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梨泰院クラス Ep1~6を見ました

見ました。
僕が知ったのも最近ですし、僕みたいなオタクくんは知らない人が多いと思うので説明します。
梨泰院クラスは16話の韓国ドラマです。ケーブルテレビで放送されてたみたいですね。
日本含め韓国外ではNetflixで見ることができて、現在ランキング3位に位置する人気作。
ネトフリオリジナルではないですけど、多分独占配信?ですね。

ドラマなんてここ数年見てない僕がなんで見始めたのかといいますと、梨泰院クラスのある記事がTwitterに回ってきたからです。
そこでは梨泰院クラスのことを「韓国版半沢直樹」と評されていました。
僕は半沢直樹のドラマを録画で一気見して見事に好きになり、池井戸潤先生の原作小説シリーズもそこそこ読むくらいには好きでした。
そこにちょ~うどなんか海外ドラマみたいな欲が重なりまして、昨日バイトまでにゲームするには微妙な時間があったので見てみるかと見始めた次第でございます。

僕にとってこれが初めて見る韓国ドラマです。韓国映画も見たことありません。
韓流ブームがあったころにはバチバチのネット右翼でしたので遠い存在だったんですよ。
ですが、ここ最近で少しづつ少しづつ興味を持ち始めていました。
なんせ韓国映画やドラマがおもろいぞ!と結構ネットで見るようになったからです。
具体例を挙げると新感染とかEXITとかですね。
気になって調べてみると、韓国映画・ドラマは現代を風刺しながら尖った作品が多いんだなあというイメージを持ちました。

僕のネトウヨ時代の話はこちら。


てなわけで、全13話中6話まで見終わったわけですが、ま~~~~おもれえすわこれ。昨日夕方から今の今まで暇を見つけては見てました。
1話1時間強の長さがあるのですが、テンポが良く内容も濃く、毎回話に大きな動きがあるので情報量が凄く多くて飽きさせないんですよ。
僕結構動画とかアニメとか見てるときたまにシークバー出して残り時間見ちゃう人なんですけど、「これだけ話の中身あってまだ半分もあるの!?」なんて思うことザラでした。
エンターテイメントとしてストレスが少なく見ていて楽しい時間が多い。
こりゃ人気も出るわけです。

僕の見た記事では「韓国版半沢直樹」と評されていましたが、オタクくん向けに言い直させてもらうとこれは「現代韓国版盾の勇者の成り上がり」です。
Wiki引用のあらすじをちょっと見てみてください。EP1のネタバレになりますので知りたくない人は注意。




国内最大外食企業・チャンガグループに勤める父親の転勤である田舎に引っ越した高校3年生のパク・セロイは、転校先の学校で〝神〟と呼ばれるチャンガグループの御曹司チャン・グンウォンに出会う。 正義感の強いセロイはグンウォンの傍若無人な言動に我慢できず、一発殴ってしまい退学処分。父親は20年間勤めていた会社を辞める羽目になる。さらにグンウォンが起こした交通事故で父を亡くしたセロイは、 グンウォンに暴力を振るい、少年院行きとなる。チャンガグループを倒すと心に決めたセロイは、梨泰院で「タンバム」という小さな居酒屋を開き、仲間たちと共に再起を目指す。

wikiではやけにあっさりと1話をまとめられていますが、ここにもちゃんと人間ドラマがありますので是非見てほしい。
正義感溢れる主人公のセロイが財閥御曹司のいじめを止めたら目をつけられてどん底に落とされ、財閥に復讐すべく店を立ち上げて仲間たちと店を大きくしていくって話ですね。
盾のように最初から理不尽が待っているわけではないですけど、韓国において財閥の権力は絶大です。
一度逆らったら社会的に殺されるも同然。様々な妨害がセロイを待ち受けます。
それをセロイの人の良さの元集まってきたワケありの仲間たちと、時には三角関係四角関係の恋愛ももつれながら跳ね返していくわけです。

盾っぽくないですか?
ネトフリ加入してて気になったオタクくんは韓国ドラマを食わず嫌いせずに是非見てほしいです。
まだ全部見てませんが半分までの面白さは保証します。
以下感想をポツポツと。EP6までのネタバレ注意です。










