World in You

「世界の誰でもどこからでも より良い社会づくりに力を発揮しあう世界」を目指して、組織・…

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「世界の誰でもどこからでも より良い社会づくりに力を発揮しあう世界」を目指して、組織・セクター・国などの様々な境界を越えて、より良い社会を目指して共創するリーダーや組織、コミュニティを育てる事業を行っています。 https://worldinyou.org/

最近の記事

【開催報告】ボードフェロー・プログラムギャザリング2024

2024年4月某日。 私たち一般社団法人World in Youが、2021年から3年にわたって実施してきたボードフェロープログラム(Board Fellow Program)参加者が集うギャザリングが開催されました。 ボードフェロープログラム(Board Fellow Program)とは、ビジネスリーダーと非営利組織の経営陣が、社会課題解決事業の経営について本質的な議論・協働を通じて、社会にインパクトをもたらすリーダーシップを磨く、約6か月間の実践・体験型プログラムで

    • ビジネスリーダーがNPOの経営・ボードに参画すべき理由

      こんにちは、World in You代表の山本未生です。 World in Youでは、多様なセクター(ビジネス、パブリック、アカデミア、ソーシャル)の皆さんが、NPOの経営・ボードに関わることを応援しています。関わる人やその人の本業にとっても、NPO側にとっても、そして社会にとっても、ベネフィットが沢山あります。 私自身、大学卒業後、民間企業+副業でNPO支援→ビジネススクールでMBA→現職、という旅を中で、NPOの経営に関わるとリーダーシップを学び実践できる素晴らしい機

      • なぜボードフェロープログラムをはじめたのか。

        こんにちは、World in You代表の山本未生です。 現在、ボードフェロープログラムという2021年に立ち上げた新プログラムの参加お声がけをしている真っ最中なのですが、 「今までにないプログラムですね」、「なかなかニッチなプログラムですね」というコメントとともに、「なぜこんなプログラムを立ち上げたんですか?」と質問してくださる方も多いので、立ち上げの背景などを書いてみたいと思います。 ボードフェロープログラムの構想的なものを描き始めたのは、2014年にさかのぼります。

        • 代表のアシスタントをさがしています★

          こんにちは! World in You代表の山本未生です。 突然ですが、私の業務をサポートしてくださるアシスタントさんをさがしています! 完全リモートで、業務時間はとてもフレキシブルですし、オンラインミーティングできるならば、世界中どこからでもOKです。(私はボストンに住んでいて、他のチームメンバーの大半は日本) 空いている時間に、週1日分くらいのボリュームで、多岐にわたる業務に携わっていただきながら、非営利セクターとビジネスセクターなどの共創を促したり、社会課題や解決

        【開催報告】ボードフェロー・プログラムギャザリング2024

          育て上げネットの例にみる、団体のフェーズに応じた理事会の変遷や人選

          NPO法人育て上げネットの理事長、工藤啓さんをお呼びして、2020年8月に「これからの非営利組織のガバナンスを考える」イベント第1弾を英治出版さんとWITで共催しました。 そのときの対談を再構成した記事を英治出版さんのnoteにあげていただきましたので、ここでもシェアさせていただきます。 日本の団体の具体的事例として、非営利組織の代表や理事、スタッフの方々にぜひよんでいただきたいと思いますし、非営利組織の理事になっている・興味がある方にもぜひ。 イベント中に参加者からも

          育て上げネットの例にみる、団体のフェーズに応じた理事会の変遷や人選

          セブンジェネレーションズの理事会変革

          ボード&ガバナンスについて学んでゆくインタビュー第6弾  NPO法人セブン・ジェネレーションズの共同代表理事のお二人、野崎安澄さんとサウル こと桑原康平さんにお話を伺いました。  団体の成り立ちの原点に立ち返って理事会の変革を進めている非常にインサイトの多いインタビューです!  理事会やガバナンスへの理解をみなで深めながら、この団体が、このミッションが、必要としている意思決定の仕方を考える。素晴らしい実践です。 ~このシリーズについて~  WITでは2016年からボード

          セブンジェネレーションズの理事会変革

          非営利のボードで活躍するビジネスパーソンインタビュー~ベネッセこども基金 青木智宏さん(後編)

          団体と、自分の得意分野や人脈とを「つなげる」<理事として団体にどのように関わっていますか?>  団体の代表とは、以前から友人関係があることが多いので、理事会ではフラットな立場で発言させていただいています。また、代表だけではなく、職員の皆さんともフランクに交流させてもらっています。イベントでご一緒することもありますし、SNSでも繋がっています。  意思決定の場では、賛同ばかりしてしていてはよくないなと反省したことがあります。これでは「名前貸し理事」と同じだなと。経営に責任

          非営利のボードで活躍するビジネスパーソンインタビュー~ベネッセこども基金 青木智宏さん(後編)

          非営利のボードで活躍するビジネスパーソンインタビュー~ベネッセこども基金:青木智宏さん(前編)

          ボード&ガバナンスについて学んでゆくインタビュー第5弾  株式会社ベネッセコーポレーションでグローバル教育や学童事業の立ち上げなどに携わったのち、現在公益財団法人ベネッセこども基金へ出向中の青木智宏さん。財団でのお仕事の傍ら、5つの非営利組織の活動にも関わっておられます。  複数の組織を行き来しながら、日本の子どもたちや教育の未来のために活き活きとお仕事をされている青木さんに、ビジネスパーソンがどうして非営利にも関わるようになったか(前編)、そして、そこからどんなことを得

          非営利のボードで活躍するビジネスパーソンインタビュー~ベネッセこども基金:青木智宏さん(前編)

          非営利組織の理事が無報酬であることのGreatness

          非営利組織の理事を非常勤でつとめる場合、大半は無報酬です。これは日本もアメリカ合衆国も同じ。イギリスでもそのようです(下記、ちょっと昔の記事ですが)。 法規制や慣行上求められている点でも、実情もそう。 ただ、責任ある立場の理事が、報酬を受け取るべきか、受け取らないべきかは、議論が分かれるところです。 特に、非営利組織で不祥事が起きた際に、「理事や監事は一体何をしていたんだ?」となり、「いや、別に本業もある中、無償でやっている役員がそこまで見きれないよ」とジレンマが浮かび

          非営利組織の理事が無報酬であることのGreatness

          WITの理事新任のお知らせ&理事の役割

          こんにちは!代表の山本未生です。 最近、WITに新しい理事ー小川エリカさんが加わりました! というのをきっかけに、他のメンバーもご紹介させていただきたいと思い筆をとりました。 現在のWITの社員(従業員ではなく、一般社団法人の最高意思決定機関を構成するメンバーです)は、3名。 理事は5名。監事が1名。 社員は年1回総会をひらき、団体の重要事項の意思決定をします。今のWITは団体名や定款の変更を検討しているのですが、これらも社員総会で決めるべき事項にふくまれてきます。また

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          世界の誰でもどこからでも

          WITは、2011年に東日本大震災を受けて、日本・アメリカ・タイなどから「自分たちに何ができるだろう」とオンライン/オフラインで集まったCofounders(共同設立者)たちにより設立されました。 以来、活動地域や内容を変遷させながらも一貫して行ってきたことは、 ◆社会を良くするための活動である ◆その活動の起点・核として、社会課題解決など社会的ミッションを持つ組織・個人に共鳴し、サポートする ◆そこに、様々なバウンダリー(境界)を越えて多様な経験・専門性を持った人々

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