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トビタテ!留学Japan x レバノン代表Alissar🇱🇧

今回は、トビタテ留学×World Road 研修事業で、メンターとして参加していただいたAlissarさんのイベントレポートをご紹介します。(以下、Alissarさんのレポートを元に和訳した文章が続きます。)




私がこれまでの人生の様々な局面において周りの人に求めていたものを、今回自分が日本の学生に提供する側の人間でいれたことは、とても幸せで、喜びを感じました。大きな夢とユニークな人生経験を持つ意欲的な学生と出会い、交流でき、私にとってとても有意義な経験となりました。トビタテの奨学生は、大学1年生の頃の私とよく似ていたので、私は18歳の自分にアドバイスをする気持ちで学生との交流を行いました。

メンターとしての意識と目標を持って参加した私は、世界中の若者たちから多くの刺激を受け、希望に満ちた学びを得ました。学生の人生を形作った感動的な話や経験を聞き、自分個人と強い繋がりを感じることができました。話を聞く中で私は、彼らの素晴らしい経験とそれを他人と分かち合う力があれば何も不可能なことなどなく、人は強い情熱と決意があればどんな夢も叶えることができるのだと、信じることができました。

医学、デザイン、工学、言語学、社会科学など、トピックや分野は多岐にわたりました。言語を超えて外国人が日本社会に溶け込めるように手助けしたいと考える学生や、大使となって日本とヨーロッパの関係強化を目指す学生、さらには障害や精神疾患に焦点を当てた工業デザインに人間工学を組み込むことに興味を持つ学生など、様々な学生と出会いました。
そのほかにも、ジェンダー、気候変動、建築、食、農業などなど、本当に多岐にわたる話題について学生と議論することができました。

私が出会った学生の創造力、イノベーション力、そして決意は比類のないものでした。対話の中で、彼らの夢の強みを発見し、それを自分たちのコミュニティの発展にどのように活用できるか話しました。彼らの夢と現実のギャップの明確化、強みと弱みの分析、ネットワークの構築、意識の向上、知識の共有、開発への投資、他者のための機会の提供、プロジェクトに持続可能性を統合する方法、スキル(スピーチ力、コミュニケーション能力、言語力、プロジェクト管理など)に焦点を当てる重要性、活動的なYoung Leaderになることなどについて話しました。学生たちはもっと知りたい!学びたい!と好奇心旺盛で、私の経験や、課題解決方法など、様々なことに関する質問をしてくれました。

学生たちとの交流は、毎回毎回とても楽しく、彼らから多くのインスピレーションを受けました。WE HAVE A DREAMが、世界中のDreamerたちのコミュニティーと私を繋いでくれました。より良い世界にするために様々な夢や決意とともに、このコミュニティーがますます成長し広がっていくのを見ることに、この上ない喜びを感じています。

原文:Alissar Azzam
訳:星若奈


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