変人ライターの働き方が、当たり前になってきた!
おはようございます、ひらっちです。今日は木曜日。昨日は晴れ間が出ましたが、また今朝は雨に逆戻り。農作業が滞りまくっていて、頭が痛いですね…。
<いつもの簡単な自己紹介です>
僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。
このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。
「キャンプ場でPCをしている」と言ったら、変人扱いされたあの頃
あらためまして、ひらっちです。今日は「ワークスタイル」について書いてみたいと思います。
新型コロナの感染拡大によって、いろんな業界・業種に「変化」が起こりましたが、その一つが「テレワーク」ですよね。
みなさんはいかがですか? 普段、オフィスワークが中心だった方の中には、今や完全に「在宅ワーク」という方も多いのではないでしょうか?
そんな中、にわかに「ワーケーション」が注目され始めているみたいです。ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組みあわせた造語で、観光地などに足を運び、仕事+休暇を同時に楽しんじゃおうという、新しい「ワークライフバランス」の形のようです。
実は僕は、この「ワーケーション」という言葉ができる前から、同様の働き方を実践していました。
家族と一緒に観光地に出かけ、自分はその土地にある施設を取材したり、カフェなどでパソコン作業をする。一方、奥さんや子供たちは観光スポット巡りなどを楽しむ。もう10年以上前から、そんな生活スタイルが我が家の当たり前になっています。
あれはたしか数年前、とある編集者さんに「先日の連休はどうされてましたか?」と聞かれたので、
「家族とキャンプに行きました。僕はウッドデッキでずっとパソコンをしていましたけどね」
と答えたのですが、編集者さんは「ええ?キャンプ場で? 信じられない…!」と、まるで変人を見るかのような視線を向けてきました。
コロナ禍によってそんな「変人ライター」の働き方が、世間に認められる日がやってきたわけです。
ワーケーションの真の醍醐味は、「観光旅行の経費化」
旅行先でも仕事をする――。それだけを聞くと、「残務を旅行先まで持っていっているだけじゃん!」と思われる方が多いかもしれません。
でも、ワーケーションには、明確なメリットがあります。それは、普段なら経費にするのが難しい観光旅行を、一定の割合で経費化できる可能性が高いことです。
経費というのは事業に関係していることが大前提です。プライベートの旅行は経費には認められません。でも、旅行先で仕事をしているとなれば、話は変わってきます。
例えば、宿泊先にパソコンを持ち込み、早朝は仕事、昼間は観光、そして夜は戻ってオンラインで打ち合わせをしたとしましょう。であれば、仕事で使用した時間分を経費として計上しても、認められる可能性が高いはずです。
もちろん、「ちゃんと仕事で使っている」と証明できる材料は必要でしょう。でも、たとえばITエンジニアなど、通常であれば旅行を経費にすることが難しかった業種でも、ワーケーションをうまく活用することで一部を経費化することが可能になるのです。
■まとめ
これからは、今まで以上にフリーランスとして活躍される方が増えてくるはずです。また、副業が解禁され、サラリーマン+個人事業主というスタイルも一般化してきそうです。そうなれば、この「ワーケーション」は、「観光の経費化」という大きなメリットを追い風に、どっと増えてくる可能性を秘めています。
それにしても、あれだけ「変人扱い」されていた僕の働き方が、まさか時代の先端をいくワークスタイルになろうとは…。世の中の変化を待つより、自ら変化していく。その方が生き残りやすい時代に突入したのかもしれませんね。
<おすすめ参考図書>
■リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来
鎌倉市に拠点を置く「面白法人カヤック」さんのお話です。発刊をみると3月ということで、実はコロナ禍が本格化する前に書かれたものなんですよね。そう考えると、いかにコロナのインパクトがすごかったのかを実感します。
お付き合いのある出版社の編集さんに話を聞いても「やってみたら、やっぱりリモート最高!」という方が大半みたいだし、今後は「旅するように働く人たち」が増えてくるんじゃないかなぁ。ライターなんかはどこでも原稿書けるしね。締め切りに追われていたら、電車の中だって立派なオフィスですから(笑)
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