EP1

本編前の序章、セロイの高校時代と父の働く長家、そして父の死までが描かれます。
まず最初に思ったのが韓国の高校って制服も校舎も日本とそんなに変わらないんですね。
やはり同じ東アジアの国、街中も日本とあまり変わらないように見えます。
違うのは車が右側通行なことくらいでしょうか。

そして1話でずっと思ってたのは親父さんが良い人すぎるマジで。
会社では懸命に働き、養護施設をニコニコで支援し、いつもニコニコしている。
息子のせいで懸命に働いた会社をクビになっても怒ることはなく、新年を貫き通した息子を“カッコいい”と言える心の広さ。
「人は信念を持って生きろ」素晴らしい教えです。

それだけに、ひき逃げにあって死ぬシーンはショッキングでした。
いきなり視点が変わって画面が目まぐるしく動き始めるもんですから、いきなり別の番組に変わったのかと思いました。何とも惨たらしい死に方です。
こういういままでコツコツ努力してきた何の罪もない善人が理不尽な死を遂げるのムカつくし悲しいんですよ。
真実を知ったセロイがブチギレて殺人未遂まで行く気持ちも分かります。

この1話、一番際立ったのが主人公パク・セロイと御曹司チャン・グンウォン、互いの父との描写かなと思いました。
セロイが退学になり父がクビになった後、父がセロイに酒を教えるシーン。
2人で腹を割って絆を確かめ合う凄く良いシーンです。EP1で一番好きなところでした。

そんな温かいセロイの父と、長家財閥会長のグンウォンの父は真逆。
冷酷で厳しく、合理的な存在です。
一番その違いを分かりやすく表現していたのが“笑い方”かなと。
セロイの父は、大きく口を開けて「ガハハ」とよく笑い(僕はこの笑顔が素敵で大好きでした)大して、グンウォンの父デヒは絵にかいたような悪役の引き笑いでした。

韓国は儒教の国、一家の長である父が最も偉く権力も大きいです。
だからこそ父のことを尊敬し、父の教えを心に刻みます。
そんな韓国において、主人公含め登場人物を掘り下げるには父とのエピソードが必要不可欠なのでしょう。


EP2

父の死がグンウォンによるものと知ったセロイがグンウォンを馬鹿殴りにし、結局グンウォンのひき逃げは偽装されたままセロイが刑務所にブチこまれます。
にもかかわらず、セロイの初恋の人でありセロイの父にお世話になったヒロイン1のオ・スアはデヒ会長からの奨学金の提案を受けます。
おいおいおいお前待てやと。おじさんからの恩義は忘れたんかオメーはと僕は思いましたよ。
でも、それがセロイの恋したスアという人間なんですよね。
自分のことを第一に考えて、利用できるものは利用する。
時には長いものにも巻かれて社会を上手く渡り歩くのがこのオ・スアって女なんですよ。
EPを追っていくごとにそう感じさせられます。

EP2一番ショッキングだったのは、罪を認めようとするグンウォンにデヒが“教育”をするシーン。
それは鶏を捕まえて、グンウォンに首を捻って殺させるというもの。
EP1のひき逃げシーンもそうですが、このドラマには過激な描写がぼちぼちあります。好き。
デヒがグンウォンに放った
『パク・セロイはお前より器が大きいが セロイは家畜でお前は人間だ』
というセリフが印象に残っていて、この教育の全てが詰まっているように思えました。

そしてすっ飛ばしていきなり2年後、セロイは出所します。
懲役3年って言ってたのできっと模範囚だったんでしょうね。
出所したセロイはついに本作の舞台、梨泰院に降り立ちスアとの再会を果たします。
その日はハロウィンパーティーで街が賑わう日。日本も韓国もやってることあんま変わんないっすね。
でも梨泰院は渋谷っていうよりは新宿に近い夜の街って感じがしました。
梨泰院の街並みになんか謎のデジャヴ感じるな~と思ってたら、新大久保の街並みのそれですねこれ。
浪人生時代ゲームしたくて仕方がなくて新大久保のe-Sportsカフェにぼちぼち行ってたんですけど、お店の装飾とかクリソツでした。
流石コリアタウン。

