aws

和歌山カレー事件を中心に、"社会問題を追う"をテーマに掲げ綴っていきます。

aws

和歌山カレー事件を中心に、"社会問題を追う"をテーマに掲げ綴っていきます。

マガジン

  • 支援者

    和歌山カレー事件の支援者に関する記事

  • 告知・お知らせ

    和歌山カレー事件に関する告知・お知らせを発信。 ※ヘッダー画像は(C)2024digTV

  • 林眞須美さんの家族

    和歌山カレー事件・林眞須美さんの家族についての記事。

  • 林眞須美さんへの支援方法

    林眞須美さんへの支援方法について記載しています。

最近の記事

  • 固定された記事

来月で発生から26年 和歌山カレー事件 支援者の活動状況②アメニモマケズ

 来月で発生から26年となる和歌山カレー事件。さまざまな支援者が自分に合った形で、冤罪の可能性が叫ばれる林眞須美さんの再審開始を求め、アクションを起こしている。「眞須美さんコール」メンバーの活動は、最近は荒天と被ることがしばしば。雨にも負けず、風にも負けず、活動を続けている。  ※確定死刑囚として大阪拘置所に収監中だが、一貫して無罪を主張。動機が未解明であること、自白がないこと、直接証拠がないこと、2024年現在も再審請求を行っていることなどからあえて林眞須美さんと表記する

    • 来月で発生から26年 和歌山カレー事件 支援者の活動状況①ビラ増刷決定

       1998年に発生した和歌山カレー事件から、来月で26年が経つ。林眞須美さんの死刑判決の根拠となった材料が続々と崩れ、3回目の再審請求が受理された現在。多くの支援者が"26年"という数字を強く意識しながら、冤罪の可能性と再審開始を訴え行動を起こしている。  ※確定死刑囚として大阪拘置所に収監中だが、一貫して無罪を主張。動機が未解明であること、自白がないこと、直接証拠がないこと、2024年現在も再審請求を行っていることなどからあえて林眞須美さんと表記する。ご理解いただきたい。

      • 和歌山カレー事件・ドキュメンタリー映画『マミー』続報 特報予告編公開

         和歌山カレー事件をテーマにした初のドキュメンタリー映画『マミー』の特報映像が14日、公開された。2人の男性が話す声、カチカチと刻まれる時計の音・・・。刻一刻と緊張感が増す中、「保険金詐欺」「大量のお金」「ヒ素」「楽勝」と気になるワードが登場。事件発生当時の林眞須美さんの懐かしい姿も短いながら映っており、見る人の心を引き込ませる要素が詰まった約40秒となっている。  情報解禁時の第一報についてはこちらをご参照願いたい。  ※確定死刑囚として大阪拘置所に収監中だが、一貫して

        • 林眞須美さんに差し入れをしたい方へ

           和歌山カレー事件で殺人などの罪に問われ確定死刑囚となった林眞須美さん。  動機未解明、自白なし、直接証拠なしの死刑囚は、筆者が知る限り日本でただ1人。昨今では科学鑑定により、事件現場と林家から押収されたヒ素が異なることが判明するなど、死刑判決の根拠が続々と崩壊。冤罪の可能性が日に日に高まっている。  ※確定死刑囚として大阪拘置所に収監中だが、一貫して無罪を主張。動機が未解明であること、自白がないこと、直接証拠がないこと、2024年現在も再審請求を行っていることなどからあえ

        • 固定された記事

        来月で発生から26年 和歌山カレー事件 支援者の活動状況②アメニモマケズ

        • 来月で発生から26年 和歌山カレー事件 支援者の活動状況①ビラ増刷決定

        • 和歌山カレー事件・ドキュメンタリー映画『マミー』続報 特報予告編公開

        • 林眞須美さんに差し入れをしたい方へ

        マガジン

        • 告知・お知らせ
          4本
        • 支援者
          6本
        • 林眞須美さんの家族
          2本
        • 林眞須美さんへの支援方法
          2本

        記事

          林眞須美さんが収監されている大阪拘置所

          拘置所――。  主に未決囚と呼ばれる判決待ちの被疑者・被告人や死刑囚が収容される刑事施設のことをさす。  この記事に目を通した方の中で、業務上以外の理由で足を運んだことがある方はどれくらいいるだろうか。  和歌山カレー事件で殺人などの罪に問われ、今春に第三次再審請求を行った林眞須美さんは今、確定死刑囚として大阪拘置所に収容されている。  ※確定死刑囚として収監中だが、一貫して無罪を主張。動機が未解明であること、自白がないこと、直接証拠がないこと、2024年現在も再審請求中で

          林眞須美さんが収監されている大阪拘置所

          ビジネス書『抗う練習』(印南敦史著)発売 和歌山カレー事件林長男と著者の対談収録

           5月23日にフォレスト出版から発売されたビジネス書『抗う練習』に、和歌山カレー事件で確定死刑囚となった林眞須美さんの長男氏と著者による対談が収録されている。著者は作家・書評家の印南敦史氏。印南氏が流されて生きないためにすべきことについて、自分の人生を振り返りながら指南するとともに、現在も抗い続けている人として長男氏を対談相手に選んだ。筆者も発売日に早速購入し、じっくり目を通してみた。  ※確定死刑囚として大阪拘置所に収監中だが、一貫して無罪を主張。動機が未解明であること、

