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自給自足の最大のメリットは、インフレヘッジ

おはようございます。ひらっちです。今朝でやっと収獲が一段落しました! そろそろ梅雨も明けそうですし、なんとか挽回できるように頑張ります!

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

家庭菜園で自給自足すれば、いろんなメリットがある!

あらためまして、ひらっちです。今日は「自給自足のメリット」について書いてみようかなと思います。

このnoteでは、以前にも「いかに家庭菜園がいいか」を書きました。金銭的なメリットなどについては、下記の過去記事でまとめています。

ほかにも家庭菜園は、運動不足の解消に繋がりますし、植物に触れることによる癒やし効果が研究されていたりもします。

というわけで、良いことづくめの家庭菜園ですが、なかでも僕が最大のメリットではないかと感じているのが、「インフレがヘッジできること」です。

コロナ禍による金融緩和で、世界中が「金あまり」の状態に?

今、新型コロナの影響によって世界経済が大打撃を受けており、さまざまな国が空前の金融緩和を行っています。

金融緩和というのは、簡単にいえば世の中にジャブジャブとお金を流すこと。するとどうなるか? お金の価値が下がり、モノの価値が上がる。つまりインフレになるリスクが高まっているというわけです。

今回に限らず、世界経済というのは、多少のインフレ傾向にあるのが普通です。長い間ずっと「デフレ!デフレ!」と言っている日本が異常で、周りの世界各国は、基本的に少しずつモノの値段が上がっているわけです。

インフレになると困るのが、たくさんのお金を持っている人です。そうですよね。今まで100円で買えていたものが120円でしか買えなくなったら、実質的には貯金が目減りしているのと同じこと。

だからお金持ちは、インフレに強いと言われる株などの金融資産に分散投資する。資産を殖やすことだけでなく「守る」という意味でも投資を行っている、というわけです。

どれだけ物価が上昇しても、自給自足なら関係なし!

でも、一般庶民にとって一番有効なインフレ対策は、「いつまでも働き続けること」。物価が上がれば、基本的に賃金も上がっていくからです。

たとえ100円のものが200円になっても、給料が20万円から40万円に増えたら、実質的には変わらないのと一緒ですよね。ですから、現役世代にとっては、インフレの脅威というのはそれほど大きくない、といわけです。

インフレが特に問題なのは、これまでの預貯金を取り崩して生活しているような高齢者です。

年金は、ある程度インフレリスクをカバーしてくれますが、それでも完全というわけにはいきません。「じゃあ働こうか」といっても、高齢になればなるほど、どこかの会社に雇ってもらうのは難しくなるはず。

そこで頼りになるのが「家庭菜園」というわけです。自分で野菜を育てれば、物価の変動なんて全く関係ありません。キュウリは1万円、トマトが2万円になったって自分で作ればいいですから。将来のインフレを全く気にすることなく、最低限の生きる糧を確保できるというわけです。

田舎のおじいちゃんやおばあちゃんには、年金をもらいながら家庭菜園をしているという方が結構いらっしゃいますよね。

なんとなく時代遅れな暮らし方のように思えますが、ちょっと視点を変えると、実はインフレリスクをヘッジできる非常に合理的なライフスタイルだったりするわけです。雇い止めの心配もゼロだし、健康増進にもつながりますしね。

■まとめ

都会暮らしの人が、年金の受給開始年齢の65歳あたりからいきなり家庭菜園を始めようとしても、すでに体力は衰えていますし、経験も乏しいことから、うまくいかないケースが少なくないと思います。

老後までにたっぷり資金を貯め、株などに十分投資するのは難しそう…。そんな風にお考えの方は、30・40代ぐらいから少しずつ家庭菜園を始めておくのがいいかもしれませんよ!


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