んで再開したスアがま~~~~~~かわいいんすわ。
高校時代のボブのスアも、キャリアウーマンになった後のスアも美人ですが、この大学時代のスアがいっちゃんかわいい。

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声優の上坂すみれさんに結構似ている気がします。線を細くしたらこんな感じでしょうか。(オタクくん女優分からないからって声優で例えるのはやめようね)
これは多分完全に偏見なんですけど、スアの女優さんはあまり韓国人女性っぽくない気がします。
僕の韓国人女性は顔が縦に長くて口が小さい人が多いイメージなので。

梨泰院を気に入ったセロイはここに店を出すことを決心し、漁船に乗って出店の資金を稼ぎに出ました。
そして7年後ーーーって飛びすぎ飛びすぎ飛びすぎ。
刑務所しかり、漁船しかり、僕的にはしっかり描写が欲しかったかなあ~と。
これがテンポ的には間違いなく良いですし、多くの人がエンターテイメントとして楽しまれるには絶対こっちの方が良いのは分かってます。
でも、こうした主人公の苦労を裏で済ませるんじゃなくてそれなりに描写された方が主人公に惹かれますし感情移入できるってもんですよ。
でもこれまだ序章で本編始まってないし…尺的にもしょうがないのかな。
こういう人の半生を描いたような作品が好きなので、つい欲しがってしまいました。


EP3

梨泰院に念願の店「タンバム」を出店したセロイ。
2人の従業員を抱え張り切りますが…
店の売り上げは鳴かず飛ばずです。

そんな中、2人目のヒロインであるチョ・イソが満を持して登場します。
主人公含め個性的で魅力的な登場人物が多い本作ですが、彼女が群を抜いて尖ってますし一番魅力を感じました。
成績優秀運動神経抜群多才多芸。SNSのフォロワーは70万人を超える影響力の持ったパワーブロガー。
そんな彼女ですが、本性はソシオパス。

ソシオパスとはなんぞや、と思われるでしょう。
僕もこの作品で聞くまで知りませんでした。
辞書曰く反社会的な行動や気質を特徴とする精神疾患を抱えた人のことらしいです。
超学歴社会の韓国で成功のレールに乗る実力を持っていながら、そうして生きていくのはつまらないと自らかなぐり捨てては、生きる意味を探している。
常に自信に満ち溢れては自信に見合う有能さであり常に人の上を行く。
そんな何にも縛られずに「やりたいように生きる」彼女は魅力的で仕方がありません。人間として。
これが学歴社会に縛られ受験勉強に苦しむ韓国の学生だったらもっと輝いて見えて仕方がないでしょうね。

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見てくださいこの心から人を馬鹿にしたような顔。好き。
こういう人間は本当に自分に正直で、よく子供みたいな顔をするんですよね。
でもクラブでは想像できないような大人びた顔を見せたり。
このギャップと人の奥底の見えないミステリアスさ。たまりません。
こんな良い意味でイカれた登場人物を演じ切る女優さん、普通にすごい。

そんなイソと仲が良く、秘かに思いを寄せるのはチャン・グンス。
デヒ会長と愛人の息子でグンウォンの弟。異母兄弟です。
典型的な金持ちクソ息子のグンウォンに対して、愛人の子であり嫡子であるグンスは幼いころからグンウォンに暴力受けるなど家に居場所がなく、おとなしく育ちました。あるあるですね。
そんな彼の性格は流されやすくも誠実で心優しいイイ奴。
主人公はセロイですが、グンスは第二の主人公感みを感じますね。
イナイレで言うところの円堂守と立向居勇気。
ランスシリーズで言うところのランスと健太郎君です。

イソとセロイ、いつものおせっかいをかけたり事故からイソを助けたり、そして未成年のイソとグンスががタンバムに来た結果通報され、店が営業停止になるなど因縁めいた出来事が続きます。
グンスを引き取りにきたグンウォンとセロイがここ再開することに。
高校時代より拍車をかけて立派な小物に育ったグンウォンはバッッッッッカみたいにセロイを煽る。殴れよ殴れよお前得意だろと。
しかしセロイは耐えきりカッコよく言い返してくれました。
ここで手が出ないところに9年間の成長が現れていますよね。
頑固ですぐに手が出たセロイも柔軟さを身に着けたということです。
でも気持ちが高ぶった時に頭を触る癖は9年前と変わりませんね。
この癖キャラクター付けとしてすごくいいと思います。