          ビジネス書『抗う練習』(印南敦史著)発売 和歌山カレー事件林長男と著者の対談収録

          和歌山カレー事件・ドキュメンタリー映画『マミー 』情報解禁

           和歌山カレー事件をテーマにした初のドキュメンタリー映画が公開されることになった。配給会社から10日、発表・情報解禁された。タイトルは『マミー』。8月3日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラム、大阪の第七藝術劇場など全国で順次公開される予定。  「和歌山毒物カレー事件から26年目の挑戦」と銘打っているように、事件が公式的に映画化されるのは初めて。林眞須美さんの長男氏は「カレー事件の現在がしっかり描かれているこの作品を通じ、実状を広く知っていただきたいというのが本心だ。

          和歌山カレー事件・ドキュメンタリー映画『マミー 』情報解禁

          26年経った「現在(いま)の林家のカタチ」

           死刑囚となった妻を支える夫、母を救おうとする息子の日常はどんなものなのか――。  あっさりと寒さを終え、学生の入学式シーズンを迎えた今春。長男氏に取材を申し込み、和歌山県にあるアパートの一室を訪れた。  取材を申し込んだ経緯についてはこちらをご一読願いたい。  長男氏が力強くアパートのドアを開けると、部屋から玄関に向かって笑顔を見せ、上がるよう声をかけてくれる高齢男性の姿が見えた。この日の取材相手、林健治さんである。筆者は「はじめまして。お世話になります。宜しくお願いし

          26年経った「現在(いま)の林家のカタチ」

          発信続ける林眞須美さん・長男

           和歌山カレー事件・林眞須美さんの長男氏が、SNSを中心に母との交流などを発信している。  テレビや新聞、YouTubeの取材も積極的に受諾。これまでの自身の経験や思い、眞須美さんの冤罪の可能性ついて、1つ1つ言葉を慎重かつ丁寧に選びながら語っている。客観的に物事を捉えて話すのが特長で、さまざまな媒体でその姿を垣間見ることができる。  長男氏の話を直接聞いてみたい――。  さまざまな報道記事や映像を見た筆者はそう思い、長男氏が登壇する複数の催しに足を運んだ。  ※確定死刑

          発信続ける林眞須美さん・長男

          心つながった「眞須美さんコール」

           「まーすーみーさーーーん!」  3月中旬、朝の大阪拘置所前。  今にも雨が降りそうな悪天候。静けさが漂っていた空間に突如、明るく大きな声が響きわたった。  声の主は「眞須美さんコール」のメンバー。毎月1回、拘置所の中にいる和歌山カレー事件・林眞須美さんに向かって声援を送っている。  ※確定死刑囚として大阪拘置所に収監中だが、一貫して無罪を主張。動機が未解明であること、自白がないこと、直接証拠がないこと、2024年現在再審請求を行っていることなどからあえて林眞須美さん

          心つながった「眞須美さんコール」

          あまりにもひどい”鑑定不正”

           2月20日、同5日付で和歌山カレー事件の再審請求が和歌山地方裁判所に受理されたとの一報が全国を駆け巡った。  テレビ、新聞などが一斉に報じ、普段ニュースを見ない人々の間やSNSでも話題に。今年で26年となる今も、事件、そして林眞須美さんが世間から忘れられていないことを証明づけた。  ※現在は確定死刑囚として大阪拘置所に収監中。一貫して無罪を主張しており、動機が未解明であること、自白がないこと、状況証拠しかないこと、2024年現在再審請求を行っていることなどから、あえて林

          あまりにもひどい”鑑定不正”

          冤罪被害者の闘い

           先週は、何かと「冤罪」というワードが耳に入る一週間だった。  和歌山カレー事件の第3次再審請求が和歌山地裁で受理されたこと、  死刑判決から再審無罪となった島田事件・赤堀政夫さんの訃報。  普段あまり関心のない人でも耳に入ったのではないだろうか。筆者も頭の中がこれらのニュースでいっぱいだった。  そんなタイミングで知人から「今週、再審や冤罪について考える講演会があるよ」と連絡が。冤罪被害の当事者らも駆けつけるという。行かないわけがない。二つ返事で当日会場へ向かった。

          冤罪被害者の闘い

          駅前から始まる冤罪発信

           アドベンチャーワールド、白浜温泉、和歌山マリーナシティ。これまでに和歌山で訪れた場所は、いずれも観光地ばかり。地域住民が日常的に行き来するような場所には行ったことがなかった。  和歌山カレー事件の林眞須美死刑囚の支援者が、和歌山県で冤罪を訴えビラ配りをしているらしい――。  そう耳にしてから支援者の活動が気になり続け、1月下旬、初めてJR和歌山駅前に足を運んだ。  ※林眞須美死刑囚は、確定死刑囚の身ではあるが逮捕時から一貫して自らの無罪を主張。現在は再審請求を行い即時

          駅前から始まる冤罪発信

          「眞須美さんコール」支援者の願い

          昨年のクリスマスイブ――。 街中がイルミネーションで彩られ、食事やショッピングをする人で世の中がにぎわう日。子供たちが、サンタクロースが来るのを今か今かと待ちわびてワクワクしている日。世間全体が盛り上がりを見せる中、大阪拘置所前に10人弱の男女が集まった。  拘置所には、1998年7月に発生した和歌山カレー事件の林眞須美死刑囚が収監されている。確定死刑囚の身ではあるが、逮捕時から一貫して自らの無罪を主張。現在は再審請求を行い、即時抗告中だ。無罪を主張し2024年現在も再審請

          「眞須美さんコール」支援者の願い