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スパイスカレー、ルーから作るカレーよりも早く作れる!? 料理研究#4


みなさぁ~ん、いい休日をすごしてますかー!?

スパイスカレーは、市販のルーから作るカレーとさほど変わらない時間で作れます。1時間もかかりません。なれてくると、市販のカレーを作るよりも早い時間で作れます。



!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?


パイスから作るカレーってなんだか別次元で、変態的にカレーが好きな人がつくるもの=何時間もかけて煮込むんでしょ!?的な偏見ってあると思うんです。私もそうでした。

けれど、カレーって、いわば人生のようなものなんです。
人生には死という一つのゴールがありますが、趣味嗜好は千差万別。どう歩むかは人それぞれ。人生に正解なんてないですよね。
カレーもそれと同じなんです。正解はないんです。
何千年も前の古代エジプト時代から存在していたスパイスという名の材料、
玉ねぎ・トマトなどの野菜、にんにく・ショウガなどの薬味をもちいて
自分の好きなおいしい味に、好きな時間だけかけてゴールすれば良いのです。

下準備に時間をかけるがゆえ完成まで時間がかかるレシピもあれば、手軽にできるものもあります。
スピード重視、すなわちあまり時間をかけたくないならば
そういったレシピで作ればいいんです。できます。断言します。
というかスパイスは熱する時間が多いと、いい香りがとんでしまうので
短時間にならざるをえないという側面もあります。

また、スパイスさえそろえてしまえば
あとは、玉ねぎ・トマトなどの野菜、にんにく・ショウガ・ヨーグルトがベースです。
びっくりしません!?主婦の冷蔵庫になら常にあるような、主役級の仲間たちですよね!?
インドカレーはもともと炒め物というカテゴリーらしく、いってしまえば
玉ねぎとトマトをスパイスで食べる料理といわれることもあるみたいです。

あとは、通販サイトでスパイスをポチればあなたもすぐにスパイスカレーの沼へようこそ★です。
ちなみに私は楽天で、大津屋さんの2000円のスパイスセットを購入しました。
ただ、カレースパイスというスパイスの中に、ここのお店の調合でウコンとチリがはいっていましたので
自分の好きな味を研究できるように、追加で単品のウコンとチリペッパーを購入しました。

ちなみに、スパイスセットにはいっていたものは

・カルダモン原型
・クミン原型
・クローブ原型
・コリアンダーパウダー
・シナモン原型
・ガラムマサラ
・オリジナルカレーパウダー(チリペッパーや、ターメリック等のスパイスのオリジナル調合)です。

※原型とは、パウダー状になっていない状態のことです。

こちらに
・ウコン
・チリペッパーを追加で頼みました。
これだけあれば基本的なものならおそらくどんなカレーでもつくれるんではないかと思います。

あともう一つ驚くことに
上のスパイスの中のシナモン・カルダモン・クローブと茶葉があれば、チャイがつくれます。

お家でフルコースです。まるでインド・・・夢が膨らみます・・・・・やばぁい

実は私は大のインドカレー好きで、東京のインドともいわれる葛西・西葛西で通算30回ほどは自腹をはたいてカレーを食べてます。おすすめのお店もありますが、これはまた別の機会にNOTEに投稿しようと思います。


スパイスセットはだいたい2000円くらいで購入できるということは・・・・
だいたいディナーで行くと一人1500円前後。
ランチだと安くて700円くらいじゃないですか!?
3回くらいカレーを食べにいけば、ほぼ回収できます。そう考えるとわくわくしません!?
たった2000円ほどでスパイスカレーという素晴らしき世界へのチケットを手にできるのですから・・・


ちょっと今からする話は、わかってくださる方と!?となる方がいると思うんですがあえてさせてください。
インドカレーには大きく2種類あると思っていて、ディナー時にカレー単体で1000円前後する
すこし油多めのよそいきの顔をしたカレーと、土日によく開催されるカレーバイキングのみに
顔をだすレアキャラ、いわば家庭の味のカレーがあります。こちらは、油が少なく、素材の味が生きていて
くどくないので、本当に何杯もカレーだけで食べられてしまいます。毎日でもいけます。

