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人間関係の暗黙のルール 十カ条

 昔、この先生すごい!と思っている精神科の先生のサポートをさせていただくことがあった。
 その先生が人間関係に悩む人に対して配っていたものがある。

人間関係の暗黙のルール十カ条だ。紹介しよう。
① ルールは絶対ではない。状況と人によりけりである。
② 大きな目でみれば、すべてのことが等しく重要なわけではない。
③ 人は誰でも間違いを犯す。一度の失敗ですべてが台無しになるわけではない。
④ 正直と社交辞令とを使い分ける。
⑤ 礼儀正しさはどんな場面にも通用する。
⑥ やさしくしてくれる人がみな友人とはかぎらない。
⑦ 人は、公の場と私的な場とでは違う行動をとる。
⑧ 何が人の気分を害するかをわきまえる。
⑨ 「とけ込む」とは、おおよそとけ込んでいるように見えること。
⑩ 自分の行動には責任をとらなければならない。


 当時の私はまだまだ、仕事をこなすことでいっぱいいっぱいだったので、この10カ条の含蓄をよく理解できていなかった。
 人間関係のどろどろなど、いっぱい痛い目に遇ってきた今だと、これをわかっといたら何とかなる。ホントにそう思える10カ条だ。

 人の悩みは、すべて人間関係に帰属する。アドラーがそういうならば、この10カ条をよく理解できたなら、無敵だ!
 1個ずつ、自分の経験を踏まえて解説していきたいところだが・・・またの機会に~

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