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WITの理事新任のお知らせ&理事の役割

こんにちは!代表の山本未生です。

最近、WITに新しい理事ー小川エリカさんが加わりました!
というのをきっかけに、他のメンバーもご紹介させていただきたいと思い筆をとりました。

現在のWITの社員(従業員ではなく、一般社団法人の最高意思決定機関を構成するメンバーです)は、3名。
理事は5名。監事が1名。

社員は年1回総会をひらき、団体の重要事項の意思決定をします。今のWITは団体名や定款の変更を検討しているのですが、これらも社員総会で決めるべき事項にふくまれてきます。また、議決をとるだけではなく、大事にしているのは、なるべく報告や説明の時間を少なくして、社員からのインプットをもらうこと。それぞれの専門分野や強み、普段見ている景色が違うので、そういうところからの貴重な声を聴く大事な機会です。

でも今は人数が少なく、これまで、正直社員総会を上手く活用しきれてこなかったので、今後、WITらしく改革していきたいなと考えています。

そして理事会は、年4回の理事会をひらき、その間に個別の打合せやメッセージのやりとりをしながら、団体のミッション、ビジョン、方向性、ロジックモデル、戦略、組織基盤や持続性、経営者としての私へのアドバイス、などを扱います。

社員総会と同様に、理事会でもなるべく理事からのインプットを多くしたい、と思っていますが、実際は、進捗や課題の共有もこちらからすることで共通認識を醸成することも重要なので、いつもその時間配分に悩みます。

さて、メンバーをご紹介してみます! 

山本未生: WIT代表理事 兼 業務執行理事 兼 社員

自分のことになりますが、WIT(創設当時はWiA)の代表を2013年に前代表の加藤さんから引き継ぎました。社会起業家支援・協働に15年以上の経験があります。ボストン在住で、コロナ前は日米を行き来+海の向こうから活動してきましたが、ここ1年ほどは渡航できず、オンラインに全面移行しています。

サムジャナ・カナル: WIT理事 / 国際開発コンサルタント

2016年のクロスボーダー・ラーニングジャーニーに参加したのを機に、理事になってくださいました。ロサンゼルス在住です。世界銀行アショカで、世界中の社会起業家のサポートを行ってきたベテランです。社会課題解決への情熱と豊かな経験を活かして、グローバルな視点でインプットしてくださいます。

桜井 肖典: WIT理事 / 一般社団法人RELEASE; 代表理事

WITのロゴデザイン、クロスボーダー・ラーニングジャーニーや若手リーダー育成プログラムをコファシリしたところから、理事になっていただきました。京都在住で、クリエイティブだけではなく、地域などのコミュニティを大切にした経済やビジネスづくりに尽力しています。起業家育成・事業開発の観点からも実践知やサポートをWITに届けてくださいます。

瀧口 徹: WIT理事 / 弁護士(牛込橋法律事務所

前任理事の木下万暁さん(弁護士)が退任時にご紹介してくださったご縁で、理事になっていただきました。大学在学中から、フローレンスの立ち上げに関わっていたほか、多くの非営利組織に法的サポートをしてきています。WITには、法的な側面から意見をいただくこともありますが、プロフェッショナルとソーシャルセクターをつなぐという観点から智慧を出してくださいます。

伊藤澄子: WIT社員 / アルカディア・キャピタル・インク CEO(2020年6月末まではWIT理事も兼任)

山本と大学の卒業生会でニューヨークで出会い、インベストメントバンカーやコンサルタントとしての経験をぜひソーシャルセクターに、と考え理事になっていただきました。アートへの造詣も深く、非営利活動にも多く携わってこられています。様々な起業家や事業をみてきた経験からのインプットはとても貴重です。『非営利組織のガバナンス』の翻訳作業にも大きく貢献してくださいました。

リッフ雅映子: WIT社員 / 株式会社SUI Associates

山本がSVP東京にいた頃に日経ビジネスの記者としてその活動を取材してくれ、ひょんなご縁からアメリカで近所に住むことになり、社会貢献活動をアメリカで一緒にしたこともあり、社員になっていただきました。日米の文化を両方体験していることやマーケティングの専門性などから、有用な視点を提供してくださいます。

広石 拓司: WIT監事 / 株式会社エンパブリック 代表取締役

WIT創設時からお世話になっています。日本や海外のソーシャルセクターに非常に造詣が深く、ご自身も文京区で中間支援組織を経営されていることから、狭義の監査だけではなく、WITの方向性や強みについても的確にアドバイスをくださいます。

小川 エリカ: WIT理事 <新規就任>

2015年にWIT Entrepreneurとのデザインワークショップに参加いただいて以来、多くのプログラムに参画していただいてきました。2019年夏からWITの経営・運営にも参画くださり、今年9月に新しく理事へ就任いただきました。元ギネスワールドレコーズジャパン株式会社の代表であり、日本法人を一から立ち上げ成長させたその経験、マーケティングやブランディングの観点を提供してくださっています。

「創発モード」「戦略モード」を常にONで、受託モードのときも、「受託者として監督をするための質問」ではなく「受託者としての問いかけ」をしてくれる皆さんです。(参照:『非営利組織のガバナンス』で紹介されているガバナンスの3つのモード。)

WITは小規模な団体ですが、Shaping/Nurturingな役割を理事会がになってくれています。(参照:Startup Boards)

このような体制で、より良い社会づくりに人々が力を発揮しあう重要な場・メカニズムとしての、ボード&ガバナンス事業に力を入れていく所存です。

多様な人々がその視点やリソースを、組織の意思決定やミッション実現に活かし、社会的価値の創出に貢献するガバナンス(Governance for Impact)って、どういうふうに実現できるんだろう? という問いをもちながら事業をすすめていきます。

その際に、非営利組織の理事会に関する研修やコンサルティング、情報発信を行うだけではなく、

私たちWIT自身も、Governance for Impact を探求・実践のこころみを続けていきたいと思います! そういった意味で、今日ご紹介した理事や社員の皆さんとの、WITでのとりくみなどについても、今後お伝えしていきたいと思います。

それではまた次回!

未生



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