今回ご紹介するカレーレシピは、この多分インドのおかんの味的なやさしいカレーです。一口たべると、玉ねぎの甘味がふわ~っとした後に、鶏肉のコク、そしてスパイスの強さがあとからぶわぁ~っと
追いかけてきます。あぁ・・生きててよかったといわんばかりの味です。

もしかしたら、バターチキンカレーや油もしくはバターたっぷりのその他のいわばよそ行きのカレーをメインに食べていた方々は少々物足りなく感じてしまうかもしてませんね。

すみません・・・・今日は熱くなってしまったばかりに前置きが長くなってしました。
さ、レシピの紹介です。そしてカレーを作っていてびっくりしたことは
少量の塩で、カレーの味が90度変わります。まとまりがなく、ほわっとしていたカレーが塩をいれることで、しっかりとまとまります。初めてスパイスカレーをつくってこちらが一番驚きました。

私の知る塩は、しょっぱさだけ追加するという機械的なイメージでしたが
あらゆるスパイスをまとめて整列させる進行役!?そんなイメージに変化しました。学級委員長みたいな感じですかね!?

さ、材料です。


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・玉ねぎ 150g
・にんにく 1片
・しょうが 1片
・ホールトマト 150g
・ヨーグルト 70g
・鶏肉300g
・水 500g
・油 大さじ2


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・クミンシード 小さじ1
・シナモンホール 1g
・カルダモンホール5粒
・クローブホール 5粒

・大津屋さんのオリジナルカレーパウダー大さじ1.5
・コリアンダーパウダー 大さじ1

・ガラムマサラ ひとつまみ


▼①スパイスの香りを油へ

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鍋に油を入れ、シナモン・カルダモン・クミン・クローブを入れ、弱火でじっくり香りを油にうつす。
徐々にスパイスから泡がでてきて、スパイスの香りがただよってきたら、中火で玉ねぎをきつね色になるまで炒める。

▼②薬味、トマトをいれる

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しょうが、にんにくをいれ、香りがたったらホールトマトを投入、なじませる

▼③スパイスと、ヨーグルト投入

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カレーパウダー・コリアンダーパウダーを加え、なじんだらヨーグルトを加え、中火のまま
水分が飛ぶまで、かき混ぜ続ける。ペースト状になるまで続ける

~カレーペースト完成~

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▼④鶏肉投入
ペーストにからませながら、チキンの表面が白くなるまで炒める

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▼⑤水投入
水を入れやや強火で15分煮込む。

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▼⑥ガラムマサラ、塩で調整
お好みで、ガラムマサラ、塩を入れる。


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はぁ~、画面越しから香りが・・・・


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~~~~~~~~~~~~~~食レポ~~~~~~~~~~~


~調味料の変化~
塩を入れない状態だと、鳥~、野菜~、辛みィ~と時差攻撃でそれぞれやってくる。
ガラムマサラを入れると、玉ねぎのうまさが消える。私たちがしっているカレーっぽくなる。→すこしちらばっているが前より集合した。
(※ガラムマサラはミックスあらゆるスパイスがミックスされています。)
そして塩をいれると、時差が一切なくなり、味に高級感がでた。


~全体としてのイメージ~
おそらくインドの家庭でたべられているであろう
やさしいカレーという感じ。

~一晩寝かせると~
鳥のコクがよりでて、スパイスの角が取れた感じ。
きっと辛いの苦手な人はこっちの方が好きだと思う。


★POINT★
・①でスパイスの香りを油に移す際、焦げてしまうと苦みが移ってしまいます。じっくり弱火でじわじわやりましょう

~~~~~~~~~~~今後の改善点~~~~~~~~~~~~

・このレシピでは水を入れ、コンソメなどいれていませんが、
本当のレシピではコンソメ小さじ2入れています。

今回のカレーはやはり、若干の水っぽさがあります。
こちらは、コンソメや鶏がらスープをいれる。
もしくは、骨付きの鶏肉を移用することで
改善できるのでは!?と感じました。

※インドの家庭でカレーを作るときは
だしがでるということで、基本骨付きを使うみたいです。


みなさんもぜひつくってみてください!自分の世界が広がります!


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