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AR x Motion Graphics

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WOWが得意とするモーショングラフィックスとAR(拡張現実)を使った新しい作品の制作を開始しました。ARを使って、あらゆる環境をアートインスタレーション化することを目標としていま… もっと読む
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記事一覧

WOW AR Project - Vol.07

WOW AR Project - Vol.07

作品「The Peacock Moth」について
「The Peacock Moth」を制作したのは、CGデザイナー 蓬萊美咲とプログラマー中野雄太、サウンドデザイナー 畑中正人の3名です。

本コンテンツは、デザイナーの蓬莱がへルマン・ヘッセの短編小説「少年の日の思い出」からインスピレーションを受け、さまざまな蛾の美しい「カタチ」を模索して生まれた作品です。以下は最初期に蓬莱が描いたスケッチ。

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WOW AR Project - Vol.06

WOW AR Project - Vol.06

作品「Loop of Life」について
「Loop of Life」を制作したのは、UIUXデザイナー 加藤咲、プログラマー 阿部啓太、CGデザイナー 石井智子、サウンドデザイナー 畑中正人の4名です。2DモーショングラフィックスのAR化をテーマに制作をしました。

本作品を実装する上でのポイントを以下に紹介します。

 ・2DベースでARコンテンツ制作
 ・AfterEffectsで制作したア

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WOW AR Project - Vol.05

WOW AR Project - Vol.05

作品「WOW PORTAL」について
「WOW PORTAL」を制作したのは、CGデザイナー 金原朋哉とプログラマー 阿部啓太、UIUXデザイナー 加藤咲、サウンドデザイナー 畑中正人の4名です。

本コンテンツの開発は、金原が提案した「2031年にWOWが量子化技術を進化させた空間転送を実現した」というストーリーをもとにスタートしました。以下は最初期に金原がデザインしたイメージ画像。

本作品を

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WOW AR Project - Vol.04

WOW AR Project - Vol.04

作品「Betweener」について
「Betweener」を制作したのは、プログラマー 阿部啓太、サウンドデザイナー 長崎智宏の2名です。(※アプリ全体のUIデザインはUIUXデザイナー 加藤咲が担当しています)

作品のコンセプトとなったのは、現実と仮想の間を踊るダンサー。現実世界とネット上の仮想世界をシームレスに行き交い、楽しむ昨今のデジタルネイティブな人々を表現しています。

本作品を実装す

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WOW AR Project - Vol.03

WOW AR Project - Vol.03

作品「EVERYDAY」について

「EVERYDAY」を製作したのは、CGデザイナー 松永昂史とプログラマー 阿部啓太、サウンドデザイナー 畑中正人の3名です。(※アプリ全体のUIデザインはUIUXデザイナー 加藤咲が担当しています)

作品のコンセプトは、「日常に溶け込むAR」。ファンタジーではなく、実際にスマホ越しで見えそうな身近な風景を拡張する作品を目指して制作されました。

 ・目の前で

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WOW AR Project - Vol.02

WOW AR Project - Vol.02

Introduction
iOSアプリとしてリリースした WOW AR の制作背景を以下6回に分けて書いていきたいと思います。

  ・プロジェクトチームについて
  ・作品「EVERYDAY」について
  ・作品「Betweener」について
  ・作品「Loop of Life」について
  ・作品「WOW PORTAL」について
  ・作品「The Peacock Moth」について

本投

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WOW AR Project - Vol.01

WOW AR Project - Vol.01

AR+モーショングラフィックスの探究
WOWが得意とするモーショングラフィックスとAR(拡張現実)を使った新しい作品の制作を開始しました。ARを使って、あらゆる環境をアートインスタレーション化することを目標としています。

WOWではこれまで多種多様な映像制作に取り組んできました。その中でも、グラフィックデザインをベースに質感や奥行き、動きを加えた映像を「モーショングラフィックス」と呼び、様々な試

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