EP4

自分とは全く違うセロイに惹かれ始めるイソと、前話で客と揉めてしまった従業員のチェ・スングォンの回です。
スングォンは刑務所時代にセロイと同室で、前科者になっても夢を諦めないセロイに殴りかかったこともありました。
刑務所を出た後はギャングに入り暴力の毎日。
そんな生活にうんざりしていました。
活き活きと店を切り盛りするセロイにシャバで再開したスングォンは、自分も本当はまともに生きたい。真面目に働いて生活したいとセロイへ打ち明けます。
結果、タンバムの従業員となりセロイのことをアニキと慕うようになりました。

頭にが上ったら止まらない。顔が怖い。センスがズレてる。義理堅い。女に弱い…などなど典型的すぎる分かりやすさで昭和の漫画かよってキャラクターのスングォンですが、僕は凄く好きです。
一度人生を諦め絶望し、自分のことをダメ人間だと、負け組だと自覚している。
それでも日の当たる生活を求めて足掻く。このままではダメだと。
そんな彼を見ていると刺さるものがありますね。僕もまともになれるのかな。


時は進み1月1日。数え年の韓国では皆元旦に歳を取るので、20歳になったイソは友人達と堂々とお酒を楽しんでいました。
作品内だと皆20歳で大学に入ってるので韓国だとそうなんかな~なんて思ってたんですけどそういえば数え年でしたねこの国。道理でズレるわけです。
ナンパされたイソ達は誘いに乗り、散々男に払わせた後イソだけ抜け出してついてきた男をいつも通り散々バカにします。
しかしその男粘着質だわ容赦ないわでイソに遠慮なく手を上げました。
逃げた先でセロイと再会。ここで自分がセロイを好きなことを自覚します。

スアと飲んでいたセロイは、お礼がしたいというイソに押し切られ三人でコーヒーを飲むことに。
バッチバチの火花散る三角関係の始まりです。
セロイがコーヒーを取りに行っている間は女同士の駆け引きが始まります。僕の知ってる韓国ドラマっぽくなってきました。
ま~~~クソ生意気で人の気持ちが分からない…いや、人の気持ちが分かるからこそでしょうか、相手が言われて嫌なことを言いまくりイソがスアを煽る煽る。
スアの図星をついたイソは9歳年上の相手にもとんでもなく偉そうです。すげえ女。
そんなぶっ飛んだ彼女もスアが去り二人で飲み始めてセロイが少し心を開いた時の表情は、乙女そのものでした。


EP5

タンバムの仲間にイソとグンスが加わり、イソの指示の元クソダサ居酒屋だったタンバムを営業再開までにリニューアル。
彼女の影響力をふんだんに使ったネットマーケティングも功を奏し、影響再開後は繁盛します。
来ました来ましたこの手の作品の気持ちいいところ第一弾。
虐げられて上手くいかなかった中、あることをきっかけに豹変して急成長みたいなイベント。爽快感の塊です。
お人好しで人を惹きつけるけど頑固なセロイ。義理堅くて情熱は人一倍あるが頭の回らないスングォン。店のことは好きだけど適当人間なヒョニ。
誰もかれもお店のことを真剣に考えているのですが、上手く回っていなかった。
そこに頭脳であるイソが加わることで歯車ががっちり噛み合って回りだす。やっとタンバムの第一歩が始まったって感じがしますね。

話は二人目の従業員ヒョニのエピソードへ移ります。
クラブでヒョニとばったり会ったスングォンとイソとグンス。
ヒョニの姿は長いウィッグをした美しい女性の姿。
トランスジェンダーだったんですね。現代の社会問題をぶっこんできました。
その事実を知った一同は驚きますが受け入れます。
しかしイソだけはどこか冷たく、性的マイノリティをどこか嫌悪している気配が。ひねくれてますね本当に。

店は繁盛し始めましたが、料理長であるヒョニの料理の味がイマイチという問題点が浮き彫りになり始めました。
そんなヒョニにイソは強く当たります。トランスジェンダーの件もあるのでしょうか。
我慢の限界になったイソはセロイに、社長よりも料理が下手なヒョニが料理長なのはおかしい。クビにすべきだと提言します。
その際にも、トランスジェンダーの店員がいたらイヤがる客も出るはずだと言い差別が見え隠れしてました。
ヒョヌを呼び出したセロイは給料を渡し、クビにするかと思われましたが、二倍の給料を渡すから二倍努力をしろと言い放ちクビにはしませんでした。
流石社長情に厚いです。その表現方法が二倍の給料を渡すっていうよく分からない不器用さもまたセロイらしい。

