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2年半で100冊の本を読み100杯の家ビールを飲んだ30代男性が、ちゃんと読書レビューを書き始める決意をした話。

19年始に立てた「アウトプットする」という目標を達成する為に、勢いでnoteを始めました。
が、改めて考えると特に自分がアウトプットできるような特別なスキルや経験もない。ただ、アウトプットしたい。(モヤモヤ…)
と、考えた末。この2年半やたらビジネス書を読み漁ってきた経験をもとに、今まであまりちゃんとやっていなかったレビューを書き綴っていくことから始めようと決めました。

なぜこのタイミングなのか?という一番のきっかけは、愛用していたビールグラスを割ってしまったことなのですが。
これも変化のキッカケと捉えて、新しいステップに進んでみようと思います。
※ビールグラスについては後述

閉塞感とモヤモヤ

私はこの2年半くらい意識して読書をしています。というのも、もっと刺激を受けたい!という漠然とした欲求からでした。人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして働いているのですが、どうしても日常業務がルーティン化してしまう部分があり。また、リーマンショックから復調の兆しを見せ始めた12年に転職し、仲の良かった野心的な同僚は会社を続々と卒業していき、家庭があった私は挑戦する勇気がなく仕事を続け、取り残された感覚になる。また、どんどんと後輩が増えることで、徐々に指導を受けるよりも指導する機会の方が増える…。かつ、まだ労働集約型の風潮が強く、かつお客様の就業後にカウンセリングを行う労働形態であったことから、アフター5にイベントに社外イベントに参加するということも難しい。そんな家族や環境を言い訳にズルズルと仕事を続けて。組織の文句ばかり言って。狭い自分の経験を後輩に自慢して。そんな感じで過ごしていたのがもう4年前。

ヒトに刺激を与えられる存在で在る為の成長

一つのきっかけになったのが、後輩の仕事をミッションとして担ったことでした。とてもコミットメント力の高く、かつ素直さも持ち合わせた後輩。HOWを伝えると120%でやりきり成果を残すようなタイプでした。その子の立ち上がりスピードの速さに「ヤバい、ちゃんと成果を残さないと…焦」と、それまでぼんやりと働いていた自分が嘘のように自分自身の成長に向き合うようになりました。結果的に実務ではそこそこの業績が残せるようになり、彼女との出会いには今でも感謝してもしきれません。

「本を読め、人に会え、そして旅をしろ」

この「職務に対する当事者意識」をもったことでの成長感は凄まじかったです。ただ、同時に「もっとビジネスパーソンとして成長したい」と思うように。どんどんと尊敬していた同僚が辞めていった中で、社内に残りながら刺激を得られることはないか。そう考えた時に出会ったのが、「読書」でした。社外で人に会う時間もなかなかない(正確には当時はそこまでのモチベーションがなかっただけですが)かつ、旅を
するには時間も金もない。結果として刺激を得られるのは本しかない!理由は不明ですが、当時表題のコトバに出逢った時にそう思いました。

Instagramビールおじさんからの卒業

読書といってもビジネス書ばかり。正直モチベーションの維持も難しかったり、縁あって国家資格の勉強をする期間もあって読むスピードにもムラがありました。ただ、その読書録はInstagramに投稿。#書庫キヨタ というタグでビールと本が写し続け、この2年半で投稿は100件以上に。

とはいえ、そろそろこのルーティンにも飽きがきていて。そもそもInstagramは書籍のレビューに最適化してない(今更)。またビールを家でも飲む量が増え、筋肉量の低下が著しい。もはやこれは写真を投稿することが目的になって、もともとの「ビジネスパーソンとして成長したい」という想いから逸脱しているのではないか。このオーディエンスはとっくの昔に感じていたであろう違和感に、ようやく自分を俯瞰で捉え気づくことができました。

「書を捨てよ、町へ出よう」**

これからも読書は趣味として続けていくのですが、ちゃんと感じたことをアウトプットして。一層のインプットを図ります。可能であれば、それを誰かにちゃんと伝わる形にできるまで、アウトプットを高めたい。

ただの読書とビールが好きなおっさんが、ちゃんとキャリアコンサルタントとして独り立ちができるように。

「書を捨てよ、町へ出よう」ということです。

これから徐々に読書した本のレビューをしていくのでお時間があればお付き合いください。

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