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キャリア―て偶然?計画的?

スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が20世紀末に提案した「計画された偶発性理論」というキャリア理論がある。
成功者のヒアリングを行って、その結果得られた知見とのこと。

その要点は、
・個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される
・その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップをするとよい。
ということだ
では、そもそも、偶然なのか、必然なのか・・・

私のキャリアを振り返ってみても・・・
(実は変なキャリアだが・・・)
こうなりたいな、と思ってなったこともあるが、
全く予想しなかったことが起こり、今がある。
その両方で、何割が 予想しなかったことで、何割が目指したのかといわれると、偶然そうなった割合の方が明らかに大きい。
8割偶然といわれても納得する。
その一方で、残りの2割で頑張ってかじ取りをしたから今がある

例えば
そもそも、カウンセラーの資格を取ろうと(計画)しなかったら
カウンセラーにはなれていない。
しかし、カウンセラーの職業を選択したのは偶然である。
自分なりに人間関係に悩み、だからこそ心理学を学んでいる間に
面白くなって カウンセラーを目指した

例えば
いまの職場に就職しようと動かなければ(計画)今の職場にはいない。
一方で、いまの職場を紹介していただいたのは偶然である。
たまたま空席があり、
先輩に後押ししていただいて
就職することになった。

その後、職場でもパワハラ等いろんなことがありながらも
支え合って、信頼できるゆかいな仲間に恵まれていることは
果たして偶然なのか計画なのか・・・。

心理学や認知科学でいうところの潜在意識や無意識が人のキャリアーに
大きくかかわっているとすれば、
偶然も 潜在的な意識によって出てきた計画的な出来事
ということになる
つまり、人間の潜在的無意識が、偶然を引き起こすならば
潜在意識を変革すれば 人生は思いのままになるのかもしれない

ここに、人生の不思議、キャリアーの不思議があるのかもしれない



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