社長の指示でヒョニの料理上達にイソが付き合うことになります。
良くも悪くも正直な意見しか言わないイソは厳しい感想を言い続けますが、我武者羅に努力し続けたヒョニの味はイソに認められ、最後には黒髪の方が似合うと思うよと声をかけるイソ。
それを腕を振って満面の笑みで喜ぶヒョニ。料理の腕を認められたのももちろん、自分のことを女性として扱ってくれたのもさぞ嬉しかったのでしょう。
そしてそれを見守るスングォンとグンス。
タンバムのメンバーの絆が深まるのが見える凄く良いシーンでした。


EP6

セロイと長家の板挟みのストレスで自暴自棄になるスア。
そんなスアを街中でセロイとイソが見つけ、スアがセロイに感情をぶつけます。
セロイはスアの感情を受け止め切りいい感じになったところでイソが妨害。三角関係は白熱していきます。
スア食い下がりそのまま何故かタンバムの飲み会に参加することに。
イソ以外のメンバーには歓迎されるスアですが、女子トイレではイソとスアの言い争いが再び始まることに。イソは堂々とスアに宣戦布告をします。
なんか女性の揉め事って女子トイレでよく起きてるイメージがあります。女子トイレ怖い。

繁盛して人手が足りなくなったタンバムはバイトを雇うことに。
パーティーメンバー拡充イベントですね。
ここで追加戦士のキム・トニーくんが登場します。
韓国人とギニア人のハーフで姿はどこからどう見ても黒人のそれです。彼が言うには韓国籍らしいですが…
トニー基本ニコニコしてて陽気でかわいいです。どこか不思議ちゃんっぽいかも。

長家の妨害でテレビ出演が取り消され、更に疎遠になるセロイとソアの仲。
そこでイソが「今までどんなに差があってもハンデをもらってこなかったが、最近はハンデをもらっている気がする」と、スアがイソ達の未成年飲酒を通報したと言っていたのは嘘だとセロイに伝えます。
自信化で男勝りなイソらしい行動ですが、それを聞いてスアの元へ走り出すセロイを見る姿は儚げでした。
自分と距離を取ろうとしているスアに、「俺と長家の板挟みで苦しい思いをさせてごめん。でももう少し辛抱してくれ」と言うセロイ。
バス越しにそれを伝えるシーンはありきたりでベターですがなんともロマンチックですね。

そして、スアを見送ったセロイはある人物に電話をかけて長家の株を買い足すよう伝えます。
大量のモニターが吊るされて映されている株の値動き。そんな敏腕トレーダーの風格を見せセロイの電話相手は…

グンウォンにいじめられていたオタクくんじゃないか!

ここにきて高校時代の点と現在の点が繋がります。
こうしたギミックは必ず仕掛けてくるだろうと思ってはいましたがアツいですよやっぱ。
セロイが株主として頭角を現し始め、タンバムにデヒ・グンウォン・スアと長家一行が乗り込んできたところでEP6は終わり。
このシーンだけ見たら確かに8割くらい半沢直樹です。今後はもしかしたらそういう展開になってくるのかな。
ついに本格的にセロイの復讐が始まるのだなとワクワクが止まりません。



以上EP6までの感想でした。
長々と書いてたら8000字を超えていてびっくり仰天。少し毎話の説明に文字数を割きすぎたかもしれません。
もちろんこの記事だけじゃ話省きまくってるからちゃんと見てね。

最後に、韓国語をずっと聞いていて面白い気付きを一つ。
気付きっていうか元々どっかで聞いたことあった話なんですけど、日本語と韓国語って同じ意味で同じ発音の単語が結構あるんですよ。
例えば、「全部」とか「基本」とか「家族」とか。
二文字漢字の単語に多かった気がします。
知っていた話ではありましたが、いざ耳にしてみるとほんまにそうやんけと。
漢字とハングルじゃまるで見た目は違うんですけどね。言語のこういうとこは結構おもしろいなと思いました。

多分来週までには全話見終わると思うので、後半の感想記事も書くよん。

オットセイに課金してもガチャは回せません。