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月めくり #シロクマ文芸部【詩のようなもの】【今日の短歌】


月めくり一桁の月過ぎていき来月からは二桁の月


月めくり
一桁の月
過ぎていき
来月からは
二桁の月

今月は
どんな絵柄か
めくるのが
いつも楽しみ
朔日の朝

予想では
来月の絵は
オレンジの
笑うかぼちゃが
こっちを見てる

早過ぎる
あっという間に
百日を
切ってしまった
今年の残り

振り返る
自分は今年
なにしてた?
ただ時だけが
過ぎた気がする

もう少し
大事に時を
過ごさねば
残りわずかの
月めくり



こんにちは。羽根宮です。
小牧幸助さんの「シロクマ文芸部」に参加しました。
お題は「月めくり」こら始まる小説・詩歌・エッセイです。

会社でのお仕事を辞めてから、カレンダーというものに縁が無くなりました。
手帳は使っていますが、自室にカレンダーはありません。
会社勤めの時は事務所に壁掛けのカレンダーと、机には卓上カレンダーがあって、色々書き込みしていました。
実家に住んでいるので、リビングには親がかけたカレンダーがありますが、自分ではカレンダーを使うことがなくなってしまいました。
あ、でも月めくりカレンダーの絵を見るのは好きです。

そんな羽根宮ですが、幼稚園に入るよりも前の幼い頃、日めくりが大好きな子どもでした。
子どもだったら、ぬいぐるみとかおもちゃとかに興味を示しそうなものなのに、いつも日めくりカレンダーを手に持って、よちよち歩いていたそうです。
当時は母の実家に住んでいて、母の実家は商売をしていたので日めくりカレンダーは事務所にも居間にもあったのです。

日めくりカレンダーを手に持って歩く1~2歳児。
時には日めくりカレンダーと一緒に寝たがる孫のことを、祖母は面白がっていたみたいです。
「糸夜ちゃんは小さいとき、日めくりが大好きでねぇ」と大人になるまで言われ続けました。
いや、大人になっても言われ続けました。

でも日めくりのおかげか、数字と十二支を覚えるのはとっても早かったらしいです。

そんなに日めくりが大好きだった羽根宮が、カレンダーを使わなくなるとは、祖母も伯父も思わなかったことでしょう。人間、変わるものです。
あ、でも手帳は好きでほぼ日手帳を長年使っています。

今年も残り100日を切りました。
羽根宮はたまに体調を崩したり、まったくやる気が起きなかったりするので、このくらいの時期にいつも、今年も何もしてないのではという漠然とした不安と後悔モードに陥ります。
でもまあ、まったく何もしなかったということは無いんですよね。
自分に期待しすぎず、楽しく日々を過ごしたいと思います。


今までにシロクマ文芸部に参加したものはこちら


読んで下さってありがとうございます。
羽根宮でした。

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