の方はご主人もしくは奥様のどちらかが「Uターン」での移住ですし。

鹿児島市の場合、実際に住むことになったら「移住奨励金」という形で、移住にかかる交通費や家具の運搬費などの2分の1(1世帯最大20万円)を助成してくれるそうです。

もし鹿児島に実家があり、周辺にUターンしたいという方であれば、行政に一度相談して移住を決定すれば、引っ越し費用の補助などのさまざまな特典を受けられる可能性が高そうです。

新生活を始めるのであれば、少しでも金銭的な負担を減らした方がその後の生活にもゆとりが生まれるはず。自治体間のサービスが過熱気味な今だからこそ、実家のある自治体に戻る場合でも、移住向けの「特典」が使えるかどうかをチェックしてみると、思わぬ恩恵が受けられるかもしれませんよ。

■まとめ

もちろん、移住は「特典だけ」で決められるものではありません。やっぱり「自分に合うか・合わないか」が一番のポイントであり、気に入った土地に「特典」があればなお良し、というのが本来の選び方かなと思います。

田舎といっても限界集落もあれば、「トカイナカ」と呼ばれるそこそこ規模の地方都市もある。どうしても「都会or地方」という二項対立の図式で議論されがちですが、本来はもっとグラデーションがあるお話です。「田舎に合う・合わない」ではなく、「合う田舎もあれば、合わない田舎もある」というのが正解だと思います。

もっと多くの人が「自分にあった田舎」を簡単に見つけられる方法があると、東京一極集中の状態が解消されて「自分らしい生活」を生きられる人が増えるんじゃないかなぁと思うんですが。

まとめサイト的なものは色々ありますし、面白法人カヤックの「SMOUT(スマウト)」なんかもいいサービスだと思いますが、もう少し第三者的な視点を入れて、「生活コスト」とか「移住特典」なんかを軸に全国を検索できるサービスがあるといいかもしれないなぁ~なんて個人的には思います。


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