スナイパーの意外な使い方【毎週ショートショートnote】
この国で毎年開かれる芸術の祭典。
様々なアーティストが、自身の作品を展示、披露するために一堂に会する。
祭りは1週間続き、王族や貴族たちの目に留まった者は、強力なパトロンを得られることになる。
そこに、一見場違いに思えるグループがいた。
2つ置かれた巨大なカンバス。そこから数メートルの所に張られる立ち入り禁止のロープ。
ロープの外にいるのは男女のペアが2組。
カンバスの前に立ち、全員がライフルや拳銃を手にしている。
「じゃあ、始めるよ!」
「勝負!」
パンッ!パパパンッ!
かけ声と共に全員が銃を構え発砲した。
弾は次々と着弾し、真っ白だったカンバスに色をつける。
彼らが撃っているのはペイント弾。
当たると絵の具が飛び出す。殺傷能力は無い。
次々と弾を込め、カンバスを彩っていく4人。
ロープの外には熱狂する見物人たち。
彼らは派手なパフォーマンスと完成度の高さで大人気の狙撃手画家。
毎年どちらの作品が上か競い合い、見物人たちはそれを賭けている。
(410文字)
こんにちは。羽根宮です。
たらはかにさんの【毎週ショートショートnote】に参加しました。
お題は「スナイパーの意外な使い方」です。
スナイパーにライブペイントしてもらいました。
ド派手なパフォーマンスで、すごく緻密な絵を描いてもらいたいなあ。
狙撃手ってなんか好きです。
遠くから狙い撃ちにするジョブ、好き。
銃よりかは弓の方が個人的には好きですが。
皆さんがスナイパーと聞いて思いつくのは誰でしょう?
色々なキャラクターが出てきそうですね。
羽根宮が思いついたのは、冴羽さんとか、シノンさんとか、刃霧さんとかですかねえ。
赤井さんは未履修です。
あ、あとスナイパーと言えば、この本ですよね。
【毎週ショートショートnote】に参加したものは、こちらにまとめてあります。
よろしければご覧下さいませ。
読んで下さってありがとうございました。
近距離戦よりも後衛の方が好みの羽根宮でした。