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ハイパーインフレの今こそ「家庭菜園」を始める好機!

おはようございます、ひらっちです。暑くなったり、寒くなったり、最近はなんだか気温の変動が激しいですね。季節の変わり目はこんなものかもしれませんが、体調管理がなかなか難しい今日この頃。重症化リスクはだいぶ低くなったとはいえ、濃厚接触者やら自宅待機やらでいろいろと厄介な新型コロナ。みなさんも病気にならないようにどうかご自愛くださいませ。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中! 農業にご興味のある方はぜひこちらもご覧ください! 

■いやぁ~野菜が高い!タマネギは1個98円らしいです。。。

あらためまして、ひらっちです。今日は「インフレ」と「家庭菜園」あたりをテーマに記事を書こうかな、と思います。

みなさんの周りはいかがですか? モノの値段、めっちゃ高くなっていませんか? 特に野菜がかなり高いようですね。

僕がメインで栽培しているタマネギは、スーパーの店頭で1個98円とか、ものすごい高い金額で販売されているようです。※LUCA猫とわたしさん、情報提供ありがとうございました!

当たり前の話ですが、お野菜の値段は日々変化します。例えば、タマネギで言うと、北海道、佐賀、愛知、兵庫(主に淡路島)あたりが有名な産地として知られていて、これらの産地でどれくらいタマネギが取れるかによって値段が決まっていきます。

タマネギに詳しい方ならご存知かもしれませんが、タマネギは、北海道とそれ以外では、栽培方法が大きく異なります。北海道は厳しい冬がありますから、その間は育てられません。そこで、春から秋にかけてタマネギを栽培します。一方、本州以南の地域では、秋~翌春にかけて栽培するというのが一般的です。

なので、秋から冬にかけては北海道産が、春からはそれ以外の産地のものがスーパーなどに出回ります。今は佐賀県産、愛知県産、兵庫県産(淡路島)あたりが多いんじゃないですかね?

今回のタマネギの高値は、昨年の北海道産の作柄があまり良くなかったことに起因しています。通常、こういったケースでは外国産のタマネギを輸入して補うことが多いのですが、ここで影響してきているのが「コロナ」「ウクライナ情勢」「円安」です。

ただでさえコロナで物流が停滞気味なのに、農産物の輸出大国であるロシアとウクライナが両者ともに大きな打撃を受け、各国が自国の食料確保に動いている。そこに輪をかけて「急激な円安で日本が諸外国に買い負ける」という構図になっているわけです。ウクライナ侵攻や円安の影響は、むしろこれから本格化してくるといった感じですかね。

タマネギの高値については、3~4月にかけてこんな感じで報道されています。この手の記事をご覧になった方も多いのではないでしょうか。

4月に入ってからは、本州以南のタマネギが順調に出荷されている様子なので、高値がずっと続くことは考えにくいですが、今の時期は新タマネギを主力にしている産地が多く、加工用のタマネギが出回ってくるのはもう少し先の話。飲食店さんや加工業者さんは、しばらく原材料の確保に苦慮することになりそうです。

しかも「ウクライナ侵攻」や「円安」の影響は、これから本格化してくるはずです。農作物はエネルギーの価格がもろに影響する産業ですし、2022年後半にかけては「もう一段の食料インフレ」が起こる可能性も否定できないと思っています。

■今こそ家庭菜園で「我が家の自給率」をアップしよう!

というわけで、「野菜が高いというトレンドはこれからもしばらく続くんじゃないか?」というのが僕の見立てです。

「インフレが〇%」みたいなお話は、全体の物価を指しているので、一部のものがめっちゃ高くなっただけで、日々の生活にはそれほど影響しないといったケースも考えられます。ただ今回のような「食料品の大幅な値上がり」は、お金にゆとりがない人にはかなりクリティカルな問題になりそうです。

そこでぜひ前向きに考えてみて欲しいのが「食料の自給」。要するに「家庭菜園」ですね。すっかりポジショントークの様相を呈しておりますが、僕はFIRE(早期リタイア)を考える際にも、「自給自足的な農業を組み入れるといいよ」と再三お伝えしてきております。やっぱり世界的な経済不安に直
面した時には、自給自足できるって、めっちゃ強いと思います。

このあたりは、下記の過去記事を参考にしてもらえるといいかな? 2020年7月に書いた記事は「インフレの預言書」みたいな内容になっています(笑)

折しも今は、家庭菜園をスタートするに絶好の時期です。皆さんにもインフレに左右されない自給自足で、楽しみながら難局を乗り切って欲しいと願っております!

具体的に何をすればいいの?と言う人は、下記の過去記事を参考にしてみてください!

■まとめ

いかがでしたでしょうか。「野菜が高い」というトレンドは、今後もしばらく続くと思います。まあ、労働者の賃金にきちんと反映される「適度なインフレ」であればむしろ歓迎されるべきだと思いますが、あんまり急激なインフレと円安はやっぱり悪影響が大きいかなと。何事も「ほどほどに」「ゆったり」が一番ですね。

ご興味のある方は、ぜひこの春から家庭菜園を始めてみてくださいね。今は「元が取りやすい絶好のタイミング」だと思いますよ。あとは「農家とお友達になっておく」というのもいいかもしれませんね。お金が不安定な時こそ、お金に頼らない「自給自足」や「物々交換」が威力を発揮します! 僕も目下、余ったタマネギをどしどし配り続けております、心のどこかでちゃっかり「恩返し」を期待しつつ(笑)

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